支援総額
目標金額 300,000円
- 支援者
- 59人
- 募集終了日
- 2021年2月19日
すべてのこどもたちに学習の機会を!夢と希望を!
#子ども・教育
- 現在
- 409,000円
- 支援者
- 74人
- 残り
- 37日
「のとじま水族館」の生き物を守る共同支援活動継続のために!
#地域文化
- 現在
- 24,605,000円
- 支援者
- 2,323人
- 残り
- 16日
子どもの貧困の実相を描いた絵本を、全国の図書館に!
#子ども・教育
- 現在
- 1,735,000円
- 寄付者
- 95人
- 残り
- 7日
障がい者がより豊かに生きられる社会を!みらせんサポーター募集!
#子ども・教育
- 総計
- 36人
地方から全国に向けて意見を発信する中学生を大きく成長させたい!
#子ども・教育
- 現在
- 65,000円
- 寄付者
- 3人
- 残り
- 58日
こどもも大人も自分らしく主人公になれるイベントを開催したい!
#子ども・教育
- 現在
- 12,000円
- 支援者
- 3人
- 残り
- 41日
心理専門職による「心のケア」を、必要な人に無料で届けたい
#子ども・教育
- 総計
- 4人
プロジェクト本文
終了報告を読む
不登校の子どもたちによる本『不登校宣言』を届けたい。
はじめまして。新潟県長岡市でNPO法人学びスペース あうるの森の代表の山田竹紘と申します。ご覧いただきありがとうございます。
あうるの森とは
あうるの森は2013年から活動しているフリースクールです。近くは長岡市内、遠くは県外から通っている子どもたちもいます。
現在までに100人以上の不登校の子どもたちが通っています。利用している子どもたちの学年も、小学生から高校生までと幅広いですが、年齢関係なくみんな仲良く毎日を過ごしています。
あうるの森では学習習慣を身につけることのほかに社会性を身につけるため、日常的にさまざまな活動をしています。
体育館での運動風景 プールイベント
学習風景 バーベキュー
不登校の子どもたちによる本作り
あうるの森では毎年、子どもたちが主体となって大きなイベントをしています。
2020年のイベントは本作りでした。
2020年1月子どもたちと今年のイベントは何をしようかということを話し合いました。
さまざまなアイデアが出ました。
「会社を作りたい」「ロケットを飛ばしたい」「YOUTUBERになりたい」そんな中で出たアイデアの一つに「本を作りたい」というものがありました。
「自分たちは不登校という他の人とは少し違う経験をしている。
あうるの森に来て、他にも不登校がいるということが分かり何となく楽になったけど、どこにも行けなくて悩んでいる人は多いと思う。
そんな人たちのために自分たちの経験を本にして勇気づけたい。」
そのような話し合いがされました。
そしてその意見にみんな前向きに考えました。
私は驚きました。本にするということは、子どもたちの辛かった経験を書かなければいけません。
それなのに他の人に目を向けられるということに子どもたちの成長を感じました。
「不登校による不登校への本」このような本は他にはありません。
過去に自分は不登校だったと振り返る本はありますが、現役の不登校が自分の体験を語るということは非常に珍しいものです。
このような大きなプロジェクトを成功させることができたら、彼らの人生の大きな成功体験となり今後の人生の糧になるはずです。
私はなんとしてでも彼らの希望を叶えてあげたいと考えました。
本作りに取り掛かるけど…困難が続出
そして本作りのリーダーや役割分担が決まり、本作りが始まりました。
しかし、本を作るといっても、私を含めて誰も経験のないことでした。
自分たちで本を出版するということは多分一生のうちで今回が最初で最後だと思います。インタビューから始まって編集、ゲラ刷り、校正と初めてやる慣れない作業ばかりでした。
後書きより抜粋
そのため、さまざまな困難がありました。
その度に子どもたちは自分たちで話し合い、解決していきました。
最初に話し合ったことは「自分たちの文章力で本が作れるのだろうか」ということでした。
それを解消するため、お互いにインタビューをして、それをまとめれば自分たちらしい文章で、わかりやすくなるのではないかと結論が出ました。
そして次に自分たちのどのような体験を本として載せるべきなのかということでした。
あうるの森の中には凄惨ないじめを受けた子どももいます。
そのような人たちにどの程度踏み込んでインタビューをするべきなのかということを話し合いました。
本をより面白くするためにはそのような体験をどんどん語ってほしいという子どももいれば、何を語るかは本人の意思に任せたいという子どももいました。
