プロジェクト終了しました!様々ご報告。
ご無沙汰しております。高橋明美です。
先日、アメリカでの2つのエニアグラムプログラムの受講を終え、無事に帰国いたしました!
おかげさまで、とても充実した2週間の渡航となりました。
ご支援いただいた皆様には心より御礼申し上げます。
まことにありがとうございました。
【活動報告】
現地では、「Inner Critic Workshop」「Part Ⅱ Training」という二つのプログラムを受講しました。
「Inner Critic Workshop」では、各タイプごとの精神構造について学びました。特に、超自我(エニアグラムではしばしば「内なる批判者=Inner Critic」などと呼びます)の自我に及ぼす働きや、「自我の境界(Self Boundary)」という概念についての講義が中心でした。
各タイプごとに「自我の境界」(自分と自分以外とを隔てる境界線)の引き方が異なるという話は興味深かったです。境界の引き方は大きく分けて次の3種類があるようです。
・きっちり引くタイプ(自己主張型=タイプ8,3,7)
・あいまいに引くタイプ(遊離型=タイプ9,4,5)
・場合に応じて変動するタイプ(追従型=タイプ1,2,6)
私は遊離型のタイプ4なのですが、自分と他人との境界があいまいなため周囲の状況に圧倒されやすい、などの話にはかなり思い当たる節がありました。
「Part Ⅱ Training」はさらに興味深く、「Inner Critic」が座学中心だったのに対し、こちらは身体を使った体験的なワークが盛りだくさんでした。「ホロトロピック・ブレスワーク」と呼ばれる「呼吸」を用いたボディワークや、「Ennea Motion」という音楽を使ったワークなどを体験することができました。
私が特に感銘を受けたのは「Ennea Motion」で、これは各タイプに合わせた音楽を聞きながら、目をつぶって自由に身体を動かすというものでした。歩いたり踊ったり叫んだり寝てみたり。きわめて単純であり、はたから見ると怪しいワークなのですが(笑)、うまいことノってくると本当にそのタイプの精神状態を体感できるのでとても不思議です(実際には一人の人間の中にすべてのタイプの性質があると考えられているので、自分の中の「そのタイプ」が現れてくるだけなのですが…)。そして最終的に、そのタイプの「良い(健全な)状態」として自分が感じた感覚を短いセンテンスと簡単な動作で記録しておき、いつでも思い出せるようにする、というところまでが一連の流れです。
ともあれ、アメリカでは思った以上に深く人間の精神構造についての研究が進んでおり、様々な体験的なワークも実践されているということを知り、本当に目から鱗でした。「Ennea Motion」などは既に25年も前に開発されており、一般市民を対象に実践され続けているということでした。
参加者の皆さんも講師の皆さんもとても温かく、外国人の娘をフレンドリーに迎え入れてくださり、ありがたかったです。男女比としては男性1:女性2ぐらいで、20代から60代?ぐらいまで幅広い年齢層の方が参加していました。職業も、コーチやヨガインストラクターから税理士事務所勤務まで様々。(参加者の内訳をよく聞かれるので、書いておきました笑)
そんなこんなで、多くの学びがあるとともに、とても自らの自信となった2週間の挑戦でした。日本にいて独学で学べることは大抵学びつくしてしまった感があり、少々傲慢になってもいたのですが(笑)、最先端の研究と実践、また講師の方々の温かな人格に触れ、目指す頂きはまだまだ高いなあと思いました。
【収支報告】
皆様からご支援いただいた資金は、以下の用途で使用させていただきました。
・航空券代(海外旅行保険料を含む):92,590円
・「Inner Critic Workshop」受講費:84,964円(=795ドル)
・「Part Ⅱ Training」受講費の一部:4,504円
・手数料、消費税:40,942円
計 223,000円
【リターン発送状況】
全てのリターンの発送時期について2016年10月と記載しておりましたが、10月24日現在まだ発送準備ができておりません。お待たせしてしまい、申し訳ございません。
「お礼のメール」の発送は予定通り10月中に、「活動報告書」「缶バッジ」「お手紙」「書籍」の発送は11月中を予定しております。
「お礼のメール」と「活動報告書」はメールにて、その他のリターンの品は郵送にてお送りいたします。
【今後について】
今後の詳しい認定プログラム受講予定などは、まだ決まっておりません。(そもそもまだ来年の開講予定が一部しか発表されていない状況です…)
ただ今回のチャレンジを経て、「自分の可能性と豊かさを引き出しながら生き生きと暮らす人を増やしたい」という元々の目標は、さらに強固で確かな感触のものとなりました。
また様々鑑みつつ、目標達成のためベストなプランを練っていきたいと思います。
この度はご支援くださり、本当にありがとうございました!!
皆様もそれぞれの場所で大いに人生を愉しみ、たくさんの「幸せ」を掴んでいかれますことを心より願っております。