東大ダンスサークルWISH　40年間の伝統を後輩に伝えたい！

プロジェクト達成のご報告とネクストゴールについて

WISH 41代12月公演に向けたクラウドファンディングは、皆様のご支援を賜り、40万円の目標金額を達成することができました。

心より感謝申し上げます。

 

私たちは、ネクストゴールとして70万円という目標を設定することにいたしました。

掲載は明日までと残すところわずかですが、少しでもこの目標に近づけて、部員の負担を減らしていきたいと思っております。

 

ここまで、金銭的なご支援とともにたくさんのあたたかいお言葉をかけていただき、誠にありがとうございます。皆様により良い公演をお見せできるよう、本番に向けてより一層頑張っていこうと思います。

今後ともよろしくお願いいたします。

 

2021年10月28日　WISH 41代幹部

 

自己紹介

はじめまして！T. U. Dancing Club WISHです！

 

WISHは41年間続く東京大学のインカレストリートダンスサークルです。現在は41代、42代、43代の３代で200人を超える部員がおります。１年間を通して、新入生歓迎公演、五月祭、２年生イベント、駒場祭、12月公演、卒業公演など様々なイベントがあり、部員一同常に何かに向かって精進しております。

 

12月公演とは

年間のイベントの中でも特に、12月公演はサークル最大規模の公演で、執行代の引退公演でもあります。プロのスタッフの方々やOB・OGの方々にもお世話になりながら音響・照明・映像・大道具などにもこだわり、執行代は約半年間かけて創り上げます。

約2年半の現役生活の集大成としてダンスを披露するだけでなく、ダンスとお話を融合した「ストーリー」の部で、言葉を用いず、ダンスと演技の表現だけでお客様にメッセージを届けることが特徴となっております。

（↑40代12月公演「Shamrock」の様子）

 

現在の活動状況

現在、WISHでは、感染症対策を徹底したり様々な事情のある部員たちにも配慮したりしながら、なるべく通常通りの活動を行なっております。

 

活動できるのは大変恵まれたことで、日々この環境に感謝しながら部員一同活動しております。

しかし、そんな中でもたくさんの障壁があることは否めません。

金銭面の負担というのは特に大きな課題となっています。

 

無料で使える東京大学の施設が利用できないだけでなく、公立の安い体育館でも利用できないところがあり、値段の高いスタジオを利用することが増えました。感染対策のために広さに規定を設けていることもあり、部員への負担、サークル会計への負担、どちらも非常に切実な問題になっています。

 

新型コロナウイルス感染拡大による打撃

その他にも、様々な打撃を受けています。

 

新歓公演は、お客様である新入生の安心・安全のために、ホールにて実際に観客を呼び公演を行いました。この際、感染対策のために会場代等の経費がかさみました。

 

五月祭は、5月以降２度の延期を経て8月にようやく開催することができました。

そもそも東大の敷地を借りて行うもので、会場費はかからないイベントですが、今年は外部の会場を借りて行い、延期の度に会場費、人件費等の費用がかかりました。

 

2年生イベントは延期し、会場を取り直したため、予定の２倍ほど会場費がかかった上、最終的には開催にたどり着くことができませんでした。

 

また、新歓公演と2年生イベントは、例年観客を呼ぶことで利益が出るはずのイベントでしたが、言わずもがなその利益も出ておりません。

このように、イベントを行うごとにキャンセル代や新たな場所代等がかかり、利益も出ないため、WISHの会計が圧迫され、部員の負担も大きくなっております。

（↑41代新歓公演「Trigger」の様子）

 

私たちの想い

このような状況でありながらも、私たちは日々の活動や一つ一つのイベントを諦めていません。なんとかしてやり遂げようとしています。

そこには先輩方・後輩たちへの想いがあります。

昨年は、先輩方が断腸の思いで中止した活動がたくさんありました。私たちは、部員の安全のために悔しい思いをしながら様々な決断をしてきた先輩方の分まで、コロナ禍以前のWISHを知る最後の代として、後輩たちに伝えたいもの、伝えなければいけないものがあると自覚しています。

さもなければ、WISHで長きに渡って受け継がれてきた伝統が途絶えることに繋がりかねないからです。

（↑41代五月祭「Iris」の様子）

 

