糸島市の荒廃地を九州大学建築学科の学生で活気溢れるマルシェに!
支援総額
目標金額 1,200,000円
- 支援者
- 29人
- 募集終了日
- 2023年9月4日
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プロジェクト本文
こんにちは!私たち、阿部亮介(写真左)と齋藤巧(写真右)は、九州大学で建築を学んでいる3年生です。普段は建築の勉強をする傍ら、福岡県糸島市を中心に活動するロハス・ライフ株式会社でインターン生として、空き地や空き家問題に向き合っています。
今回は私たちの通う学校がある自然豊かなここ糸島でマルシェを開催し、地域内外の人に糸島の魅力を再認識してもらい、糸島を活性化するプロジェクトにご支援していただき、ぜひ糸島に訪れるきっかけにしていただきたいと思いクラウドファンディングを立ち上げました。
今年の夏から継続的にマルシェを開催するため現在は準備中ですが、今回のプロジェクトを成功させるためにもぜひみなさんにご支援いただきたいと思います!
本プロジェクトのコンセプトは「人と自然とまちをつなぐ」ことです。
糸島の荒廃地のような、本来価値のないと見なされていた土地に目を向け、その潜在的な魅力を最大限引き出すことで、地域の活性化を促進し文化や経済の活力を喚起します。
環境配慮、持続可能性といった概念を包括したマルシェを開催し、自然と多様な人々との交流と共生を目指します。
私たちは2人とも糸島市より都会の地域で生まれ育ちました。そのため、小さいころから自然に触れる機会が少なく、「自然の豊かさ」というものを身をもって体感することがありませんでした。
しかし、大学入学をきっかけに糸島に来てからのこの2年間、美しい川や緑豊かな山々、多様な生物の生態系など、日常生活の中で数多くの「自然の豊かさ」を実感することができました。
ただ、その自然の豊かさを知らないまま帰ってしまう観光客や、地元住民にとっては当たり前の風景として見過ごされがちな豊かな自然があることを知り、驚きと同時に惜しいと感じました。
そこで私たちは、地域住民と観光客が自然の中で交流し、糸島の魅力を発信できる拠点を作るプロジェクトを立ち上げることにしました。糸島の気候は適度に雨が降り過ごしやすいという特徴があるため農業も盛んです。そこで、地域で収穫された新鮮な野菜や地元の食材を活用したキッチンカーを展開するマルシェを開催することに決めました。
1)敷地
敷地は、糸島市の人気観光スポットの1つである二見ヶ浦夫婦岩から南へ車で3分ほどで、観光客が利用することの多い道沿いに位置しています。また、この道は地元住民の生活道路としても利用されています。
2)敷地の整備
目の前の道路は多くの人が通り非常に良い立地ですが、長い間手入れが行われていなかったこともあり、草が生い茂り、荒廃地となっていました。
下の写真は約2年前の状態です。
そこで、まず計画の見通しを立てやすくするよう、敷地の草刈りからスタートしました。
その後、ランドスケープを株式会社ニューズ様と協力し様々なアクティビティを創出するような空間を設計しました。
現在は貸出自転車やサウナカーを設置し、観光客の拠点になりつつあります!
