子どもを看取った家族のグリーフケアブックを作るプロジェクトでは、

お子さんを看取られた経験をお持ちの方がたへのインタビューを行います。

 

一昨日第1回目のインタビューが行われました。

インタビューは必要に応じて数回行いながら、体験談をまとめていく予定です。

 

対象は、双子のお子さんを亡くされて数年が経過している方です。

亡くしてから直後ではなく、数年経過された方なりの

「心の揺れ」について、感じるインタビューになったようです。

 

以下は、インタビュアーからの報告です。

 

双子の男の子の話を軸にお話を聞きながら

「何があったのか」という事よりも
「今どう感じているのか」という事に力点が置かれてお話が進みました。

 

「語りなれしちゃっているから」と言っていた、おかあさんですが
お子さんが亡くなるときの事になると涙が流れました。

 

「まだ泣けるんだ。わたし」というおかあさん。

 

「去年くらいまで、ふたりとの時間を思い起こして楽しんでいた。
でも今は自分の人生を生きている。
思い出す時間が少なくなったのに罪悪感を感じたりもしたけれど
今はそれが正しいのだと思っている。言い聞かせているのかもしれないけど」

そう言って、笑いました。

 

揺らぎながらも今を生きている姿に等身大の姿が見えて、
正しい答えなどなく、それぞれの道があるだけなのだと思いました。

 

子供を失ったというところに焦点が当たりがちですが
子供ができる前も、そして今だって一人の人として生きている。

それぞれが自分の人生をどう捉えて、どう進んでいるのか、
という事が本で伝えられたら

 

「子供を失った母」が、その経験に縛られることなく
もっと子供と出会えたことを喜びながら、
もっと自由に生きていけるのではないか、と思いました。

 

まだ、うまく言葉にして伝えられていないと思いますが
これが第一回のインタビューの感想です。

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