41代執行として残すところは12月公演のみとなりました。他のイベント以上にかける想いは強く、後輩たちにはWISHの素晴らしさを体感して欲しいと思っています。準備期間から本番まで、金銭面で厳しい状況はまだまだ続きますが、一つの妥協もするつもりはありません。

 

私たちは自分たちの力でも精一杯の努力は継続して参ります。このようなご時世で大変恐縮ではございますが、皆様のご支援を賜ることにより、お力をお貸しいただければ幸いでございます。

 

幹部挨拶

【代表　小松昌樹】

WISH41代代表の小松昌樹と申します。

 

本年度は、対面での活動を徐々に増やしていくことができたものの、中止をせざる終えなくなったWISHのイベントは昨年度に引き続き多くありました。中には昨年度にはなかった、直前まで準備を進めた上での延期や中止というものも多く、今年こそはと思い、感染予防対策も徹底し、万全の準備をしていたつもりであった私たちにとって、その現実は非常に重くのしかかりました。

 

私たちはそう言った中で、活動を続けています。そこで私は部長として、そのような環境下なのにどうして活動を続けるのか。続けられるのか。そして、12月公演を開催するのか。という疑問と向き合う必要がありました。

 

その疑問に真剣に向き合い、活動に参加していくうちに見つけた答えは人と人との大切な繋がりでした。繋がりといえど、その形は一つではありません。同期の繋がり、先輩後輩の繋がり、OBOGの方々と現役との繋がり、保護者様とサークル員との繋がり、公演スタッフの方々とサークル員との繋がり等々多岐に渡ります。またその中にさらに、一人一人の関係性と文脈があります。WISHにはそういった人と人との大切な繋がりがあり、そのおかげで、サークル員は負担を乗り越えることができ、WISHの活動がサークル員みんなのやりたいこと、全力になれることになっていたことに気がついたのです。

 

そして、それと同時にそのような繋がりを育み、繋がりに対する様々な思いを表現する最大かつ現役最後の場が12月公演なのだということにも気がつきました。これをもって私の12月公演を開催したいという思いは確固たるものになりました。

 

私たちは公演を通じて様々な思いを伝えます。その思いは感謝をはじめとし、尊敬、希望、自信など多岐に渡ります。私は過去2回公演に参加しましたが、毎年公演後の会場には感情が溢れかえります。私たちの伝える思いに呼応して、感情が連鎖的に生じていき、一つの空間にもの凄い量の感情が溢れるのです。私にとって人生で初めての経験でした。

今年度もその空間を大切に思い、なんとしても12月公演を実現したい所存です。 

 

このような状況下において大変恐縮ではございますが、12月公演の開催を実現すべく、皆様のご支援・お力添えを頂けますと幸いです。現役一同、常に最大限できることを追い求めながら、公演の準備に全力を尽くす所存です。公演の開催を実現させることができました折には、是非皆様にも公演に足を運んでいただき、私たちの思いを伝えることができればと存じます。

 

 ご支援・お力添えのほど、宜しくお願い致します。

 

 

【副代表　岡本航生】

初めまして。WISH41代副代表の岡本航生と申します。

 

2021年に入っても新型コロナウイルスは猛威を振るい幾度となく出される緊急事態宣言やそれに伴う練習場の閉場、イベントの中止などで学生は努力の成果を発表する場だけでなく、そもそも努力をする機会すらも数多く奪われてきました。本サークルもそうした影響を直に受けてきた団体であり、サークルとしての対面練習禁止期間が何ヶ月にも渡ったりいくつものイベントが直前で中止になったりと、250名を超える部員は自然の脅威を前にした自分たちの無力さを痛感する、虚しい瞬間を幾度となく経験してきました。そのような瞬間を経験する度に、40年近く続いてきた伝統ある12月公演の開催を実現させることはできるのかということが執行代を中心に部員の頭をよぎりました。

 

しかしそれでも、自分たちがいつしかその魅力に惹き込まれてのめり込んでいった「ダンス」というものを、そんなダンスを通じて得たかけがえのない経験から得た「学び」や「気づき」を、世の中に発信し感動を届けたい、という想いが留まることは決してありませんでした。執行代は今年の1月から、下級生は8月から、様々な制約を受け時には歩みを止めることを余儀なくされながらも、それでも前を向いて例年以上のクオリティを目指して今も懸命に取り組み続けております。

