えのすいスタッフからのご挨拶　#7

＃7　R・T（展示飼育部 展示飼育チーム）

はじめに、みなさまのご支援に心より感謝しております。ありがとうございます。

約3カ月間続いた休館中、私たちトリーターは、感染を防ぐため最少人数で出勤し、生き物たちと過ごしました。この間、ショーのスケジュールに縛られないからこそできたトレーニングがありました。無観客のイルカショースタジアムをアシカたちと散歩することもできました。4月21日には万全の体制でバンドウイルカ「ミライ」の誕生を迎えることもできました。
でも目の前にお客さまはいませんでした。

私たちトリーターにはいろいろな役目があります。なにより生き物たちの魅力を最大限引き出し、見に来ていただいたお客さまに伝えていくこと。このことはまた、“えのすい”でくらしている生き物たちへの恩返しだと思っています。

「アクリル越しにお客さまの顔を見ること」これはある先輩トリーターに言われた言葉です。
水槽の中だけなく、それを見ているお客さまのことも見なさい、という意味です。
今回の取り組みを通して、改めてお客さまとのつながりの大切さを認識させられました。
お客さまとのつながりを大切にし、今まで以上に生き物の魅力をお伝えできるように頑張ります。