独自の力で切り開いた物理法則。４つの動的式が世界を変える。

宇宙空間とは

　宇宙空間は無ではありませんでした。非常に濃い濃度の電場を基盤にしたものでした。
　電場や電波が空間に制限なく伝わり、光速で進んで行けるのは背景に電場が用意されていたからでした。ヨーロッパの人たちが想像するエーテルが実は電場だったのです。
　では電場は物質なの？
　そうではありません。電場は観測用の概念です。
　電場とは”向素”と呼ぶ極小のおびただしい瓦礫の集まりの統計的指標値でした。
　宇宙空間は“向素”でびっしりな状態にあります。

宇宙空間の広がり

　反対に向素が十分でない空間は情報を伝えることが出来ないために宇宙外となってしまいます。宇宙空間の広がりの淵はこれを意味します。
　おそらく１３０億光年の広がりとはそのあたりから急に向素の濃さが不十分になっているのでしょう。さらに向こう側に十分な濃さの向素の広がりがあったとしても電場や光子が伝わらないため宇宙外とみなされてしまう。
　濃い向素の広がりの中でのみ電場や光子を通して状態を遠方まで伝えることが出来るのです。

初期宇宙

　初期宇宙は背景となる電場(背景電場)だけが存在していた。これが真空です。
　私たちが実在として認識するものがない状態です。人間にとって”無”の空間。

光子の誕生

　最初に生まれたのは光子でした。
　背景電場が穏やかであっては何も発生することはない。
　穏やかでない状態があったのでしょう。すると光子が無数、長さもさまざまで生成された。

質点の誕生

　さらに穏やかでない状態で光子が局在化されれたことで”質点” (素粒子？)と呼ぶべき存在が生み出されることになる。

電荷の誕生

　さらに質点の中には周辺に衣のようにプラスの電場やマイナスの電場を身に纏うものが表れた。そのなかに電子、陽子があった。

原子の誕生

　当然電子、陽子、中性子がそろうことで原子が生まれることになった。
　この先は誰もが知っているように水素、ヘリウム、リチウムと大きな原子の生成が始まった。