ジーエルエム・インスティチュートの井村です。

 

前回連絡させて戴きました通り、当初予定から2か月程度遅れてしまったのですが、今月中旬からオルビリ小学校の子ども達が寮の利用を開始致しました。今回はプロジェクトの完了報告として、搬入の様子から稼働後の様子、関係者のコメントを報告させて戴きます。

 

輸送~搬入の様子

1枚目右側に見えるのが寝具一式を購入したお店です。運送についてはこのサイズのトラック2台で行いました。こうやってトラックやバスに高く積み上げて運ぶのはケニアではよく見る光景です。

 

タウンから小学校までは殆どオフロードを走らなければなりません。四駆でも1時間半程かかる道のりですが、今回はトラックであることに加え、多くの荷物を積んでいた為、2時間半ほどかかりましたが、無事小学校に搬入することが出来ました。

 

 

ベッドの組み立ては職員総出、搬入は子ども達も参加しまして、漸くベッドと寝具一式の設置が完了しました。

 

寮の外観

 

内観(ベッド設置前)

 

ベッド設置後

 

セレンギア校長と井村

 

左からラバン、セレンギア、先生たち

 

全ての作業が終わったのは夜でしたが、搬送作業は何とか1日で終わりました。こうして子ども達が入寮出来る状況が2月後半には整ったのですが、干ばつの影響で予定していたフードプログラムが中々開始されず、寮をオープンするのに更に2週間程度要してしまいました。

 

この間もセレンギアは一刻も早く寮の利用を開始させるべく、地方政府に何度もフードプログラムの早期開始を打診、地方政府も状況をよく理解しており、前向きな回答はくれるものの、中々自体は進展せず、学校関係者一同どう事態を打開すべきか頭を悩ませていたのですが、最終的には親たちが立ち上がってくれました。

 

親たちも十分な食糧がある訳ではないのですが、子ども達の将来のために、ボランティアで何と3食/日を給仕してくれることになったのです。

 

食事メニュー

 

こうして漸く寮の稼働にたどり着きました。問題を1つクリアすれば、また次の問題が起こる状況の中で色々苦労がありましたが、関係者皆で協力し合った結果が今回の成果だと思います。また、僕自身も途上国の現場が抱える問題に取り組む事の意味や困難さを改めて学ばされました。

 

少し長くなってしまったので、肝心の子ども達の様子については次の投稿で報告させて戴きます。

 

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