囚人達の心からの訴え。第二弾

ありのままの自分へ

 

初めまして。
生きることから逃げないために、あの日僕らは逃げ出した
ヒコボシ役を努めさせていただいております、松本旭平と申します。

 

 

沢山の皆様のご支援、誠にありがとうございます。

 

感謝という言葉一つで言い表せない程、沢山の方々に応援していただけている事を実感致します。

 

生き逃げ発足から約一年。
あっという間に気付けば一年の月日が流れ、舞台初演の頃は、この一回だけのメンバーだと思っていました。
こうして同じメンバーで一年後も活動をしている事を想像すらしていませんでした。

 

 

ヒコボシは、自分で自分を作り上げ、いつも自分を演じてしまう。そんな役柄です。みんなの憧れでキラキラしている一方で、本人はどこか闇を抱え、周りに心を閉ざしている。それは、誰もが持っている人の側面なのではないか、と。

 

私自身もその一人です。
小さい頃から人の顔色ばかり伺っていた気がします。
偉いね、しっかりしてる
そう言われる事で自分の価値を見出していました。
気付けば自分で自分がわからなくなり、松本旭平という人間を演じていたのだと思います。

生き逃げのメンバーと過ごせば過ごす程、自分自身とは何か。自分の内面を抉られる様な感覚になります。

 

それ程、一人一人が自分と向き合って
自分という殻を破ろうとしているからだと思います。

自分の檻から脱獄したい。
生き逃げという存在が、自分と向き合う時間をくれました。

一年間、活動をしていて
キラキラと輝いていられたのは、ファンの皆様のお陰です。

 

そう身に染みて感じた
3月4日の渋谷TSUTAYA O-WEST無観客ライブ

 

お客様が誰もいない中でのライブ
映像越しの方に、届くように気持ちを奮い立たせ挑みました。
一年の集大成のようなライブ。
ありがたい事に、私達が想像をしていたよりも遥かに多くの方々がご覧下さいました。

興味を持って下さっていた方、そこで初めて知って下さった方、

 

そして勿論、

 

応援してくれているファンの皆様の前で

 

ライブがしたい！！！

 

今、そんな感情が高まっています。

今の社会情勢の中では、いつ穏やかな日々が訪れるのか先は見えていません。

 

しかし、私達は次回のライブ実現

 

いつになったとしても、叶えてみせます。

皆様のお力ばかりお借りしており大変恐縮ではございますが、ライブで恩返しさせていただきたいです。

 

ご支援、ご協力の程、引き続き宜しくお願い致します。

 

 

生きることから逃げないために、あの日僕らは逃げ出した
ヒコボシ役　松本旭平