こんにちは!

クラウドファンディング終了まであと8日となりました。

今日は2回に分けて、「300回の軌跡」と題し、

まちやけんがなぜ13年間、300回以上もの古民家再生ワークショップを続けて来られたのかについて、立ち上げ期のまちやけんを知るメンバーに語ってもらいたいと思います。

まずは第一弾。理事の金野です。

 

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プロとボランティアが一体となって紡ぐ文化。

NPO法人町なみ屋なみ研究所(町屋研)が「古民家再生プロジェクト」を始めたのは、まだ前身のNPO法人たんばぐみ・まちづくり部会として活動していた2005年11月のことです。当時のメンバーは5名でした。それから13年間が経ち、メンバーは16名、古民家再生ワークショップの開催は303回を数えることになりました。

 

悪天候による休止は数回ありますが、夏でも冬でも毎月第1、第3土曜日に、10名前後のボランティアの皆さんが、篠山市内のどこかの空き家となった古民家に取り付いて、荷物を片付け、掃除し、基礎を打ち、柱を補修し、床を貼り、壁をぬり、屋根を修理してきました。

 

参加するボランティアは常連さんと新顔さんが半々くらい。その日の工事内容に合わせて、本職の大工さん、左官屋さん、屋根屋さんが指導をしてくれますので(こちらは有償ボランティア)、ひとつの物件のプロジェクトに最後まで参加すると、一通りの修復技術を学ぶことができます。

 

 

13年で、303回。「小さな幸福を生む」仕組み。

理事会のメンバーは、寄せられるレスキューの相談に応じ、建物を調査し、活用用途や改修計画を検討し、資金の段取りをし、土地建物の賃貸や買取の交渉をして、ボランティア活動のための環境を整えます(この辺りはボランティア)。

 

理事会で決定した活動場所と活動内容を、建築士資格を持つメンバーがネットで告知するとともにプロの職人さんをマッチング、当日も現場の活動をコーディネート、そして活動結果をネットに掲載します(この辺りはボランティア)。

http://machiyaken.blog13.fc2.com

 

こうして、町屋研のメンバーが、ボランティア参加の皆さんが、それぞれ自分が出来ることを無理ない範囲で実践し、空き家となった古民家をチームとして再生していきます。多くの人の愛情が、時間をかけて、そこに注ぎ込まれることになります。その成果が現実のものとして、目の前に出現することになります。

 

そんなに長いあいだ活動が続いているのですか、と聞かれることがよくあります。確かに、誰かがもうやめようと言うこともなく、自然と続いている訳なので、この「自分の持っているリソースを少しずつ出し合う」ことで「小さな幸福を生む」という仕組みが、活動を持続可能にしているのかと思います。

 

 

文化を紡ぐ、新たな挑戦。

さて、今、多くのNPO法人が創設メンバーの高齢化問題を抱えています。町屋研も例外ではありませんが、若いメンバーも新しく入ってきてくれています。そこで、町屋研では、組織運営の持続性を高めるために、ささやかな収益事業に取り組むことにしました。

 

活動拠点である「西町ブリキ玩具製作所」(篠山市西町)をこれから改修して、来春には「西町ブリキ玩具製作所バル」、略して愛称「西町ブル」(BARではなくBUR)の営業を開始します。アテは当然に缶詰が中心です。

 

カウンターには、日替わりで西町の住民の皆さんが立つ予定です。アカペラ、論語、昭和レトロ、ブランディング、シェフなど多士済々、ここでも、自分の持っているリソースを少しずつ出し合って、文字通りの庶民的なBURになります。

 

実は、昨日は第3土曜日で、ワークショップ開催日だったのですが、活動の後に、活動300回を祝う宴を開きました。西町ブリキ玩具製作所にクラフトビールのサーバーを持ち込んで「西町ブル」の予行演習を兼ねています。

 

これが、来春にはどのようなBURに変貌していることか。この「西町ブル」のビールチケットを、現在募集中のクラウドファンディングの返礼品に追加しました。

皆さんのお越しを篠山でお待ちしています。

 

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自分の持っているリソースを少しずつ出し合うことで、無理のない範囲で、「小さな幸福」を生む。この循環が回っているからこそ、まちやけんは今まで地道に活動を続けて来られたんだと感じています。

 

そんな私たちが取り組むクラウドファンディング。

ワークショップ開催300回目という節目を迎えたこの年に、ひとりでも多くの方に私たちの活動が伝わると嬉しいです。

 

引き続き、シェアや応援よろしくお願いします!

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