未知の音を奏でるバシェの音響彫刻。 40年の時を超え、復元へ。
未知の音を奏でるバシェの音響彫刻。 40年の時を超え、復元へ。

支援総額

3,348,000

目標金額 2,000,000円

支援者
161人
募集終了日
2017年6月30日

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2017年04月26日 15:07

四十数年を経て蘇る音響彫刻(京都市立芸術大学 柿沼敏江)

 

こんにちは。京都市立芸術大学音楽学部教授の柿沼敏江です。

 

1970年大阪万博の鉄鋼館は熱気に包まれていました。作曲家の武満徹が音楽監督を務める現代音楽のフェスティヴァルがそこで行なわれていました。鉄鋼館のロビーには金属でできた花のようなオブジェが所狭しと並べられていました。それが音を鳴らすことのできる音響彫刻であることは、コンサートで演奏されてはじめて分かりました。

 

それは武満徹作曲の《四季》という作品で、聞いたことのないような奇妙な音が鳴ったり、静まったりしながら続いていき、そしていつ終わったのかも分からない不思議な空間を体験しました。

 

あのオブジェはどうなったかと思っていたところ、万博の片隅に残されていたことが分かりました。そしてそのいくつかが四〇数年を経て蘇りました。しかも、そのうち2基が私の住む京都で修復されるとは、何という不思議な巡りあわせでしょう。

 

京都市立芸術大学で修復された「桂フォーン」

 

左から、カタロニア協会会長、永田砂知子、マルティ・ルイツ、柿沼敏江

 

 

まるでタイムマシンで運んだかのように、あのときとそっくり同じ音響彫刻が輝いていました。

 

まるでマジックのようでした。

 

 

2017/04/26 京都市立芸術大学音楽学部教授 柿沼敏江

リターン

3,000


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修復報告をニュースレターでお届け!

○修復中の様子を写真とともにお伝えします。  

申込数
21
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2017年7月

5,000


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勝原フォーンの図面をお届け!

○ニュースレター
○勝原フォーンを図面でご紹介します。バシェの発想と音の生まれる構造をお楽しみください。
*メールで配信いたします

申込数
23
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2017年12月

3,000


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修復報告をニュースレターでお届け!

○修復中の様子を写真とともにお伝えします。  

申込数
21
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2017年7月

5,000


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勝原フォーンの図面をお届け!

○ニュースレター
○勝原フォーンを図面でご紹介します。バシェの発想と音の生まれる構造をお楽しみください。
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申込数
23
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制限なし
発送完了予定月
2017年12月
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