また、環境的な負荷にも配慮しマルシェで使う電気はすべて敷地内にあるオフグリッドトレーラーの上に設置したソーラーパネルにより発電された電気を使います。
糸島には豊富な地下水脈があるため、井戸を掘り井戸水を浄水にすることで水を確保します。
3)配置の計画
観光客や地元住民が車で入りやすいように道路側に1本道を引き込みました。
そして、新たに作った道沿いにキッチンカーを配置し道路から見えやすくしました。
4)キッチンカーの誘致
今回、キッチンカーを誘致する上で一貫したコンセプトは「地域密着」と「観光客への魅力発信」です。
本来、キッチンカーの最大のアドバンテージとして、「キッチンごとどこにでも行くことのできるフットワーク」が挙げられます。そこをあえてオフグリッドパーク一箇所に固定し、地域密着としてのお店の存在感や関係性、人脈を深めることで、他のキッチンカーとの差別化を図ります。
また、一方で、糸島の主要観光スポットの近隣というロケーションを活かし、主なターゲットを観光客に設定することで、長期的な安定した収益を実現させます。インバウンド需要が高まりつつある糸島では、外国人観光客からの人気も期待できます。
マルシェを開催する上での問題点として、飲食スペースに屋根がなく、日差しが直接当たるため、マルシェに来たお客さんが心地よく過ごせる場所がないということがあります。その上、机と椅子が無造作に置かれているだけでは魅力的な場所とは言えません。
そこで来た人が心地よく使える日陰の空間を作り出すパビリオンを設計することにしました。
オフグリッドトレーラーの太陽光パネルや、井戸水の活用など、環境への配慮をテーマの1つとしていることを踏まえ、今回は金物やビスなどを用いない相欠き構法を用いた木のパビリオンを考えています。
◯ Shopbotについて
今回の構法を実現させるためにShopbotという機械を用います。まずは、以下の動画をご覧ください。
Shopbotとは、コンピュータ制御により木材を3次元に加工できる、CNCルーターの1つです。パソコン上でデータを作成することで、人の手では難しい複雑な曲線などをカットすることができます。今回は、Shopbotを用いることで、設計から部材の切り出し、施工まで、全て自分たちの手で行います。
〇外観および内観イメージ
Shopbotで部材を切り出せるよう、水平材(XY平面)と鉛直材(Z方向)をワッフル状に組むことで実現させます。
〇立面図
〇断面図
皆様からご支援いただいた資金は以下のように大切に使わせていただきます。
・パビリオン設計費(主に模型検討用の材料費)20万円
・パビリオン施工費(主に合板、防腐剤などの材料費、資材運搬費)60万円
・会場デザイン費(主にマルシェ開催時に設置する椅子や机の製作費)20万円
余剰資金はパビリオンの老朽化に備えたメンテナンス費や、今後より良いマルシェにするために必要な際に使わせていただきます。
今回のプロジェクトにおいて、様々な分野でご活躍されている方々から応援メッセージをいただきました。
□井手口浩士さん
【メッセージ】
彼らと出会ったのは、弊社が『負動産を富動産に変える』というスローガンのもと、糸島で空き家・空き地の解消をし地域活性化するというインターン募集で応募してくれたのがきっかけでした。彼らは学校の授業や課題の多忙な日々の合間で、弊社の取り組む持続可能な社会作りの一つに電気の自給自足をこれ一台で可能とするするオフグリッドトレーラーを活用して、自分達がなにか貢献できることはないか?と考え自分達でアイデアを出しこのプロジェクトを企画してくれました。是非、次世代を担う彼らの企画をご支援いただき、実践の場を提供し経験を積むする事で、これからの社会や地域活性化に貢献できる人材育成の第一歩になることを願っています。
【プロフィール】
ロハス・ライフ株式会社 代表取締役
宮崎県宮崎市生まれ20歳から6年間ホームレスを経験した後、起業。持続可能な自立循環型社会の構築を目指し、再生可能エネルギーを中心に、耕作放棄地や空き家・空き地に価値を生み出し地域活性化に取り組む。
□佐々木翔さん
【メッセージ】
私は九州大学で非常勤講師を勤めている関係で、設計課題を通して彼らと出会いました。彼らはただでさえ多忙な通常の授業や課題に加え、このプロジェクトに取り組むために多大な時間と努力を費やしています。そんな彼らの情熱に触れ、私もこの企画を心から応援したいと思っています。ぜひ皆様もご支援ください。彼らが提唱しているような場が生まれることは糸島や地元事業者にとっても重要な一歩ですが、意欲的な彼らの将来に向けた支援と捉えても良いでしょう。彼らがオフグリッドの視点から生まれる場を体現し、実践から学び、これからの社会に貢献するための一歩になることを願っています。
