猫伝染性腹膜炎/FIPから猫の命を救う為に今私たちにできること

猫伝染性腹膜炎/FIPから猫の命を救う為に今私たちにできること

支援総額

780,500

目標金額 750,000円

支援者
204人
募集終了日
2021年9月30日

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プロジェクト本文

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「生後半年で、難病FIP(猫伝染性腹膜炎)を発病したエシレの命を助けたい!!」

 

 

▼自己紹介

 

初めまして。エシレの家族 加藤藍と申します。

この度は数あるプロジェクトの中から、

当プロジェクトをご覧頂きまして誠にありがとうございます。

 

生後半年で、難病FIP(猫伝染性腹膜炎)を発病したエシレの命を助けたい一心で、

誠心誠意プロジェクト活動を行って参ります。どうぞ最後までお読みいただければと思います。

 

 ~ エシレの紹介 ~

 


 

名前:エシレ

猫種:サイベリアン

性別:男の子

誕生日:2020年12月18日

年齢:0歳7か月(7/25現在)

毛色:クリームタビー&ホワイト

性格:おっとり、甘えん坊

お気に入りの場所:テレビの裏、窓とカーテンの間

 

ちょっと高い所で遊んでいるとずっこけたり、

ハンモックに上手く乗れず落ちたりのドジっ子くん。マイペースで甘えん坊です。

朝は「おはよう」と声をかけると「にゃーん」と必ず挨拶を返してくれます。

 

 

 

出会いのきっかけは、娘でした。

兄妹のいない娘に、家族として猫を迎えてあげたいと思い、お店へ出向きました。

娘は、いつも欲しいものを聞くと「うーん、やっぱりいらないかなぁ。」と、

あまり欲がなく、「どうしても欲しい!」と言うことがありません。

そんな娘が、当時ペットショップに居た一匹の子猫を見て、

「ママ!この子可愛い…!絶対この子にする…!」と決めていました。

 

 

ですが、1匹の命の責任をちゃんと考えさせるため、

「一度お家に帰って、お世話できるかちゃんと考えてからお迎えをしよう。」

と伝えこの日は帰りました。

その後の娘と私の決心により、エシレをお迎えすることを決めました。

 

 

お迎えした際には、

「ママ!エシレを飼ってくれて本当にありがとう!!」

という娘が喜ぶ姿を見て、この子にして良かったなと心から思いました。

 

 

2021年4月2日、エシレは私たちの大事な家族となりました。この時エシレは生後3ヶ月でした。

 

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

我が家に来てから、割と便が緩いことが多かったのですが、

5月末ころからだんだんと下痢がひどくなり、食欲も減っていきました。

運動もせず、寝ている時間が増えていきました。 

 

 

2021年6月12日

かかりつけの病院で、血液検査の結果、 FIPの可能性が高いとの診断を受けました。 

 

FIPの治療方法はなく、「早いと1週間持たない。」そう告げられ、

何か嫌な予感はしていたものの、頭が真っ白になりました。

事実を受け入れられず、どうにか助ける方法がないか、何かできないかと考えていた私を見て、

先生が、国内未承認薬のお話をしてくださいました。

 

まずは投薬が間に合うような状態なのか、一刻も早く国内未承認薬の取り扱いがある病院を探し、診てもらわないと…という思いのまま必死に探しました。 

幸い、自宅から車で約40分(高速利用)の場所にある病院で国内未承認薬を取り扱っていたため、

そのまますぐに病院へ向かいました。 

検査の結果、やはりFIP(ドライタイプ)早期の可能性が高いとのこと。

エシレの状態を見ると、「投薬自体はまだ間に合う。早い方がいい。」先生のその言葉を聞いて、一筋の光が見えました。この日から、国内未承認薬の投薬を開始することを決めました。 

 

2021年6月19日

精密検査の結果、FIP猫伝染性腹膜炎 陽性 と診断される。 

 

 

大きくなるサイベリアン。投薬開始直後の体重は、わずか 2.2kg 。お迎えした時と同じ体重です。毛が長くて分かりにくいですが、撫でると背骨出ており平均体重から大幅に痩せています。

 

<エシレが侵されているFIP(猫伝染性腹膜炎)とは>

現在日本では、FIP(猫伝染性腹膜炎)は完治が難しいとされ、根本的には治療法はありません。

症状を和らげ延命治療となる対症療法が主であり、

多くの猫が命を落としている大変恐ろしい病気です。

 

体内の猫コロナウイルス(現在流行している新型コロナウイルスとは別物です)から突然変異で

強毒化したFIPウィルスが原因によっておこる感染症です。 

 

FIPは、大きく分けて3つのタイプがあります。

 1:腹膜炎、胸膜炎などを起こし、腹水や胸水の貯留する滲出型(ウェットタイプ)

 2:臓に肉芽腫を作ったり糸球体腎炎を起こしたりすることで、

  腎機能の低下や腎腫大を引き起こす非滲出型(ドライタイプ)