人によってはまだ消化しきれていない人もいます。そんな人に無理やり話を聞くのはその人を傷つけてしまいます。しかし、リーダーとしてより良い本を作るためにはその人に話を聞く必要があると思いました。そのためできるだけその人が話しやすい環境を作り、話せる範囲で良いので話してもらう工夫を凝らしました。 後書きより抜粋
また、学校の先生たちが自分たちのことをどのように思っていたかを知りたい、ということがあがりました。そのため、学校の先生に来てもらい子どもたちと対談をしました。
私は学校の先生に良い印象を持っていませんでした。その先生と不登校のことについて話し合うというのは抵抗がありました。しかし、実際に話を聞いてみると先生もとても苦労をして私達不登校と関わっていたということが分かりました。 後書きより抜粋
このように困難や提案などがいくつも出てきました。
その度に、みんなで話し合い解決していきました。
本の制作費用
この本は、あうるの森の子どもたちがさまざまな困難や自分の過去を乗り越え協力して出版するものです。
そのため、何とか可能な限り彼らの希望する形で出版をしたいと考えています。
しかし、その全てをあうるの森で負担するには非常に高額で、約170万円かかります。
それでも、子どもたちの思いを多くの人に届けたいという思いを諦めきれず、皆さんのお力を借り、出版していきたいと思いクラウドファンディングに挑戦することにしました。
目標金額との差分に関しては、自己資金で負担します。
しかし、他のNPO法人と同じようにあうるの森も財政的に非常に厳しい状況となっております。
ぜひ一人でも多くの皆様より、ご支援・応援いただけますと幸いです。
本の概要
・刊行予定日:2021年1月6日
・刊行予定数:1000部
・内容 :不登校の子どもたちによる不登校体験談、不登校の保護者へのインタビュー、
学校の教師と不登校の子どもたちによる対談
・発行:㈱新潟日報事業社 出版部
特定非営利活動法人 学びスペースあうるの森
住所 新潟県長岡市石内2‐3‐9
TEL 0258‐37‐0780
facebook https://www.facebook.com/forestofowlnagaoka
【プロジェクト終了要項】
製作物
A5判
出版完了予定日
2021年1月6日
著者
特定非営利活動法人 学びスペース あうるの森
発行部数
1000部
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プロフィール
NPO法人学びスペース あうるの森理事の山田竹紘です。あうるの森は新潟県長岡市にあるフリースクールです。2013年から活動をしています。毎日、小学生から高校生まで10人以上の子どもたちが勉強したり遊んだりしています。社会性を育む活動として、2018年は子どもたちによる自作の演劇を公演しました。約100人の方から来ていただき大変好評でした。2019年はアオーレ長岡で行われる「ばくばくマルシェ」というイベントでカレーの屋台を経営しました。子どもたちが自分たちでメニュー、外装、広報など屋台に必要な全てを一から考えて、話し合って取り組みました。2020年度、あうるの森の子どもたちは自分たちの不登校の経験を本にしました。ぜひ多くの方に読んでいただきたいと思います。ご支援よろしくお願いします。
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リターン
3,000円
『不登校宣言』1冊コース
■あうるの森の子ども達からのお礼のお手紙
■『不登校宣言』1冊
- 支援者
- 45人
- 在庫数
- 255
- 発送完了予定月
- 2021年3月
6,000円
『不登校宣言』2冊コース
■あうるの森の子ども達からのお礼のお手紙
■『不登校宣言』2冊
- 支援者
- 6人
- 在庫数
- 294
- 発送完了予定月
- 2021年3月
15,000円
施設様など向け 『不登校宣言』5冊コース
■あうるの森の子ども達からのお礼のお手紙
■『不登校宣言』5冊
- 支援者
- 10人
- 在庫数
- 290
- 発送完了予定月
- 2021年3月
プロフィール
NPO法人学びスペース あうるの森理事の山田竹紘です。あうるの森は新潟県長岡市にあるフリースクールです。2013年から活動をしています。毎日、小学生から高校生まで10人以上の子どもたちが勉強したり遊んだりしています。社会性を育む活動として、2018年は子どもたちによる自作の演劇を公演しました。約100人の方から来ていただき大変好評でした。2019年はアオーレ長岡で行われる「ばくばくマルシェ」というイベントでカレーの屋台を経営しました。子どもたちが自分たちでメニュー、外装、広報など屋台に必要な全てを一から考えて、話し合って取り組みました。2020年度、あうるの森の子どもたちは自分たちの不登校の経験を本にしました。ぜひ多くの方に読んでいただきたいと思います。ご支援よろしくお願いします。