音楽で被災者に寄り添う全国支援ライブツアーを継続したい！

福島県飯舘村は原発の影響で計画的避難地域となっていて、今も村に戻ってきている村民の数は少ないそうです。ボクの友人のご両親も住まれています。

この地方に「までい」という言葉があり、「ゆっくりね」とか「人を思いやる」という意味があるそうです。この「人を思いやる」という事を感じたある事が昨日起きました。

以前日本に滞在していたアメリカ人の友人が再来日し、久しぶりに会いました。アメリカ人の彼は東京大学を卒業し、アメリカのコロンビア大学でMAを取得し、ブラジルで会社を創業し経営するほど、成功の道を突き進んでいます。そんな彼とさまざまな話をしている時、ふと「福島はどうなってる？」と

聞いてきました。もちろん、ボクが、福島の支援をしている事は知っていたのですが、突然の質問に驚きました。福島の現状、被災者の方々の生活などを説明した時、彼の口からは「なのに、どうして、原発を止めないのかな？」という質問。

そこから、「日米安保条約」、「核の脅威に対する抑止力」さまざまな議論をしましたが、彼からは「それにしても福島の人たちがかわいそうだね。どうすればいいのかな？」と。今は、遠くブラジルで仕事をしているアメリカ人の友人からの言葉。。同じ、一人の人間として、「思いやる気持ち」を感じ、感動しました。

目の前にない問題は、忘れてしまいがちです。しかし、たとえ距離は遠くとも、人の事を思いやる事はできるはずです。世の中は自分一人で生きてゆく訳ではない。日本だけでなく、世界にはさまざな苦難の道を歩んでいる方々がいらっしゃいます。ボク達はたとえ、離れていても、「いつも、そばにいて、皆さんの事を思っていますよ」と感じていただけるような活動をこれからも、続けてゆきます。

アメリカ人の友人の言葉から「までい」を感じました。

ボク達も「までい」の心を持って、これからも進んでゆきたいと感じています。飯舘村の北には、ボク達が、子供達の応援ライブを行っている伊達市があります。この地方は、美しい川、山に囲まれています。皆さんが笑顔で、故郷の街で暮らせる日のためにも、活動を続けてゆきます。

今回のこのプロジェクトは皆さんの支援のおかげでツアー前半３ヶ月分７２万円を達成する事ができました。

現在ツアー後半３ヶ月分７２万円のセカンドゴールを目指しております。
ぜひ、セカンドゴールを達成できるように、皆さんのご理解と応援を引き続き、よろしくお願い致します。
 

私達の活動は、テレビ朝日、フジテレビ、福島テレビ、福島放送、福島中央テレビ、テレビ神奈川、FMふくしま、茨城放送、福島民友新聞、福島民報新聞など、多くのメディアにも取り上げていただいております。メディアを通じて、全国の方々に、被災地の現状、「悲しみ」を伝えられるように、また被災者の方々が笑顔になっていただく活動をこれからも続けてゆきます。

私達の支援活動の詳細は「ふたり　ホームページ」の「ふたり支援活動状況」でご覧になれます。
http://www.futari2.com/futari_/prof.html#sien
 

プロジェクトに対して、皆さんのご理解と、応援を、ぜひよろしくお願い致します！

「ふたり」ボーカル　石崎紀彦

avion records　　代表　NORIO

「ふたり」ホームページ

http://www.futari2.com/

飯館村