遅くなりましたが、城端公演のレポートです。

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管絃のゲネプロです。

今回集まったメンバーは11名。その内8名で演奏します。

メンバーの在住地は大阪・和歌山・兵庫・金沢・富山・石川・埼玉・徳島・奈良…。

そうです、この日に初めて集まっているのです。

ゲネ一発で本番を踏む雅楽団体は、恐らく我々博雅会だけでしょう。

雅楽公演の稽古風景ってなかなかレアなのかも知れませんね。

 

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舞楽の申し合わせ。演目は「陪臚(ばいろ)」です。

鉾(ほこ)や盾(たて)・太刀(たち)を駆使する舞楽です。難曲です。

これもゲネ一発で挑みます。何故にそんなことが出来るか?

それは各メンバーの実力が抜きんでているからです。通常ならあり得ません。

 

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会場外観です。じょうはな座。

席数400。古典芸能には丁度良い、本当に良いホールです。

 

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いよいよ本番。管絃です。

管絃とは雅楽器による器楽合奏。音楽のみを楽しんでいただくスタイルです。

演目は「壱越調調子(いちこつちょうのちょうし)」「胡飲酒序・破(こんじゅのじょ・は)」

「朗詠 池冷(ろうえい・いけすずし)」「菩薩破(ぼさつのは)」。

「菩薩破」は滅多に演奏されない稀曲です。

 

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楽器紹介。このように雅楽器を丁寧に説明して、観客の皆様に雅楽の事を知って頂き

身近に感じてもらうのが博雅会の演奏スタイルです。

今回は少し脱線し、前回触れました、小学生の雅楽演奏家「かなちゃん」にインタビューしてみました。

 

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いよいよ舞楽です。演目は「陪臚(ばいろ)」。

写真一枚目は「破(は)」で太刀を抜き、舞台上に置いてあった盾を取り、

舞台上を動き回る部分です。舞人はお互いに定位置を入れ替わります。

これを「渡(わたり)」を言います。

 

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舞楽二枚目。これは「急(きゅう)」で鉾を執って舞う場面です。

「陪臚」において鉾は必ず鉾先を下に向けて振り回します。

これを「逆鉾(さかほこ)」と言って、平和を象徴する舞ともされます。

そういえば、そんな名前の力士が昔いましたよね。

 

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「退出音声(まかでおんじょう)」というのは、昔貴人達が退出する際に演奏した曲を言います。

近年では「長慶子(ちょうげいし)」という曲を奏するのが通例になっています。

今回の「長慶子」は前回に続き博雅会・雅城会全員での演奏となりました。

20数名の、迫力のある演奏になりました。

 

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演奏を終え、撤収を終え、客席にて撮影。

この日初めて出会ったメンバーですが、同じ舞台で表現し尽くしました。

顔を見て下さい。充実してるでしょう。

 

 

富山県南砺市城端。

決して都会とは言いきれないこの町で、二度目の雅楽演奏会を開催しました。

アンケートをみれば「是非三回目もお願いします!」との暖かいお言葉も。

雅楽は、一度見れば絶対にハマる本当に美しく、そして面白い芸術です。

是非皆様に一度見て頂きたい。

豪華絢爛な衣装、一糸乱れぬ所作、そして何よりその緊張感。

もちろん、東北でもこのような演奏会を開きたい!…のはやまやまですが、

仮設住宅の集会場だと広さの制約もあり、この規模での演奏は

難しいのが現実です。東北では規模に応じてアレンジし、演奏する予定です!

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