支援総額
目標金額 1,000,000円
- 支援者
- 274人
- 募集終了日
- 2020年7月19日
ある日の活動の様子です。
「かつらお動物見守り隊」の荒木優子です。
このクラウドファンディングを立ち上げて1ケ月余り、予想以上に多くの方にご賛同いただいていて、一同、大変感謝しています。
さて、このプロジェクトは5月初めから先行して進めていますが、もともと震災後からずっと続けてきている活動です。
今回、こうして改めて連携して始めたのは、2020年4月に、浪江町(避難指示解除区域)の給餌に来ていたボランティアさんが給餌の中止を公言したことがきっかけです。震災から9年が経ち、とうとう、私たちだけになってしまい、しっかり連携していく必要性を感じたからです。
具体的には、給餌ポイントに食べに来ている猫をセンサーカメラを使って確認後、ターゲットとなる猫を捕獲器を使って保護またはT.N.R(不妊手術をして放す)をします。
▲センサーカメラです。動くものに反応して動画・静止画を撮影します。
帰還する住民がごく少なく、家屋の解体が進んで給餌の継続があやうい浪江町の場合は、基本的に保護。住民の理解もあり、餌場が安定している葛尾村では、T.N.Rが基本パターンです。
▲赤間さん作成の特製捕獲器@浪江町町営住宅。
浪江町の捕獲では、赤間さんに協力をお願いしていて、捕獲できたら初期医療などを赤間さんにやっていただいたあと、たけさんが代表を務める富岡町のNPO法人「栖(すみか)」のシェルターに移動しています。
葛尾村の場合は、基本的に毎週火曜日に私が給餌と捕獲器をセット、翌水曜日の朝にたけさんが捕獲器のチェックに行き、目的の猫が入っていたら不妊手術や初期医療を施すという流れです。
※2020年3月までは、首都圏からのメンバーも定期的に給餌に来ていましたが、4月以降は新型コロナウィルス感染拡大防止のため、首都圏からの方には来福を遠慮していただいています。当面は福島在住者だけで行っています。
先日の活動を、画像付きで紹介します。
※この日は浪江町には行っていません。
【7月7日(火)の活動】
中通りからのアクセスなので、葛尾村へは県道50号経由で風越峠へ。
片道1時間40分~50分の距離です。
雨は降ったりやんだり、1日中降っていました。
▲風越のM屋さん宅が給餌ポイントです。
給餌中、ふと上をみたら、グレー白の子がじっとこちらを観察していました。
この子は2019年12月にT.N.Rした子です。ほかに黒白猫も3~4匹居ついています。
▲雨続きなので、湿気対策に吸水効果と防虫効果のある新聞紙と、炭を入れます。
▲米用の防虫剤も入れてみました。効果は如何に?
▲風越峠付近には、マタタビが自生しています。
この時期は葉っぱの半分が白くなっているので目立ちます。
花も咲いていました。
▲マタタビをM子さん宅の「トラジ」にお土産に持っていったら、ごらんのとおり夢中になってかじってました。
▲役場近くにある「石井食堂」で冷やし中華(800円)。
デザートのメロンも何でもかんでも乗せてあり、ボリュームたっぷり。
他のメニューも爆盛基本で、特にチャーハンは3人分はあります。
避難中は三春町の仮設住宅で営業してましたが、2016年の避難指示解除とともに村に帰還、営業再開しました。
▲K田さん宅の水道をお借りして前回使った捕獲器を洗浄します。
▲そのうちに、K田さん宅の寄り付き猫が出てきました。ウエットフードをあげます。もともとはK田さんの隣(といっても何百mも離れてます)の牧場の寄り付き猫でしたが、全村避難となって取り残され、避難が一番遅かったK田さんのところに来てごはんをもらっていたそうです。優しいK田さん、その後も仕事の関係もあって避難先からほぼ毎日帰宅し、猫たちにごはんをあげてくれています。
私たちはK田さんにフード支援をしていますが、行ったときに猫たちに出会えれば、こうして美味しいウエットフードをあげています。このクラウドファンディングのイメージ画像である、雪の中で待っている猫は、この右の子です。
▲K田さんがご自宅の敷地内に、震災後に作った動物供養碑
▲震災前は養豚を営んでいたそうです。右は飼い犬
▲猫パラ(ダイス)1と呼ばれる、Y牧場の牛舎。
ご自宅は取り壊して建て直してますが、ここの牛舎は猫たちのために残してくれています。震災直後は10数匹、居ついていました。現在は4~5匹。
このアメショ柄の子は、震災直後からの生き残りです。
▲同じY牧場の居つき猫。アメショ柄の子と一緒にいますが、ややビビりですぐに隠れてしまいます。
▲M.Kさん宅のポイントに来ている猫。いつも姿を現します。
耳カットあり(不妊手術済)なので、この子は捕獲対象ではありません。
▲同じM.Kさんのお宅。給餌器に猫が乗っているのが映っていました。
▲N條さんのお宅にも寄ってみました。ポチとモモの2匹の犬のほか、
部屋の中には、2代目トラちゃんとミィちゃんという2匹の猫もいます。
