支援総額
目標金額 300,000円
- 支援者
- 56人
- 募集終了日
- 2017年12月21日
応援メッセージリレー#5「芸術家 高嶋敏展」
今回は出雲市在住の高嶋さんからメッセージをいただきました。
「教えてやる」とか「良い方に導いてやる」とか言った傲慢な姿勢からは何も生まれないと指摘する高嶋さん。
高島さんには朝鮮学校がどう見えるのでしょうか?
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芸術は自由な世界です。
国籍、性別、年齢、宗教、キャリアのすべてが作品の前では関係がありません。
人を感動させ、奮い立たせ、美しさを宿しているか、だけに意味があるのです。
在日朝鮮学校の生徒たちの作品は自由で、おおらかで、ユーモアにあふれ、未熟ながらも自分達のアイデンティティーや環境と向き合い、そして何より美しかった。
僕が学美の出雲展(第43回学美展)の呼びかけ人を引き受けたのは、生徒の作品に感動と共感ができたから以外の理由を思いつきません。
感動を生み出すために僕ら芸術家は走らねばなりません。
全速力で後ろを振り向かず、ただひたすらに。
学美の美術教師や関係者はどれほどの情熱をかたむけ、生徒と一緒に走ったのだろう。
作品の数々からは走り続けた息切れがはみ出しています。
作品が立体であれ、平面絵画であれ、ダンスや映像、CGやアニメにいたるまでの可能性が美術の名目のなかで許されるのは羨ましい。
そして重要なのは作品の目標が完成ではないことです。
完成に向かって全力で走る情熱と前に進む推進力が、生徒にも指導する教師にも問われているのです。
僕は日本の小・中・高で美術の時間を過ごしましたが、選ばれた材料と選ばれたテーマで制作をさせられた時間には何かを生み出す喜びは感じませんでした。
画材はおろか、テーマや内容、表現方法にいたるまで自由にゆだねられている学美の授業を僕が思春期に体験したらきっと違う表現者になっていたでしょう。
在日朝鮮学校の生徒がとても羨ましい。
僕ら芸術家はどのような高名な芸術家の作品であっても、クズだと思えば徹底的に批判する自由が与えられています。
逆に美しく感動させる作品の前では作者が無名の若者であっても尊敬し敬意を払う義務を負っています。
僕は芸術家の一人として学美が生み出しているものに敬意をはらいます。
この美術展にはわざわざ時間を作って見に出かけ、生徒や指導者と話しをする価値があるのです。
多くの方が学美の世界に出会ってくれることを心より願います。
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高嶋敏展 写真展
リターン
3,000円
お名前・団体名を記載した感想集
◇サンクスレター
◇来場者の美術展感想集を後日お届けします。感想集にお名前もしくは団体名を記載※匿名可能
- 支援者
- 34人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2018年6月
10,000円
朝鮮学校応援缶バッチ3枚+生徒たちの絵を載せたポストカード5枚
◇サンクスレター
◇来場者の美術展感想集を後日お届けします。感想集にお名前もしくは団体名を記載※匿名可能
◆新バージョンの朝鮮学校応援缶バッチ:3個
◆生徒たちの絵を載せたポストカード:5枚
- 支援者
- 8人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2018年6月
10,000円
プロジェクトを全力応援プラン
◇感謝の気持ちを込めてお礼のメールをお送りします
※手数料差し引いた金額をプロジェクト実行資金に充てさせて頂きます
- 支援者
- 11人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2018年1月
30,000円
全入賞作品収録DVD
◇サンクスレター
◇来場者の美術展感想集を後日お届けします。感想集にお名前もしくは団体名を記載※匿名可能
◇新バージョンの朝鮮学校応援缶バッチ:3個
◇生徒たちの絵を載せたポストカード:5枚
◆第46回美術展 全入賞作品収録DVDをお送りします。
- 支援者
- 3人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2018年6月