ラストスパート！！！

皆様のお蔭で、セカンドステージも達成することが出来ました。

本当にありがとうございました。

 

あと、一日を前にお話したいのは、FIPと戦った「ひかり」の事です。

 

 

彼の猫生が光り輝くようにとこの名前をつけました。

しかし、ひかりはFIPという病魔に襲われてしまいます。

 

ご飯を食べなくなり獣医さんへ行って検査をしてもらうと

あと、もって10日ぐらいかもしれない。病院でできることは、一時しのぎにしかならない、治療法がないからね。辛いけど覚悟しておいてね。

と言われました。

ネットで調べFIPに効くというサプリメントを買いあさりました。

何か食べてくれないかと色んなフードを試しましたがダメでした。

寝たきりで、ケージから出ようともしないひかり。

流動食にサプリメントを混ぜてシリンジで飲ませました。

 

10日を過ぎ２週間ほど経った頃から、ひかりは皆の所へ行きたがるようになりました。フラフラしながらふれ合いコーナーへ

お客さんからの　ちゅーるも食べるようになりました。

ジャレて遊ぶようにもなりました。

顔に生気が戻ってきました。

 

https://www.youtube.com/watch?v=-jIuG7UbfzI

 

もしかしたら、治るかもしれない。

そんな思いで２カ月以上が過ぎました。

 

しかし、ひかりの毛艶が悪くなり、またケージから出ることが少なくなってきました。

シリンジでは飲めなくなり、手を消毒し滅菌した胃カテーテルで流動食を飲ませなければならなくなりました。

私は、凄く凄く悩みました。

何も食べさせなければ数日で衰弱して亡くなってしまうでしょう。

心の中は毎日、嵐のように渦巻いていました。

飲ませ続けるか、やめるか。

 

ひかりの眼差しから、まだ生きたい。という気持ちが伝わってきました。

ひかりの心臓が鼓動を打つのを止めるまで、飲ませ続けよう。そう決めました。

 

（閲覧注意）

 

https://www.youtube.com/watch?v=YftxyhWcyiQ

 

ひかりの心臓は強かった。負けるものか！とでもいうように

 

獣医さんと出来ることを相談しました。

温めること、酸素を吸わせること、栄養補給をすること。

１日に４度の流動食

後はケージの中で、酸素を吸わせ、下にホットマット上に猫用のコタツを

セットし看病しました。

 

（閲覧注意）

 

https://www.youtube.com/watch?v=UPJEYLjIkzA

 

別れは突然やってきました。

大学の教授と獣医師に連携を取ってもらい　まだ認可の下りていない治療を始めた日でした。

寝返りの打てないひかりは、気づかぬうちに嘔吐し誤嚥していたのです。

呼吸がおかしいと思い抱き上げた時、体の力は抜けていました。

しかし、意識はありました。私の顔をじっと見て浅い呼吸を繰り返しました。

「ひかり～‼」と泣き叫ぶ私の声に気が付いた夫が走ってきて、心臓マッサージ、人工呼吸をしましたが自発呼吸は戻りませんでした。

それからも２０分以上ひかりの心臓は鼓動していました。

凄く強い心臓でした。

本当にひかりは、頑張りました。

短かったけど猫生を全力で生き抜きました。

 

そして、私は思いました。

病気の猫が猫らしく生きる場所が欲しい。

もっとちゃんと温度管理、酸素が与えられるようにしたい。

病院が休診の時、命をつなぎたい。

 

皆様のお蔭で、それが現実のものとなります。

本当にありがとうございます。

今後も猫たちの為にひだまり号は幸せに向かって走ってまいります。

どうぞ、よろしくお願い致します。