▲先日、病院で皮膚の様子を診察してもらった、ポチ(左)。
ずいぶんよくなっていました。右はモモちゃん。
▲捕獲器は、猫パラダイス1に2台、M.Kさん宅に2台、さらに先日、耳カットのない猫を目撃した夏湯地区の給餌ポイントに2台、仕掛けました。
▲夏湯のポイントで給餌BOXのごはんを食べていたキジトラ。
望遠レンズで撮ってトリミング。耳カットなし。
捕獲対象です。
翌朝、たけさんが見に行ってくれたところ、以下の結果に。
▲夏湯のポイントで、ターゲットのキジトラさん保護。
不妊手術をして、後日リリース
▲猫パラ(ダイス)1で、アメショ柄の子。耳カットあり(不妊手術済)ですが、たけさんが「せっかくだから健康診断」と病院へ。
エイズ・白血病も陰性、血液検査もして健康にも問題ないとのことで、みんなで少々迷いつつも、リリース。安定した餌場だし、仲良しの猫もいるし、帰還した近所の方もごはんをあげてくれているし。
▲M.Kさん宅。カメラにも映っていたキジシロ。
2019年12月にT.N.Rした子でした。リリース。
というわけで、一歩一歩、着実に進んでいます。
クラウドファンディングが終了しても、この活動はずっと継続していきます。報告はそれぞれのブログなどで知ることができますので、今後とも、よろしくお願いします。
リターン
1,000円
サンクスメール
ランチ1食分くらいならいいか、と思ってくださる方、よろしくお願いします。
サンクスメールをお送りします。
- 支援者
- 45人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年10月
3,000円
サンクスメール
サンクスメールを送ります。リターンをお求めでない方、気軽に応援したいという方、よろしくお願いします。
- 支援者
- 67人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年10月
5,000円
サンクスメール
サンクスメールを送ります。リターンをお求めでない方、よろしくお願いします。
- 支援者
- 52人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年10月
10,000円
ブロマイド1枚、チャリティグッズ1つ
猫たちのブロマイド1枚&チャリティグッズ(ポーチなど)1つを送ります。猫は福島の子たちです。チャリティグッズは支援者の方の手作りです。柄などはお任せください。
- 支援者
- 21人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年10月
10,000円
サンクスメール
サンクスメールを送ります。リターン不要という方はこちらをいお選びください。
- 支援者
- 72人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年10月
30,000円
ブロマイド3枚&チャリティグッズ2つ
猫のブロマイド3枚&チャリティグッズ2つを送ります。猫は福島の子たちです。チャリティグッズは支援者の方の手作りです。柄などはお任せください。
- 支援者
- 2人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年10月
30,000円
サンクスメール
サンクスメールを送ります。リターン不要という方はこちらをお選びください。
- 支援者
- 12人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年10月
50,000円
ブロマイド5枚&チャリティグッズ3つ
猫のブロマイド5枚&チャリティグッズ3つを送ります。猫は福島の子たちです。チャリティグッズは支援者の方の手作りです。柄などはお任せください。
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年10月
50,000円
サンクスメール
サンクスメールを送ります。リターン不要という方はこちらをお選びください。
- 支援者
- 3人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年10月
100,000円
ブロマイド10枚&チャリティグッズ4つ
猫のブロマイド10枚&チャリティグッズ4つを送ります。猫は福島の子たちです。チャリティグッズは支援者の方の手作りです。柄などはお任せください。
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年10月
100,000円
サンクスメール
サンクスメールを送ります。リターン不要という方はこちらをお選びください。
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年10月