 3:①と②のタイプを両方持つ(混合タイプ) 

 

症状としては、初期では食欲や元気がなくなり

体重減少、発熱、胸水や腹水の貯留貧血、黄疸、などが見られます。

 

エシレは ②ドライタイプ(早期) と診断されました。

いろいろな臓器に肉芽腫を作るのが特徴で、エシレもエコーで肉芽腫がいくつか発見されています。

そして今でも残っています。

 

また、今後②から③の混合タイプに変わる可能性もあります。

 

お薬はとても高額で、84日間の投薬を続けてあげられるかどうか不安もありました。

ですが、「1%でもエシレの命が助かる可能性があるなら…絶対に助けてあげたい。」

そのような思いから、唯一の望みであるその治療を始めることに決めました。

 

 

▼これまでの経過と治療

 

<2021年4月17日>

便が緩いことが多かったため、かかりつけの病院で健診。微熱あり。整腸剤を処方。 

 

<2021年5月16日>

2回目の3種混合ワクチン接種。

 

<2021年6月6日>

食欲が減り、下痢が続いていたのでかかりつけの病院で、糞便検査。整腸剤を処方。

→その日のうちに担当の先生から電話があり、次回血液検査をしましょう。とのことでした。

 嫌な予感がしました。 

 

<2021年6月12日>

かかりつけの病院で、血液検査の結果、 FIPの可能性が高いとの診断を受けました。

数値的にほぼ確定。

 

 

「ショックを受けている場合ではない。助けないと。」という思いから、

上記診断を受けてからすぐに国内未承認薬の取り扱いのある病院を探し、すぐに向かいました。

こちらの病院で再度検査を行い、結果、やはりFIPであろうという診断を受けました。

エシレの体重は、お迎えした時の体重に戻ってしまっていました。

血液を取り、外部で血液検査をすることに。次の来院時までに結果が出るとのこと。

 

 

その日から、国内未承認薬の投薬を開始。

 

 

<2021年6月19日>

外部での血液検査の結果が出ました。

やはり、全ての数値が基準値を大幅に上回っていました。

 

 

病院でも検査を受けました。

体重は0.2kg増えていて、全体的に数値も改善しています!

 

 

今回も血液を取り、次回までに外部検査に出し、結果をいただけるとのこと。

FIPと断定して間違いないでしょうとのことで引き続き投薬することに。

体重が増えたので投薬量も増えました。

 

 

<2021年7月3日>

外部での血液検査の結果が出ました。

なんと!下記検査項目はクリアしていました!!

 

 

病院でも検査して頂きました。

体重は0.4kgも増えました!数値も安定しています。

 

 

体重が増えたので、投薬量も増えました。

 

 

<2021年7月18日>

エシレは本日とてもご機嫌。

貧血の数値も安定してきました。

体重も0.4kg増え、3.2kgに。

発病時と比べ、ちょうど1kg増えました。

 

 

体重が増えたので、投薬量も増えました。

 

 

<2021年8月9日>

この日、検査を予定していましたが、

獣医師の先生が体調不良でしばらくお休みされるとのことで延期になりました。

ですが、薬が足りなくなってしまうため、自宅へ送付していただきました。

※この時点でのエシレの体重は3.5kg

 

 

延期後の検査日は現在8月29日を予定しています。

その際にお支払いが発生し、明細書が発行されますので

後日記載させていただきます。

 

<2021年8月29日>

本日、久しぶりの通院。

投薬終了前の最後の検査です。

間が空いてしまったので少々不安でしたが、エシレの数値は順調でした!

 

 

前回の検査と比べると、平均してほとんどの数値が良くなっていました。

嬉しい!!!体重も3.7kgに。

 

 

9月3日で無事投薬終了いたしました!!!

見守ってくださっている皆様、本当にありがとうございます。

9月4日より経過観察期間に入りました。

 

 

▼プロジェクトの目的・ビジョン

 

エシレの命を助けるため、FIP(猫伝染性腹膜炎)の治療となる84日間の投薬を継続させ、観察期間を乗り越え、寛解を目指します。

 

①2021年6月12日  投薬開始

②2021年6月19日  1週間検査

③2021年7月3日  3週間検査

④2021年7月18日  5週間検査

⑤2021年8月7日  8週間検査

⑥2021年9月3日   投薬終了

           観察期間開始

■2021年9月20日 プロジェクト終了

⑦2021年12月3日 観察期間終了予定

⑧2021年12月31日 リターン品発送完了予定

 

※今後の日程に変更がありましたら随時更新させて頂きます。

※もしも、リターン品作成が遅れる場合やコロナウイルスや災害等により発送に遅延が生じた場合、

こちらからご連絡を差し上げますと共に、遅延した場合もお品物はお届け致します。発注先のトラブル等で中止になった場合は代替品を提案させていただく予定でございます。

※目標金額未達成の場合は援助金は返金となります。そのため、リターン品についてもなくなりますので何卒ご理解賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

