フィンランドで日本の木のおもちゃの魅力を伝えたい

フィンランドで日本の木のおもちゃの魅力を伝えたい

支援総額

637,000

目標金額 500,000円

支援者
28人
募集終了日
2023年3月31日

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2023年08月27日 07:12

Museo Leikkiで過去最高入館者数となった「エスポーの日」イベントを盛り上げました

みなさんこんにちは!

「小さな子どもたちの朝」イベントに続き、翌日には「エスポーの日」というエスポー地域の文化を盛り上げるイベントの一部にMuseo Leikkiで参加させていただきました。私たちTouch Woodの木のおもちゃイベントの他、フィンランドの樹種(白樺・松・トウヒ)の苗木を配って植樹を推進するキャンペーン、わたあめの販売、おもちゃ交換所、アニメ映画上映、未来の街づくりワークショップなど、普段とは違った楽しみが盛りだくさんなイベントとなっていました。

 

私がMuseo Leikkiに到着した頃、館長さんがテントで木の苗木を配っていました。街に住んでいればなかなか馴染のない植樹の体験を、こうして苗をもらい気軽にやってみる機会があるのはとても素晴らしいと思いました。苗を覗いたらとてもいきいきこれから伸びていこうという若々しいエネルギーが感じられて、見ただけで元気をもらえるような気がしました。

 

さすが入館料が無料の今日は、始めから終わりまで館内はずっと賑わっていました。今日はなんと一日の入館者数が過去最高で1000人を上回った日だそうで、少しでもイベントを盛り上げるのに協力することができて、私たちも嬉しかったです。

 

同じワークショップルームでは、午前中に未来の街づくりワークショップが開催されていたので、使われていた人形や動物のフィギュア、お花、松ぼっくり、布、石、貝殻、木の枝、電車や車のおもちゃなどが想像力豊かに広がっていて、片付けのお手伝いをするところから始めました。私たちは主に木のおもちゃを使ってイベントしていますが、色んな素材を組み合わせる遊びもとても楽しそうだと思いました。トゥルクからもう一つのスーツケースを運んできてくれたTouch Woodのメンバーの佳奈子さんと合流して、木のおもちゃやポスターをスタンバイしていると、5分前から待っていてくださる方々がいらっしゃり、少し早めにイベントをスタートさせました。

 

ワークショップルームはイベント開始の14時からすぐにいっぱいになって、イベントの終わる17時までずっと木のおもちゃたちが大活躍していました。途中で遊ぶのを少し休んだり、授乳したり、館内を見てきたりしながらも、子どもたちがまた遊びに戻ってきてくれたのが嬉しかったです。

 

今日は週末の土曜日だったので、お父さんお母さんに連れられて家族そろって遊びに来てくれた子どもたちが多く、家族間のコミュニケーションで遊びがさらに発展して独自性のあるものになっていくのを見ることができました。

 

ご友人のご家族同士でゆったり過ごす機会にもなったようですし、さらに楽しいと思ってくださった方がすぐにご友人に連絡して一日のうちに人が人を呼ぶ循環ができているのにびっくりしました。

 

今日もじっくりと遊んでいく子どもたちが多く、ほとんどの子が色んなおもちゃを手に取ってくれました。不思議なものに心が開かれている感性で、ぜひ工夫の詰まったおもちゃを何度でも手に取ってほしいと思いました。子どもたちの目が輝いているのを見て、私たちもすごく幸せでした。

 

こちらのお母さんと娘さんは、フィンランドで生活をスタートさせたばかりで、なかなかまだ慣れないところもあったそうなのですが、この遊び場に来たことで遊ぶことを純粋に楽しみ、ほがらかな気分になったことを私たちに伝えてくださいました。おそらく全部の木のおもちゃを試してくれたのではないかと思います。お母さんはちょうどこの写真のように「まあるいつみき」がとっても気に入って膝の上に乗っけて木の感触を味わっていました。

 

