絵ハガキの試作品が出来上がりました。

うえのみえこです。

絵ハガキの試作品が出来上がりました。
ハガキには、緻密で温かな質感のNTラシャのスノーホワイトを選びました。
3枚セットでトレーシングの封筒入り。
封筒には、シルバーで「いっしょにあるく」と印字されています。

このコロナ禍のご時世、再びお手紙やハガキのやりとりが見直されているとか。
文房具屋さんでも、本当に色とりどりのバラエティ豊かなレターセットがたくさん並んでいて、見ているだけでワクワクが止まりません。

こんな時だからこそ、大切な人に自分の字で想いを伝えることが必要なのかも…。

ずっと眠らせていた、14歳の誕生日に父に買ってもらった万年筆を、キレイに洗って復活させました。
するするする…と試し書きした途端、14歳のわたしに出会えた気がして、一瞬、ペン先が止まりました。

父に手紙を書いてみようかしら。

ふと、そんなことを思ったりします。
父は、万年筆のことを覚えているかなぁ。
まだ、使っているよ、と伝えたら喜んでくれるかな。

皆さんに絵ハガキをお届けするのはまだ少し先になってしまいますが、届いたら大切な人に送ってもらいたいな…。

わたしなら、ある日ポストをのぞいてハガキが届いていたら、とても嬉しいと思うのです。
たとえ、上手な文や字でなくても、気持ちが乗っかったそれは、この上ないプレゼントだと思うのです。