終了報告 第2弾:中高生向けアクシス発見スクール
まず初めに、この度の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に罹患された皆様、
感染対策により仕事、生活に影響を受けられている方々に、心よりお見舞いを申し上げます。
この100年に一度といわれる未曾有の状況下、悲しい・辛い報道も増えておりますが、
本アクシス発見スクールから少しでも皆さまにとって明るく、
希望を感じる内容を届けられたら嬉しく思います。
2020年4月19日(日)にアクシス発見スクール1日目(Day1)を予定していましたが、
全世界、社会、そして皆さまの生活にも多大な影響を与えているであろう
新型コロナウイルスの関係で、Day1の現地開催延期を判断しました。
とはいえ、東京での開催を心待ちにしていたスクール生の心境、
そして我々事務局メンバー(当スクールでは「コーチ」と呼びます)のスクール生全員と顔を合わせたいという気持ちも鑑みて、
「お互いのことを知ろう!」をメインテーマとして、Zoomを用いたオンラインスクールを従来予定していたDay1の前段としての「Day0」と位置づけ実施しました。
Day0は、準備段階から綿密に作り込みました。
アクシス発見スクールとして、そしてコーチ陣として初めて開催するオンラインスクール形式であり、さらに、昨年の倍近い21名の中高生が参加頂きます。
参加してくれるスクール生に楽しかった、
他のメンバーのことが知れてよかった、
次も楽しみと思ってもらいたく、
そのためにはオンラインの接続トラブル等はなんとしても避けたいと考え、
事前に生徒全員にパソコン、スマホ等の接続環境を確認したり、
本番開催の1週間前(4/12)には21名のスクール生全員の事前接続確認テストを実施しました。
さらに、オンラインでのスクール運営をスムーズに進めるため、
中高生・コーチ全員に事前に自己紹介シートを作成してもらい、
当日はスマートフォンでの参加となり画面上での資料確認が難しいことも配慮し、
事前に全員分の自己紹介資料を印刷&スクール生の自宅へ配送しました。
当日の進行に関しては台本を用意した上で2回のリハーサルを実施、
前日まで喧々諤々の議論をして、スクールの質を向上させるよう準備をしてきました。
これらの準備には多種多様なバックグランドを持つコーチ陣の経験や知恵を融合させ、
これまでの準備でも培ってきたチームワークも十分に活かすことができたと感じました。
裏話をすると前日のリハーサル時に予定していたワーク1つを思い切って辞めるという判断をしました。
大きな決断でしたが、コーチ陣がリハーサルを通して感じた違和感などを遠慮なく表に出し建設的に意見交換出来た結果であり、
今振り返ってみるととても良い判断だったように思います。
▼Day0の模様

そうして準備万端で迎えた4月19日当日、
最初は中高生がやや緊張した表情、私たちコーチ陣も笑顔で会話をしながらも、
内心は初めてのオンラインスクールにとてもドキドキしていました。
スクールを進めていく中で、コーチからスクール生に質問をしてみると、
緊張しながらもジェスチャーで反応してくれたり、笑顔で話してくれたりと、
スクール生自身が前向きに取り組もうとしている様子がとても印象的でした。
対話をしていくと、スクール生同士で共通点を見つけたり、
違うことに驚きを感じたりと様々な反応を見せてくれ、
改めてバックグラウンドが異なるスクール生とコーチが一緒に存在する空間に意義を感じています。
当日の構成とそれに対する補足コメントは以下の通りです。
1:イントロダクション
zoomの接続環境確認や操作方法やお願い事項説明(ジェスチャーは大きめになど)
コーチ陣の簡単な紹介
投票機能を活用してのアイスブレイク(参加している場所や今の気持ちの共有)
今回のDay0の趣旨やアクシススクールの紹介
投票機能の利用や投票結果の表示含めZoomを活用した様々な可能性が見え、 今後のスクール運営に活かしていけそうです。 個人的に感動したのは、司会と、zoom運用担当の息のあったコンビネーション。 自分が担当だったら手間取りそうなところを、やさしい語り口とテンポよい運営で進めてくれました。
2:スクール生自己紹介(21名)
