去年の今頃、プロボクシング協会の闘い

袴田巖さんは、ビートルズが初来日した1966年に逮捕されて、P・マッカートニーが70歳を超えて武道館に戻ってくる2014年まで、若者がベテラン・ミュージシャンになるまでの時間と同じ年月を独房で過ごしました。47年7ヶ月の時間の長さを考えると、もう気が狂いそうになります。袴田巖さんは現在82歳、そんな彼を検察は「袴田を死刑台に戻す」などと恐ろしいことを平然と言い放っています。

昨年の1/22（月）の大雪の日、東京高裁前にボクシング関係者が大集結し、「The最終ラウンド」と題する、袴田事件の再審を求めるアピールが行われました。そして同日、夕方には裁判所内の記者クラブで記者会見が行われました。写真は記者会見の席で「袴田さんはやってねえんだよ！」と訴える元世界チャンピオン、輪島功一さん。番組では記者会見で語った輪島さんの鬼気迫る言葉を聴いていただきます。そして「The最終ラウンド」準備段階の新田渉世さん（日本プロボクシング協会事務局長/元東洋太平洋バンタム級チャンピオン）にもお話を伺っています。大先輩である袴田巖さんを救おうというボクサーの心意気が伝わってきます。

番組後半は（冤罪事件を明るく楽しく語れるのはの日本中探しても彼ひとり？という）布川事件の冤罪被害者、桜井昌司さんの冤罪撲滅にかける熱い想い。2018/1/29（月）放送の『塀の中の白い花～ほんとに何もやってません』の音源です。是非、お聴きください。
http://enzaibusters.seesaa.net/article/456540638.html

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