 

 

▼ご支援金の使い道

84日間の投薬期間が終了しましたので、正確な投薬費が出ましたのでご報告申し上げます。

 

★投薬費

<06月12日〜06月18日> 1日=11,138円(訂正9,900円)=89,100円     ( 300mg )

 ↓投与量変更

<06月19日〜07月02日> 1日=11,540円(訂正11,550円)=184,800円   ( 350mg )

 ↓投与量変更

<07月03日〜07月17日> 1日=13,200円=198,000円    ( 400mg )

 ↓投与量変更

<07月18日〜08月07日> 1日=14,850円=297,000円    ( 450mg )

 ↓投与量変更

<08月11日〜09月03日> 1日=16,500円=396,000円  (500mg)

 

84日間の投薬費合計 計1,164,900円

 

1,164,900円(投薬費合計) - 500,000円(自己資金) = 664,900円(最低必要資金)

750,000(目標金額) - 99,000円(手数料12%+税) = 651,000円(目標達成により支払われる資金)

 

プロジェクトの実施に必要な金額はこれまでの治療費とこれからかかる薬代に使用致します。

↑【8/27訂正】投薬代のみを上記で計算しているため、投薬代に使用させていただくとお伝えするのが正しいので訂正致します。誠に申し訳ございません。

 

※目標金額より多くご支援いただいた場合や、万が一、途中で治療をやむ終えない理由で終了した場合、今まで掛かった治療の費用(投薬費、治療費、交通費等)に充てさせて頂きます。何卒ご理解賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

 

 

▼現在のエシレの様子

投薬開始翌日

投薬まで鳴きもしなかったエシレ。

久しぶりにわざわざ足元まで来て、「にゃ〜ん」と言ってくれました。

感動で胸がキュンとなりました。

 

 

その後も投薬を続け、日に日に体力もついて元気な様子を見せてくれています。

 

 

2021/9/6現在の様子

無事84日間の投薬を終え、今のところ問題なく元気に過ごせています。

 

 

▼最後に

 

長年、効果的な治療法はなく、死の宣告と言われてきた猫の病気とエシレは日々闘っています。

エシレが生まれて数ヶ月。軟便が続き、食欲もなく、遊ぶこともほとんどできなかった。

ごはんをお腹いっぱい食べて、健康な体でたくさん走り回って遊んでほしい。

そして愛情いっぱいに触れ合い、もっともっと家族の愛情を感じてほしい。

このまま見ているだけなんて出来ない。なんとか助けたいという気持ちでいっぱいでした。 

 

 

そして、エシレを死から救うたった1つの方法である、日本未承認のお薬を84日間投薬することを決めました。 しかし、この薬は海外製の日本未承認薬であり、とても高額なお薬です。

 

なお、本プロジェクトはAll or Nothing方式で、支援総額が目標金額に1円でも満たなかった場合は、全額、支援者様に返金されますため、

支援者様のお気持ちに報いるためにも皆様のご支援ご協力が必要不可欠です。

 

このようなご時世の中、皆様にご支援をお願いすることとなり恐縮ではございますが、

我が子同然のエシレの命をどうしても助けたいです。

誠に勝手なお願いではございますが、ご支援の程、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

 

また、本プロジェクトを通して

FIPについてもっと世の中の人たちに知ってもらい、

FIPで苦しむ猫ちゃんとそのご家族の希望に少しでもなれたらと考えております。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

※エシレが投薬しておりますお薬は、国内未承認薬のため、自己責任にて投薬しております。

このお薬をお勧めする目的や、必ずしもFIPに有効だという内容ではございません。

※クラウドファンディングとは別で支援募集を行っておりますが、資金使途が異なるためクラウドファンディングの支援としての追加は致しません。

 

【プロジェクト終了要項】

●治療・手術対象    エシレ(猫、サイベリアン、オス、0歳)

●治療・手術内容    猫伝染性腹膜炎(FIP)のため投薬治療が必要

●治療・手術完了予定日    2021年12月3日 

 

 

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プロフィール

サイベリアンのエシレの飼い主のai.kです。 エシレのFIP寛解を目指すと共に、この活動を通してFIPについてもっと世の中の人たちに知ってもらい、FIPで苦しむ猫ちゃんとそのご家族の希望に少しでもなれたらと思い、今回クラウドファンディングに挑戦しています。

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リターン

500


ECHIRE応援するにゃコース1

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■感謝の気持ちをメールにて送らせて頂きます。

※発送はプロジェクト終了後となります。

申込数
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在庫数
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発送完了予定月
2022年12月

1,000


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2021年12月
1 ~ 1/ 13

プロフィール

サイベリアンのエシレの飼い主のai.kです。 エシレのFIP寛解を目指すと共に、この活動を通してFIPについてもっと世の中の人たちに知ってもらい、FIPで苦しむ猫ちゃんとそのご家族の希望に少しでもなれたらと思い、今回クラウドファンディングに挑戦しています。

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