ひとりひとりが順番に事前に作成した資料を元に一人「1分」で自己紹介
ひとつ前に発表した人から「質問」を投げかけるというリレー方式採用
全体を4パートに区切り、1パートずつ進行役のコーチを変更(変化をつける)
スクール生の自己紹介資料は写真等も入れて住んでいるところや好きなことを紹介しても らい、お互いの住んでいる地域や好きなことの違いや共通点に気づく時間となりました。
3:小さな幸せ共有ワーク
4グループ(1グループ:スクール生5~6人、コーチ陣2~3人)に分かれて、少人数で「小さな幸せ」(自分にとってどんな些細なことでも良いので、日常の生活などで幸せだな~って感じる瞬間)を互いに共有
コーチ陣も一緒に入り、自分たちの小さな幸せも共有
グループワーク終了後、メインセッション(スクール生&コーチ30名)に戻り、各自のグループで出た話の全体での共有
zoomにはブレークアウトセッションという小グループに分かれる機能がついているのですね。
zoom担当は大変そうでしたが、小グループへの移行で少しだけトラブルが発生したのもご愛敬で、参加者の笑顔がみれた気がします。
中高生とコーチがそれぞれ感じる小さな幸せを一つずつ共有、皆で質問をしていきます。
この中で、太鼓の達人などの音楽ゲームが好きという共通点が見つかって盛り上がったり、参加メンバの一体感が醸成されていった感じがしています。
ワーク終了時の参加メンバの笑顔は、このワークを実施してよかったな!と思った瞬間です。
Day0を完了して、オンラインスクール形式でも様々なチャレンジができそうという自信につながったとともに、オンライン環境の整備は重要だという認識を持ちました。
PCでは他の参加者の顔が見えるけれどスマホだと見えない、ヘッドセットやWiFi環境によって音声が聞き取りにくい等の課題があります。
本格的にスクールが開催するDa1以降では、全員にタブレットとポケットWi-Fi(ネット環境が不安定なスクール生向け)、ヘッドホン等の環境を用意できるかなど検討していく予定です。引き続きご支援をよろしくお願い致します。
支援者の皆様にはリターンとして今後も毎月活動報告をお送り致しますので
最終回のテーマ未来宣言・一歩踏み出してみよう!未来へ向けてワクワクする素直な自分や挑戦を伝えよう!まで、引き続き応援いただければ幸いです。
【以下、Day0実施後スクール生向けアンケート結果の抜粋です】
直接会えないけれど自宅から手軽に全国のスクール生と繋がれて、とても面白いことだなと思いました!(千葉県:高1女子)
緊張したけどみんなのことが知れて楽しかった!(徳島県:高1男子)
知らない人との初めての顔合わせだったので凄いドキドキしました。ただ、オンラインということで自宅で取り組むことができたので少し落ち着いて行うことが出来たので良かったです!(北海道:高3女子)
お互いをよく知れたのでよかった。東京で早く会いたいです!(広島県:高1男子)
みんなで話し合うのもいいけど、グループに分かれて話すのは、もっと楽しかった!人数が少ないから逆に、距離が近い(?)からよかったです!!(千葉県:中1女子)
人見知りな私でもオンラインでなら色んなことを話すことが出来ました。画面越しで話すことであまり緊張もしなかったです!(群馬:中3女子)
新型コロナウイルスの影響で集まれなくなり、残念に思いましたがそれと同時に、このようなオンラインでお話をするという機会を今まで経験したことがなかったので、新たに経験できたことに喜びを感じました(兵庫県:高2女子)
▼コーチ陣の写真(Zoomにて)
【資金用途などについて】
この度皆様からご支援を頂いた4,223,000円に関しましてですが、
新型コロナウイルスの状況により当スクールの開催方針などが大きく変わる可能性もございますので、
資金用途に大きく変更などがあった場合には随時皆さまにご報告いたします。
併せて、支援者の皆様にはリターンとして今後も活動報告をお送り致しますので、
引き続き応援いただければ幸いです。
冒頭と重ねてにはなりますが、この度の新型コロナウィルスに罹患された皆様と、感染対策により仕事、生活に影響を受けられている方々に、心よりお見舞いを申し上げます。
皆さまもコロナ対策及び健康に十分ご留意くださいますようお祈り申し上げます。

















