シンバが育った部屋

皆さま、いつも温かい応援をありがとうございます。

 

先週末、シンバとアテネの元部屋を片付けました。掃除をしていると、ひとつひとつのアイテムがアテネとシンバを迎えてからの思い出を語ってくれるようでした。

 

 

シンバの兄弟2匹の小さなお墓を庭に作ったときは、シンバが生き残っていることを知りませんでした。アテネが鳴きながら案内してくれた場所やその周りにも、他に生き残っている仔猫の姿は見当たらなかったからです。

 

少し時間が経ってから、シンバがよろよろと出てきました。アテネはきっと、シンバを避難させて「出てこないように」と言い聞かせていたのだと思います。

 

無事にシンバを保護し、病院で頭の処置を受けて帰宅すると、アテネがすぐに駆けつけ、準備していた部屋へ一緒について来ました。

 

 

シンバの頭の腫れが引き、アテネと穏やかな生活が始まると思った矢先に、シンバがてんかん発作に襲われました。

シンバに合う抗てんかん薬が見つかるまで、発作は何度もシンバを襲いました。それでもシンバは、小さな体で一つ一つの発作を乗り越えてくれました！

 

 

シンバは生きる力を見せてくれ、「生きること」「幸せ」について私たちに多くのことを教えてくれました。

 

そして何より、皆さまの支えがあって、シンバとアテネと今日も一緒に暮らせていることに胸がいっぱいです。

 

皆さまの温かいご支援に感謝いたします。

 

掃除をしている中で、シンバの赤ちゃんの頃の毛を見つけました。小袋に入れて大切に保管しています。

 

 

これからもシンバはアテネと共に、毎日元気に暮らしていきます。

どうか引き続き、よろしくお願いいたします。