2018年度渡航、交流会　＃鈴木琉

 

みなさんこんにちは！

学生団体FUMIDASUのプロジェクトページをご覧いただき、ありがとうございます！

 

残り１５日となった私たちのプロジェクトですが、多くの方々からのご支援をいただいて、現在目標金額の４５％まで達成することができました。ご支援者の皆様、本当にありがとうございます。

 

前回の伊藤真利奈に続き、本日のブログリレー走者は鈴木琉です！

 

今回は、2018年度の渡航で行なったポイペト市教育局職員の方々との交流会を振り返りたいと思います。

 

 

 

 

 

私たち学生団体FUMIDASUが去年度の渡航で行なったのは、実は運動会だけではありません。

 

昨年度は例年訪問しているシェムリアップ州の小学校でだけでなく、

特定非営利活動法人サンタピアップ代表の古川沙樹さんを通じて、ポイペト市のトゥールポンロー小学校にも訪問させていただき、またそのご縁で、ポイペト市教育局の職員の方々と交流会をさせていただくこともできました。

 

 

交流会でのテーマはもちろん、カンボジアの農村部の子供達の教育事情です。

 

教師を志望する人は多い一方で、国の資金不足が原因で採用することができる人数が毎年限られてしまっていること。

 

またポイペト市では、義務教育にも関わらず７０％以上の子ども達が経済的な事情で卒業する前に学校へ通えなくなってしまっていること。

 

職員の方が用意してくれた資料をもとに話される内容は、国全体が経済的にまだ豊かになれていないことが、根本的な要因であるように思えました。

 

 

学校に通えることが当たり前、経済的に豊かな生活を送ることが当たり前の自分たちと、カンボジアの子供たち。

 

あらかじめ日本で調べていた数字だけの現実味のない情報が、目の前でこうして語られている。残酷な歴史も、その影響で未だに苦しんでいる人々も、現実に存在しているんだと痛感し、胸が痛くなりました。

 

 

 

学生である僕らにできることは、見る人から見れば、本当に一時的で、本当に小さなことかもしれません。しかし、僕らがカンボジアに行って運動会をすることで、心の底から笑顔になってくれる、幸せいっぱいな気持ちになってくれる子供たちがいて、そんな彼らと同じ時間を過ごす日本の学生である僕らもまた、幸せな気持ちになっている。そんな幸せは、一人一人の心にずっと残る大きなものだと思っています。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

これからもよろしくお願いします！