「こころの回復相談室」を立ち上げて精神疾患で悩む方をサポートしたい

僕は妻に時々こう話す。

「子ども達を死んでも守りたい」

すると、必ずこう言われる。

「死んだら守れないんだよ」

僕の歩んできた道のりは、一般的な人とはだいぶ違うんじゃないかと思う。

何度もうつに苦しんだ。

家族を巻き込むこともあった。

子ども達はなぜうちの父親は家にいるんだろう？

よその家のお父さんはみんな外で働いているのに。

そんな事も思われていたかもしれない。

それを考えると死ぬ程つらかった。

当時の僕は必死だった。

自分の人生などどうでもいい。どんな事をしても子どもだけは守らなければ。

ずっとそんな事を考えていた。

子ども達が大きくなった時、僕の今までの事をどう説明したら良いのかということを時々考える。

まずはこれから僕がする活動をしっかり形にすること。

みんなが生きやすい世の中になるようしっかり働くこと。

それができた時、初めて自分の事を正直に話せるんじゃないかなと思う。

子ども達にはこんな風に話したい。

父さんは、人の役に立てるよう精一杯活動してきた。

そして、君たちを心の底から愛してきた。

そう話せるようにするには、とにかく毎日を大切に生きること。

家族としっかり向き合いながら生活すること。

家族のために頑張っている自分を認めること。

うちの子どもはとにかく可愛い。

親バカなのです。