松橋事件の冤罪被害者、宮田浩喜さん（85）に再審無罪！

松橋事件に再審無罪の判決！　宮田浩喜さん（85）はやっと無罪になった。だけど（恐らく日本中の支援者、冤罪に怒りを覚えている人たちが）素直に喜べないのは時間がかかりすぎているという点でしょう。1985年に宮田さんの将棋仲間が何者かに殺害され、宮田さんは無実を叫びながら13年間服役。しかし既に宮田さんは寝たきりの状態で認知症を患っている。無罪判決をどこまで理解しているのか不明だ。再審を共に闘った長男は既に病死。「父を殺人犯にした警察官や検察官には同じ年数刑務所に入ってほしい」と語っていたという。

宮田さん一家の生活を滅茶苦茶にしておいて、検察は責任も取らず「裁判の結果を真摯に受け止め、今後の操作に活かしていきたい」とコメントを発表したのみ。謝罪もなし。
無実の人を犯人にしてしまったら、警察も検察も責任を取る仕組みにしなくては冤罪はなくならない。一刻も早い再審法の改正が必要だ。本当に悲しくなる。残念ながら、日本は人権後進国だ。