プロジェクト概要

20カ国以上から様々な境遇の中学生が集うサマースクール。
返済不要の全額または部分奨学金枠を増やし
将来アジアで活躍するチェンジメーカーを育てたい!


2014年8月に軽井沢で開校した、インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢(略称アイザック(ISAK))の代表を務める小林りんです。ISAKは、世界の様々な境遇の若者を受け入れ、より良い社会のために変革を起こせるチェンジメーカーを育てる、全寮制の国際高校です。

 

ISAKでは、世界15カ国の多様な環境で育った49名の高校1年生が、同じ屋根の下で共に学んでいます。私は、いくつかの自身の原体験から(後述)、「良い教育が、一部の人だけに与えられるものであってはいけない」という想いを強くもっており、当校の約半数の生徒に返済不要の全額または部分奨学金を給付することで、真の多様性を追求しています。開校に先駆け、実践検証の場として中学生向けに開催してきたサマースクールは、READYFOR?を通じた皆様からのご支援のおかげで、今年で6回目を迎えます。

 

2013年、2014年とREADYFOR?にてご寄付いただいた奨学金の総額は、約630万円に上り、優秀ながら経済的に恵まれない境遇にいた多くの中学生に、参加してもらうことができました。ご支援者の皆様に、改めてこの場を借りて心から御礼申し上げます。

 

今回も本校同様、国境だけでなく、社会経済格差を超えた学級を実現するため、皆さまのお力をお借りして、奨学金枠を増やしたいと思っています!

 

▼ISAKサマースクール紹介ビデオ

https://www.youtube.com/embed/lPHULR1fQFc?rel=0

 

なぜ多様性が大事なのか?

 

奨学生の割合を増やす目的は、経済的に困難な子ども達を救うことだけではありません。異なる文化、宗教、価値観のなかで育った子供たちが寝食を共にすることで生まれる学びは、大人の想像を遥かに超えています。ニュースや教科書で見聞きした世界の問題が、仲良くなった友達を通して見えた瞬間、それらの問題が彼らのなかで「自分事」に変わり、「もっと学ばなければ」「自分に何ができるだろう」という気持ちが芽生えるのです。


グローバル化が進み、益々混沌を極める現代社会においては、何が解かれるべき問題であるかを嗅ぎ付ける力、様々な価値観を許容し、互いの強みを活かして協業する力が必須となります。


物ごとの捉え方や常識が異なる多様な仲間と共に過ごし、一つのことを成し遂げる経験を積み重ねるなかでこそ、こうした力が養われるのだと、過去5回のサマースクールの生徒達を見ていて確信しました。

 

(生まれも育ちも違う仲間達と、貴重な時間・経験を共有する2週間。)

 

留学先の高校で目の当たりにした
「学校に行ける」ことは決して当たり前ではないという現実


私は国立大学の附属高校中退後、全額奨学金を得てカナダの全寮制インターナショナルスクールに留学しました。全世界から高校生が集まり共同生活を送る中、メキシコ人のクラスメートの実家を訪ねたときのこと。

 

母国においては「中流家庭だ」と言う彼女の兄弟6人は、皆とても優秀であるにも関わらず経済的な理由で高校には進学できておらず、機械工などの仕事についていました。彼女だけが、運良く奨学金付きの寄宿学校に留学し、学ぶ機会を得ることができたのです。この時私は、「学校に行ける」ことは決して当たり前ではないのだと、痛烈に実感しました。

 

(フィリピンに赴任していた国連児童基金(ユニセフ)職員時代。)

 

教育を通じて社会を変えたいという気持ちの芽生え


やがて大学で開発経済学を学び、スタンフォード大学で国際教育政策学を修了した私は、国連児童基金(ユニセフ)の職員として、フィリピンに赴任しました。3年間ストリートチルドレンの非公式教育に携わったのですが、どれほど彼らの識字率を上げたとしても、社会のシステム自体が変わらなければ貧困はなくならないということを学んだのです。


この二つの体験を通じて私は、社会構造を変革することが出来る、「真のリーダーを育成すること」、そしてポテンシャルのある生徒であれば幅広く門戸を開き、教育機会の不均等を解消することこそが、私に与えられた使命であるとの考えに至りました。そこで各分野で次世代をリードしてゆける子ども達の育成を目指す、少人数制の全寮制インターナショナルスクール、ISAKを設立しました。

 

世界各国の個性豊かな子どもたちが、大自然のなかで互いの価値観を学び合う2週間

(大自然のなかでリーダーシップを養うアウトドアプログラム。)

 

2014年のISAKサマースクールには、43の国と地域から約540名の応募があり、その中から選ばれた80名が参加しました。多様なバックグラウンドの子ども達が約2週間寝食を共にする生活は、新たな気づきと学びの連続です。

