みなさん、こんにちは。

ライフサカスの瀬名波雅子(せなはのりこ)と申します。

 

このたびは、私どものプロジェクト、「独りでがんばらない不妊治療へ。治療生活応援アプリを届けたい!」に関心をお寄せいただきありがとうございます。

 

私はいま、ライフサカスが運営するメディア「UMU」の副編集長をしています。

 

(UMUってなに?という方には、先に編集長の能戸が書いた、アツくて優しいこちらの記事「ライフサカスがUMUというメディアを運営している理由」をお読みいただけたらと思います!)

 


病床で知った、UMUの誕生

 

いまから約2年前、UMUがこの世に産声をあげたその瞬間、私はアメリカ・ロサンゼルスの病院のベッドの上にいました。原因不明の出血、腹痛、嘔吐がおさまらず、緊急入院していたのです。

 

アメリカ最先端の検査をもってしても原因や治療法がわからず、「これからどうなってしまうのだろう」と不安なさなか、友人経由でUMUというサイトがローンチしたことを知りました。

 

私はとても驚きました。

「産む、産まない、産めない」という、誰もがおおっぴらに語りたがらない繊細なイシューについて、こんなにもまっすぐ向き合うメディアが出てきたことに。

 

そして、こう思いました。

「これからも元気で生きられるなら、このメディアに関わりたい」と。

 

当時、私には生後10ヶ月の娘がいましたが、私にとって妊娠・出産までの道のりは、そう容易いものではありませんでした。

 

子どもを授かること、妊娠を継続すること、無事に出産すること。

それまでどこか当たり前のように思っていたその経過は、どんなに強く祈っても願っても、叶わないことだってある。まさに奇跡の連続であることを実感していました。

 

また、ときに悪意のかけらすらない無邪気な問い、—例えば、独身でいると「結婚はまだ?」、結婚したら「子どもは?」、一人子どもを産めば「二人目は?」—そうした、いわゆる「ステレオタイプ」なあり方を当然と思う風潮に、疑問もありました。

 

そんなときに知った、UMUの誕生。

「その人にとっての幸せは、その人が決めるもの」、「『個人の幸せの基準』は社会が決めるものではない」という価値観を、UMUというメディアはその存在をかけて示しているように感じたのです。

 

UMUは、ベッドの上で痛みに耐えながら、人生の淵にいた(ような気がしていた)私に、一筋の光を与えてくれました。

 

その後、すっかり元気になった私は満を辞してUMU編集部の門を叩き、帰国後の今は副編集長として運営に携わっています。


 

アプリを通じて、実現したいこと

 

今回みなさまにご協力をお願いしているのは、不妊治療中の方たちをサポートするアプリを届けたい!というプロジェクトです。

 

たくさんの方が注目、協力してくださり、スタートから6日で第一目標の200万円を達成することができました。メンバー一同心より感謝しています。ありがとうございます。

 

一方、例えば不妊治療を経ても子どもを授からなかった方たちや、子どもを望んでいない方、身体的な理由で子どもを持つことができない方たちの中には、このプロジェクトを複雑な思いで見ている方もいるのではないか、という気持ちもどこかにあります。

 

このアプリは私たちライフサカスにとって非常に大きな挑戦ですが、その前提には、不妊治療をしている方たちに限らず、「産む、産まない」を自分ごととして考え、自分(たち)で決め、その決断に納得するプロセスをたどることが何より大切ではないか、という思いがあります。

 

今回お届けするアプリは、不妊治療、つまり「『産む』に向かう挑戦」を、自分ごととして向き合うプロセスをサポートするものです。

 

治療を医者任せにしてしまったり、パートナーとのモチベーションの差に悩んだり、漠然とした不安に襲われたり。

 

アプリを通じて進行中の不妊治療を見渡せるようになり、そうした様々な「不」を取り除くこと。自分の体について知り、「子どもを持ちたい」という願いを叶えるためになにをすべきなのか、冷静に向き合うこと。

 

その一助になりうるものとして、思いを込めて開発してきました。

ここからまた、私たちの挑戦が始まります。ぜひ、引き続きのご協力をお願いいたします。


 

新着情報一覧へ