 

そんな部員一人一人の努力を最も間近で見てきた幹部として私は、そのような想いの詰まった公演を必ず成功させ、後輩に歴史をつなげたいと切に願っております。

 

このような状況で大変恐縮ではございますが、皆様のご支援・お力添えを頂けますと幸いでございます。ご支援のほど、どうかお願い致します。

 

 

【副代表　花村菜奈】

初めまして。WISH 41代副代表兼クラウドファンディング担当の花村菜奈と申します。

 

私たち41代は、サークルに入って1年目を新型コロナウイルスのない環境で過ごしました。

「例年通りの活動」を知る私たちにとって、コロナ禍のWISH生活は、本当だったらもっといろんなことができたのに、という悔しい思いを日々募らせるものです。

特に、自分たちが引退する前に後輩たちと例年通りの活動をできないこと、活動を通して伝えたいたくさんのことを伝えきれずにいることに最も悔しい思いを抱えております。

ただ、その悔しい気持ちは抱えているだけでは何も始まりません。悔しいからこそ、コロナ禍でもコロナに負けない活動を続けていきたいと思い、必死に活動しています。

このクラウドファンディングもその一部として行なっております。

 

一つのことを約2年半、最後まで続けるということは、それ自体何らかの努力を要します。その上新型コロナウイルスの影響を受けている今の現役部員たち、特に引退公演である12月公演に出ることを決め、最後までやり抜く覚悟をもった執行代は、「12月公演に出演すること・12月公演を行うこと」、さらには「WISHにいること・WISHがあること」の意味や価値を感じているのだと思います。

価値は、感じているだけでなく伝えていかなければ残ってはいきません。

40年間、先輩方が代々伝えてくださった価値が今の私たちまで伝わり、伝統として残っているから12月公演が12月公演として、WISHがWISHとして存在し続けているのだと思います。

今度は私たちが伝える番です。本公演を成功させることは、WISHの価値を伝えるには必要不可欠であります。

 

「本公演の成功」と一言にしても、そこには様々な要素が必要になりますが、金銭面に起因する要素は大きく、伝統を残していくためには、皆様のご支援なくしては厳しい状況であります。このようなご時世で、皆様も大変な思いをされている中恐縮ではございますが、現役一同本公演の成功に向けて精一杯の努力をして参りますので、ご支援いただけますと幸いです。

 

 

 

公演詳細

T.U.Dancing Club WISH 41代 12月公演

日時：1回目公演    12月18日(土) 午後開演（時間未定）

　　　2回目公演    12月19日(日) 午前開演（時間未定）

　　　千秋楽公演    12月19日(日) 午後開演（時間未定）

会場：福生市民会館大ホール（もくせいホール）

 

※2020/12/18と2020/12/19に、福生市民会館大ホール（もくせいホール）にて、東京大学ストリートダンスサークルT.U.Dancing club WISHの12月公演を開催したことをもって、プロジェクトを終了と致します。

※新型コロナウイルス感染拡大状況や天災等、やむを得ない事情により本公演中止の判断をする可能性もございます。その場合、皆様からいただきました支援金は、公演中止により発生する費用 ・2023年3月に開催予定のWISH 41代卒業公演開催費用・42代への引き継ぎ金に充てさせていただきます。また、リターンの内容につきましても変更する可能性がございます。ご理解いただけますと幸いでございます。

※本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関しては、こちら （https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix）の「命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。

※掲載されている写真は、撮影時のみマスクを外しております。ご理解のほど何卒よろしくお願いいたします。

 

 

【プロジェクト終了要項】

●開催日時    
2021年12月18日(土)、19日(日)

●開催場所    
名称：福生市民会館大ホール（もくせいホール）
URL：https://fussa-shiminkaikan.jp

●主催者    
T. U. Dancing Club WISH
代表：小松昌樹

●イベント内容    
名称：未定
URL：なし
内容：サークル自主主催による、ストリートダンスサークルの公演。

●その他    
・舞台演出
委託先名称：
(有)Aプロジェクト(決定済み)

・舞台設営
委託先名称：
大島広子様(決定済み)