子どもたちにエンターテインメントを届けたい！

今回、《エンタメ・ギフト》のクラウドファンディングは不成立でした。

そこで、Shibahamaは、支援者と自己資本で、東京都内の児童福祉施設や母子支援施設に「東京善意銀行」様を通じて、『アレグリア』、『ピーター・パン』、『カラフル』の３演目の「招待寄付」をおこないました。子どもたちからのお手紙もいただき、励みになっています。

『ピーター・パン』については、演目の内容がセンシティブに感じることもあり、心配もありますが、きっとピーター・パンのメッセージを受けてくれると思います。アレグリアは海外のダイバーシティを体現しているショーです。『カラフル』には、１０代の子どもたちをご招待しました。

エンターテイメントを見る機会は、『招待寄付』というシステムで、彼らにもあるのですが、もっといろいろな演目から選べるようにできればと思います。

　エンターテイメントはお金持ちだけのものですか？

　そうやっているから、天災にあったときにまっさきに止められるのです。医者もスーパーも止まりません。まっさきに営業されるものです。勿論、大手のアーティストはまっさきに再開して、役割を果たします。

　スーパースター以外はエンターテイメントには関われないのですか？

　野球なら、大谷選手にならなくては、野球は楽しめないのですか？　たくさんの人が野球を楽しんでいます。エンターテイメントもたくさんの人が楽しんでいいのです。これだけ能力が開発されている世界、全員が大谷翔平にならなくても、楽しめる世界はたくさんあります。

　トップ選手が寄付する意味と私たちが寄付する意味

　羽生結弦さんは仙台のリンクに8000万以上寄付しています。私は60万円と少し。桁が違います。

　このことは、比べるものではないし、それぞれに気持ちが伝わることで、新しい世界が開かれていくと思います。コロナ禍で、エンターテイメントがまっさきに止められたことが悔しかったのです。そして、その中でも、やり続けたみなさんがいて、そして、今、エンタメ業界は元に戻りつつあります。喉元すぎても熱さを忘れずに、大切なことを大切にしていきたい、と私は思います。

　２０施設８９名のみなさま　これからもよろしくお願いします。

　今回、繋がれたみなさまには感謝です。子どもたちはこれから大人になっていくし、今回の体験が人生の記憶に残ってくれたら、エンターテイメントが必要とされる世界を創っていけます。