 

(互いの異なる視点や考え方を尊重しながら、変化を起こすプロセスを学ぶ「デザイン思考」の授業。)

 

困難な状況を生き抜いてきた生徒を受け入れることは、本人の可能性を開花させる機会を得るという点でも意義が大きいですが、同時に、日頃恵まれた生活をしている生徒達にも多大な影響を与えます。

 

例えば、2014年にアフリカのシエラレオネから全額奨学金で参加した女子生徒は、母国でいまだ存在する「早期結婚」や「少年兵問題」についてみんなの前で説明し、自分自身や周りにいる友達がそういった問題に巻き込まれている現実について、話してくれました。そして、「母国には良いリーダーがいない。自分が将来リーダーとなって現状を変えたいから、ISAKのサマースクールでリーダーシップを学んで母国の未来に貢献したい。」という強い意志を語りました。

 

彼女の言葉を聞いた先進国の子ども達は、自分たちに与えられた「人権」「自由」が、決して当たり前ではないのだと痛感します。そして、世界各地で起こっている問題を、自分とは関係のない時事問題としてではなく、同じ学び舎で過ごすクラスメイトの身にも起こっている身近なこととして考えるようになりました。


ISAKではいつも、生徒がこうした経験を積極的に仲間とシェアする機会を用意しています。しかしここで生まれる生徒同士の学びは、多様性のなかで自然に発生する、大人の予想を超えたものなのです。

 

(自国の文化や自分の身の回りで起こっている問題を共有するカントリープレゼンテーション。)

 

将来アジアで活躍するチェンジメーカーがここ日本から


アジア太平洋地域を中心に世界から集まる留学生たちと、日本の生徒たちが互いに刺激し合いながら学ぶ中で、将来社会に変革を起こすチェンジメーカーが、この軽井沢の地から、そして日本から巣立ってくれたらと願っています。

 

いずれは、ISAKで育ったリーダーが、世界中の様々な地域や分野で抱える問題を、自らの手で解決していって欲しい。そのための優れた教育機会を、社会的、経済的バックグラウンドに関わらず、多くの若者に提供したいと願っています。

 

サマースクールは、より多くの生徒にISAKの教育環境を体験してもらうためのプログラムです。一人でも多くの生徒に奨学金を給付し、真の多様性を実現するため皆さまのお力を貸して頂けますよう、心よりお願い申し上げます。

 

【ISAKサマースクール2015について】
日時: 2015年7月18日 (土)~ 7月30日 (木)の13日間
場所: ISAK本校舎 (長野県北佐久郡軽井沢町)
料金: 38万円(寮費・食費を含む)+申請料3,100円
対象学年: 日本の学校の方: 2014年12月時点で中学1-2年生の方
海外の学校の方: 2014年12月時点でGrade7-8の方(US System)
定員: 80名
指導言語:  英語
プログラム例:
・学科 数学、理科、歴史
・特別科目 国際交渉、リーダーシッププログラム、演劇、デザイン、美術、アウトドア、英語集中講座
・特別プログラム 母国紹介プレゼンテーション、タレントショー(生徒主導)、ダイバーシティ・ワークショップ、日本文化など

インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢
公式ホームページ:http://isak.jp/
ISAK 公式Facebookページ:http://www.facebook.com/ISAK.jp

 

(2014年のサマースクール参加者と教員、スタッフ。共に過ごした学び舎の前で。)

 

 

<引換券について>

*サマースクールに参加した学生からのE-Cardをお贈りいたします。


*ISAKオリジナルバインダー(サマースクールで学生が実際に使用するもの)をお贈りいたします。


*ISAKオリジナルTシャツをお贈りいたします。(Mサイズ)

 

 

*ISAK誕生までの軌跡が綴られた「世界を変える全寮制インターナショナルスクール(中西未紀著、小林りん協力)」をお贈りいたします。(小林りんからのメッセージ入り)


 

*軽井沢で行われるサマースクールにて、各授業の見学をしていただけます。(交通費に関しては自己負担でお願いいたします。授業環境保持のため、10歳以下のお子様のご同伴はご遠慮頂いております。ご案内できる人数に限りがございますので、ご見学いただける人数は原則2名様まででお願い致します。)

 

*サマースクールに参加した学生からのサンクス・レターをお贈りいたします。

 

*昨年10月、時代の変革者の1人としてカンブリア宮殿に出演。今年1月に変革者15名について纏められ出版された「カンブリア宮殿 村上龍×変革者」(日経BP)を、小林りんからのメッセージを添えてお贈りします。

 

(READYFORは購入型クラウドファンディングですので、支援者の皆様には引換券を購入していただく体制となっております。従って、寄付控除の対象にはなりませんのでご了承願います。)


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