豪雨で被害を受けた五城目の森山不動堂の復旧にご協力を！

 

▼五城目町森山の「お不動さん」について

 

　五城目町のシンボルである森山の麓の滝のある所に古くからお不動さん（不動明王）が祀られています。その起源は、平安期に修験の場として開かれたといわれており、江戸期には大相撲で活躍した五城目出身の力士「四ツ車大八」が参道に鳥居を寄贈するなど、現在に至るまで地元地域のみならず、遠くは秋田や能代の人々にまで広く信仰されてきました。

 

 

　平成に入り、参拝者が減少し、滝壺は土砂で埋まり、お堂も屋根や床が抜けるなど荒廃する状態となりました。見かねた町の有志が集まり「森山不動明王を守る会」が結成されました。寄付金勧募に奔走し自らも作業に加わり、お堂を建て替え、滝壺、参道の整備を行いました。平成11年秋、見事に森山のお不動さんは再建されました。

 

以来、「森山不動明王を守る会」はお堂、参道の維持、初詣やお不動さんの日（毎月28日）の参拝などの活動を行っております。

 

 

 

▼山斜面の倒木によりお堂、参道に被害！

 

　平成29年の晩秋、台風と大雨が相次いだことで、お堂脇の斜面の大木が次々と倒れ、お堂の壁は倒木が突き破り、参道は土砂に埋もれる被害となりました。復旧方法の検討に1年以上も要することとなりましたが、ようやく復旧計画が整った次第です。

　サポート会員が新たに応援部隊として加わり、クラウドファンディングの活用に至りましたが、会発足後20年が経ち、会員の高齢化、地域の人口減少により復旧作業、資金調達が以前と比べて困難な状況となっております。

 

　風雨に耐え難い状況ですので早急に復旧させたいと考えております。どうかご理解、ご賛同の上ご協力いただきますようお願い申し上げます。

 

 

 

 

▼修復計画について

 

　お堂の修復、倒木の撤去、参道の修復を行います。倒木の撤去のためにお堂を移動する必要があります。工程はお堂の移動→倒木の撤去→参道の修復→お堂を元の位置に移動・修復という流れになります。

　倒木については地主様のご協力により、利用可能なものについては有効利用させていただくことなりましたので、状態をみて活用方法を検討してまいります。

 

 

▼お堂を再建し、森山のお不動さんを後世に伝えよう！

 

　町の人口が最盛期の頃には、元日を中心に多くの方々がお不動さんに参拝していましたが、最近では「十数年もお参りしていない」、「子供のころ以来お参りしていない」、果ては「知らなかった」という状態であります。此度の復旧事業を契機に多くの皆様に「お不動さん」を知っていただき、後世に伝えてゆければという思いで、一同頑張ってゆく所存でございます。

2019

皆様のご支援が必要です。どうかよろしくお願い申し上げます。

 

2019/11/30までに森山不動明王のお堂と参道の修復を行い、参拝できるように修復させたことをもって、プロジェクトの終了といたします。