防災ガイドブックを発行しました!ご支援ありがとうございました
4月から6月に行いました、当団体の「多様な性を生きる人のための防災・災害支援に取り組みたい!」では多くの方から温かいご支援をいただき、ありがとうございました。
おかげさまで、無事に10月7日に「多様な性を生きる人のための防災ガイドブック」の発行と記念のシンポジウムを開催することができました。
ここまで頑張ることができましたのも、皆さまからのご支援とメッセージが背中をおしてくださったからこそです。
以下に、プロジェクトのご報告をさせていただきます。
ご高覧ください。
「多様な性を生きる人のための防災ガイドブック」は1,500部を印刷し、「緊急連絡先カード」と一緒に多様な性を生きていらっしゃる方々や各地の男女共同参画センター、行政などへの配布を開始しました。
防災にお役立ていただくと同時に、広く社会の中で「多様な性と防災」について理解が深まるよう活用していきたいと思っております。
また、発行記念シンポジウムでは、各地での災害経験や支援経験、防災への取り組みなどを行われているパネリストの方をお迎えし、実際の災害と多様な支援について知識を深めながらガイドブックの意義について情報を発信しました。
シンポジウムには41名のご来場をいただき、当事者や行政職員、NPO関係者の参加もあり、多様な立場から考える場となりました。
参加者からは以下の感想をいただきました。
・震災はあの時のこと、ではなく、今のこと。日常の中にあってこそ、次につながる、ということが、しっかり表れていて、とてもよかったです。
・防災と性的マイノリティ、ろうLGBTについて勉強することができた。ありがとうございました。
・改めて、日頃から理解を得ておくことが大切だと思いました。貴重なお話をありがとうございました。
また、皆さまからご支援いただきました791,000円について、下記に収支をご報告をさせていただきます。
・ガイドブック・緊急連絡先カード印刷、梱包費:132,638円
・印刷費:13,221円
・事務用品費:17,443円
・通信費:26,569円
・会場使用・付帯設備費:37,300円
・謝礼:130,000円(30,000×4名、10,000×1名)
・旅費・交通費:180,159円
・情報保障費:88,456円
・雑費:19,971円
・Readyfor手数料:145,227円
・残高:16円
※残高16円につきましては、今後の関連する活動の中で大切に使用させていただきます。
おかげさまで上記の通りプロジェクトを行うことができました。
しかし、今回のガイドブックは発行して終了ではありません。
実際の生活の中での備えとして役立てていただくと同時に、関係機関への発送とアプローチを続けながら、広く理解を深めていただけるよう取り組んでいきたいと思っております。
また、内容をより充実させ、現実に即してより有効に活用していただくことができるよう、読んでいただいた方からのご意見などを基に内容を精査し、第2版はさらに充実したものにしていきたいと思っております。
ぜひ、お手に取っていただいた際にはご意見やご感想などお寄せいただければ幸いです。
今後とも災害時に誰もが安心して生活することができる社会を目指して取り組んでまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。