ここエスポーでは、フィンランドだけでなく色んな国からのご家族をお迎えしました。事前に日本人コミュニティのグループで告知いただいたこともあり、日本をはじめとしたアジアの方にもMuseo LeikkiやTouch Woodについて知っていただくことができました。

 

子どもたちだけでなく大人であるお母さんお父さんもじっくりとおもちゃを楽しむ機会になったようで、素晴らしい木のおもちゃの魅力を届けられて本当に良かったと思いました。楽しさを伝えられるのはやっぱりその楽しいという体験をした人だけなので、これからも「木のおもちゃで遊んですごく楽しかった!」と思って帰路につく木のおもちゃファンの人口を増やしていきたいと思います。

 

こちらのお父さんはけん玉にめげずにチャレンジして、とめけんができるところまで遊んでいました。その周りにいるご家族も、同じ気持ちになって見ながら応援してくれていました。なにかチャレンジしている人を見ると、自然と応援したい気持ちなるのはいつも不思議だなあと思います。私もやったことがないことがあっても、このお父さんみたいにチャレンジしていけるようになりたいなと思いました。

 

子どもたちはみんな真剣に遊んでいて、その集中力にとっても驚かされました。遊びというのは「こうでなきゃいけない」ということがほとんどないので、他の人を傷つけないで仲良く遊ぶというルールを守れば、本当に自由な発想で楽しみを見つけることができます。おもちゃの仕組みが気になって解剖してみることが大事な子もいれば、自分らしさを音や形に変えていくのが大事な子もいたり、とにかく目でじっくり観察してからでないと手に取らないという子もいて、おもちゃはただそこにたたずんでいるだけなのに色んな感覚を促していておもしろいなあとと思いました。

 

何人かのお母さんからは、「もしこのイベントが定期的に開催されているものだったらミュージアムカード(どこの博物館でも使えるパス)を買おうと思いました。」という嬉しいお言葉をいただくことができました!まだその予定は立てられていないですが、また来たいと思ってもらえたことがすごく嬉しくて涙が出そうでした。日本のおもちゃ美術館の素晴らしさを知っている私としては、もっともっと広く駆けまわれるほどの木質の遊び場に遊びの案内人の人がいてくれる空間を、フィンランドの色んな方々と協力して提供できたらどんなに素晴らしいことかと思いました。

 

帰る頃には「もっと木のおもちゃで遊びたい?」と書いてある質問ボードにシールを貼ってもらいました。少し小さなスペースではありましたが、存分に楽しんでいただけたようで何よりです。

 

今回は、遊びの体験を提供しているという点で、今のフィンランドではおもちゃ美術館に近い場所でコラボレーションを実現することができて、フィンランドで遊びというものがどのように提供されるのかを一緒にイベントをすることで学びながら、私たちの目指す遊び場についてさらに思いを巡らせる機会になりました。スタッフのみなさんのチームワークは素晴らしく、メディアでのブランディングも上手で、興味深い展示テーマやワークショップの内容作りをされていて、お手本にしたいと思う部分がたくさんあります。今後も機会を見つけてMuseo Leikkiとコラボレーションをしていく予定なので、ぜひ楽しみにしていてください。

リターン

3,000+システム利用料


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3千円コース【感謝のメール】

感謝のメッセージをフィンランドからメールでお届けします!

支援者
9人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年5月

10,000+システム利用料


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1万円コース【紙のポストカード】

直筆の感謝のメッセージ書いた紙のポストカードをフィンランドからお送りします!

支援者
15人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年5月

30,000+システム利用料


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3万円コース【木のポストカード】

直筆の感謝のメッセージ書いた木のポストカードをフィンランドからお送りします!

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年5月

50,000+システム利用料


5万円コース【木製組み立てオブジェのポストカード】

5万円コース【木製組み立てオブジェのポストカード】

フィンランドのミニチュアドールハウス工房GEPETTO(ゲペット)さんの木製組み立てオブジェのポストカードをフィンランドからお送りします!

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年5月

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