プロジェクト概要

プロジェクトの終了が報告されました

がんと闘う1人でも多くの人に、ガーゼ帽子の活動を届けたい。

 

ページをご覧いただきありがとうございます。ガーゼ帽子を縫う会の吉田久美と申します。私は41歳の時に乳がんになりました。その時精神的にとても辛かったことのひとつが、抗がん剤治療による脱毛でした。治療で身体が辛いうえに、脱毛のストレスまでも抱えていくことは、とても辛く心が折れそうになりました。

 

私はその経験から、「がんと闘っている人の心と身体を少しでも和らげるお手伝いをしたい」と、カーゼ帽子を縫う会を立ち上げました。がんの治療における脱毛をカバーできるガーゼ帽子を一緒に作ることによって、少しでも病気の事を忘れることのできる時間をつくり、苦しんでいるのは1人ではないということを感じてもらうために活動をしています。

 

今回、もっと多くの人にこの活動を知ってもらい、ガーゼ帽子を届けたいという思いから、このプロジェクトをはじめました。今までは、ピンクリボン啓発活動でガーゼ帽子を販売、その代金を生地購入に充てていましたが、今後この活動回数を増やしていくためには資金が必要です。みなさまのご支援をお願いいたします。

 

ガーゼ帽子を縫う会の活動を、1人でも多くの人に届けていきたいです。

 

抗がん剤によって髪が抜けてしまった時のショックは想像以上のものでした。

 

冒頭にもお話しましたが、私は、41歳の時に乳がんになりました。治療で身体がつらい中で、それに加えて私を苦しめていたのは、抗がん剤による脱毛でした。洗髪をした時、指に髪が絡まり、ドラマで観るようにごそっと抜けたあの瞬間は、自分でも気が狂うのではないかと思いました。

 

家族に聞こえないようにシャワーの音で自身の声をかき消すようにして風呂場で泣きました。脱毛することは説明されていて覚悟はしていても、やはり現実に起こった時はショックでした。そして、「誰にも会いたくない」と思いました。

 

がんの治療における脱毛は患者さんにとって想像以上の不安やストレスを伴うということを私は身をもって感じました。そして、脱毛が原因で、気分が落ち込んだり、外出することや人に会う事をためらいがちになることもあるのです。

 

入院中はたくさんの人に支えられました。

 

鏡の前で落ち込む日々。「もっと可愛いものがあれば、気持ちも変わるのに…。」そんな思いからガーゼ帽子は生まれました。

 

私自身が脱毛をした時には、水泳帽のような頭にフィットする医療用ケア帽子にしか出会えませんでした。子供の前でなにも被らないわけにもいかず被っていましたが、鏡で自分の姿を見るたびに「私はがん患者なんだ」と思い知らされるようで気持ちが落ち込みました。

 

「もっと可愛いものがあれば気持ちも少しは変わるのに…。」その思いから、「ないなら作ればいいんだ」とはじめはタオルで作りはじめました。しかし、タオルはハサミを入れるとボロボロと散らかり、闘病中の身体がだるい時には特に、片付けるのが面倒になります。もっと闘病中でも作りやすく、肌にも優しものはないかな…と探していたところにガーゼ生地と出会いました。

 

そして知人と共に作り方を考え、ガーゼ帽子が誕生しました。可愛い帽子が完成したことはとても嬉しかったのですが、それ以上に、作っている過程で仲間と思いを話せる場所が、病気を忘れさせ心の支えとなっていることに気づきました。

 

そこで私はがんと闘う人たちに、可愛くて肌に優しいガーゼ帽子を一緒につくることで、病気のつらさを一瞬でも忘れ、仲間と思いを話せる場所をつくりたいと思い、ガーゼ帽子の活動をはじめました。

 

みんなで楽しく話をしながら縫っていきます。

 

―被るひとだけではなく、作るひとにも優しいデザイン―

 

ガーゼ帽子は、肌にやさしいガーゼ生地を使用しています。縫い目のほとんどが内側に入ってしまうので、肌に縫い目が当らないデザインになっています。さらに、リバーシブルになっており、その時の気分に合わせて被ることができます。

 

また、ガーゼ帽子は、被る人だけではなく、作る人にも優しいデザインになっているのが大きな特徴です。ガーゼ帽子はほとんどが直線縫いでできてきます。その為、治療中は薬の影響などで集中力も途切れがちな方でも、簡単に縫うことができます。リバーシブルのデザインなので、縫う時にも二種類の生地の組み合わせを考える楽しみもあります。

 

縫い目が内側に隠れるので、不器用な方でも簡単に縫うことができます。

 

一緒にガーゼ帽子をつくることで、がん患者の心の支えになりたい。

 

治療中は身体が思うように動かないことも多く、ストレスも抱えがちになります。その状況で、ひとつのガーゼ帽子が出来上がる時の小さな達成感は、大きな力を与えます。皆さん完成した時はとても素敵な笑顔をされます。自分のためだけではなく、「誰かの為に縫う」ということが「病気になっても社会貢献できる」自信にも繋がっています。

 

さらに、集中してガーゼ帽子をチクチク縫っていると、つらい病気のことも忘れ、穏やかな時間が流れていきます。数人で集まって縫うときには、患者同士が普段感じている想いを吐露できたり、情報交換ができたり、「こんな風に思っているのは自分だけじゃないんだ」と感じることができる大切なコミュニティが生まれます。ガーゼ帽子は、がん患者さんの身体だけではなく、心の支えにもなっています。

 

 

色や柄の組み合わせをたのしむことができます。

 

活動を通して一番伝えたいことは、「ひとりじゃないよ」というメッセージです。

 

このガーゼ帽子は、ボランティアの方の「がんと闘っている人の心と身体を少しでも和らげることができるお手伝いをしたい」という思い、治癒を願う気持ちや、がんサバイバーの方の「ひとりじゃないよ」という思いが込められています。柔らかく優しい風合いのガーゼ素材でひとつひとつ手作りをして患者さんの心と身体に寄り添います。

 

「がん」という病は、ひとりで闘うよりも、支えて支えられて前に進む事ができる病だと感じています。 私も治療中はたくさんの人に支えてもらい、そして今があります。だからこそ、今度は私はこの活動をもっと多くの人に届け、力になりたいです。

 

皆様の応が多くの方の力になります。想いの乗ったご支援をお願いいたします。

 

 

■□■資金使途■□■

 

みなさまからご支援いただいた支援金は、ガーゼ帽子を縫う会の活動を広めていくための費用(ガーゼ生地の購入費等)として大切に活用させていただきます。

 

 


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