ネパールにおけるチャウパディ慣習の改善女性の自立
【感謝を伝えましょう】
この6月にネパールに今なお残る女性蔑視の慣習をなくし、女子生徒の教育環境改善のための「NOチャウパディ・プロジェクト」を実施しました際には、皆様から暖かいお力添えを賜り、厚く御礼申し上げます。
10月に事務局長の乾がネパールを訪問し、皆様からいただきましたご支援を現地の女性たちに届けてまいりましたので、その様子の写真とネパールでの現地の女性を代表して私どものカウンターパートでありますICAネパールの感謝状を送らせていただきます。
皆様ご厚情に重ねて心より御礼申し上げます。
(心ばかりですが、現地のお土産も同封させていただきます)
ICA文化事業協会 佐藤静代 ICA 理事長
事務局長 乾 智喜
*現地の女性を代表しての御礼
ネパールのシンドゥパルチョーク郡のサンガチョック村の地域コミュニティは
2019年10月18日にICA文化事業協会の乾事務局長から生理用ナプキンのプロジェクトに関する皆様からのご寄附を確かにいただきました。
いただきましたご寄附は低価格の生理用ナプキンを製造して地域に広め、配布して女性たちの啓蒙に役立てるために大切に使わせていただきます。
望外のご寄附をいただき心より御礼申し上げます。
ICA Nepal 理事長 イシュー・スバ
【結果を報告しましょう】
農山村でのチャウパディは、月経中の女性を不浄とみなし、小屋などに隔離して軟禁するネパールに古くから伝わる慣習である。2005年にネパール政府によって禁止されたが、実際には山間部の農村では現在でも行われている。2011年の国連報告書によれば、生理中の女性は他の人や家畜、野菜や果実に触れることも禁止され、水道や井戸の使用も制限される。暖を取ろうとしてつけた焚き火の煙を就寝中に吸い込んだりしたために死亡したケースも報告されている。ICAは長年タブー視されてきたこのチャウパディ問題に、解決策としてナプキン製造を活動展開しました。最初は勇気が必要でした。しかし活動は浸透しました。
•ICAジャパンは初めて、2016年に貧困女性のグループに使い捨てナプキン製造の導入し、実際に女性の研修生が手で作ったナプキンを近隣の学校に配り、生理・公衆衛生の研修を行いました。
一方で人々の意識の変革も同時に進めました。生理や体の仕組み、チャウパディや性差別に対する意識、生理用ナプキンに対する知識などについて啓蒙、啓発しました。
これらの取り組みなくしては生理用ナプキンの普及もチャウパディに対する意識の変革も進まない。 ICAは沢山の学校を訪問してワークショップや説明会を行いました。
チャングナラヤン周辺にある学校において12〜17歳の生徒を対象にワークショップを実施
①生理・身体の仕組みについて
②チャウパディや性差別について
③使い捨てナプキンとその扱い方法について
学習とワークショップを実施しました。同時に現地で製造したナプキンを配布する。
・ワークショップを実施することで女生徒の勉強の遅れ、退学が減少して、識字率が向上した。
・ワークショップに参加した生徒達が女性の身体や衛生問題を話し合う活動グループが自主的に設立された。
・他校にも波及し、徐々に正しい知識が先輩から後輩へ受け継がれていった。
・学校で各回30人~40人を対象として、対象者を変えて同じ内容のワークショップを3回実施した。
•ワークショップに教師や両親(特に父親)も参加してもらった。
•ワークショップ終了後に学校内に複数のサークル(クラブ)を組織し、自主的に継続的な改善に取り組み、学校間でも情報交換をおこなた
【写真を入れましょう】
【収支報告をしましょう】
例1) 皆さまからご支援頂いた資金は、ネパールにおけるチャウパディ慣習の改善による女性の自立・連帯とエンパワメントのために使用させて頂きました
例2) ナプキン製造 701,402円、ワークショップ費用 330,000円、派遣費用432,000円、管理費用(チラシ印刷、通信費、文房具、スタッフ人件費用)246,000円 Reday For 手数料290,598円 合計 2,000,000円を使用させて頂きました。
•1カ
【リターンの発送状況についてお知らせしましょう】
支援者の方々の中には、リターンを心待ちにされている方もいらっしゃいますので、
お約束しているリターンについて、まだ発送が完了されていない場合には、
今後の発送予定時期や、発送方法(受け取り方法)についてご共有下さい。
【今後について情報発信を行いましょう】
ワークショップ終了後に学校内に複数のサークル(クラブ)を組織し、自主的に継続的な改善に取り組み、学校間でも情報交換をおこなた
駐日ネパール大使館を訪問
インターン生がラナ大使と意見交換
ネパール駐日大使にナプキン配布活動を報告
ありがとうございました。