【プロフィール】
INTERMEDIA 代表取締役|水脈 mio 代表取締役|九州大学非常勤講師
https://www.intermedia-co.jp
https://mio-shimabara.com
□水本健介さん
【メッセージ】
多くの日本人は、地方の過疎化、都市への人口集中を、自分にはどうしようもない現象と捉え、その解決策を、国や地方自治体に任せっぱなしにしているのではないか。本プロジェクトは、そんな国家を挙げて取り組む規模の問題に対し、2人の九州大学生が真っ向から真摯に取り組み、糸島の魅力を発信し、そして活性化を実行しようとしている先進的且つ革新的なプロジェクトである。 様々な分野で、民、否、個が、官を動かしていく時代になっている。今や「私たちはこんな地方の将来を描きたい。それに対し、国は、地方自治体は、どうしたいのか」と能動的に問う時代が来たのではないか。 本プロジェクトが成功すれば、日本各地で、地方を活性化する幾多のプロジェクトが立ち上がり、それが地方での雇用の創成、そして都市部から地方への人口流入に繋がり、ひいては、都市と地方が共生する美しい国・日本を、世界に誇れる日が来るだろう。このマルシェを利用された皆様が、糸島の美しい自然に触れ、地域で採れた食材を堪能されるだけでなく、こうした日本が長年抱える問題を身近なこととして認識し、できることから取り組んでいくことが如何に重要かを、肌身で感じて頂ければと思う。
【プロフィール】
奈良県、吉野生まれ|幼い頃から山に囲まれて育ったため、海への強い憧憬を抱くようになる
趣味でSUPを年間約800km漕ぐ傍ら、海岸線に漂着したゴミ拾い(年間平均1.2トン程度)を実施
NPO法人 プラスチックフリージャパン
□足立基浩さん
【メッセージ】
2020年末における荒廃農地面積は、全国で約28.2万ha。こうした膨大な土地をどうしたらよいのか。何かできそうで、しかし何もできない状態が日本中で進んでいます。
この度、九州大学建築学科のみなさんが官民連携のもと、糸島の地域再生のために耕作放棄農地を利用する新しい試みを実践されると聞きました。同じまちづくりを研究するものとして、これまで空地のような土地に再び価値が生まれることにとても関心があります。しかも、デザインも拝見しましたが、おしゃれな空間になりそうですね。
いずれこの地区が、地域の賑わいをもたらせば、不動産価値もあがり、地域の活気にもつながるでしょう。無理ない範囲で皆さん、まちづくりを頑張ってください。
【プロフィール】
和歌山大学副学長|経済学部教授|地域再生とまちづくり・都市再生に関する研究が専門
応援メッセージをいただいた4名の方々以外にも、多くのご支援のもとプロジェクトを進めさせていただいていおります。この場を借りて感謝申し上げます。また、プロジェクト成功に向けて精進して参りますので、引き続きよろしくお願いいたします。
なお、今回使用させていただいた写真に関しましては、全て掲載の許可をいただいております。誠にありがとうございました。
- プロジェクト実行責任者:
- 井手口浩士 ロハス・ライフ株式会社
- プロジェクト実施完了日:
- 2023年11月30日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
皆様からいただいたご支援は、マルシェの運営費や架構の建築にかかる材料費や資材運搬費などの一部として大切に活用させていただきます。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 必要金額と目標金額の差額は自己資金にて補填いたします。万が一自己資金でも確保できなかった場合は、プロジェクトが大きく変わらない範囲で規模を縮小するなどして対応し、返金はいたしかねます。
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プロフィール
◾️阿部亮介 山口県出身 九州大学建築学科3年 2021年秋からロハス・ライフ株式会社インターン開始 2023年春にアメリカのテキサスA&M大学に留学し、新しい文化や建築、価値観を知り世界の広さを実感しました。 ◾️齋藤巧 広島県出身 九州大学建築学科3年 糸島の土地が持つ魅力や発展の可能性を全国に発信したいと思い、一昨年からロハスライフでインターンを開始。 近年糸島へ移住するアジア人が増えているためそのニーズに合った活動をしたいと思い、ここ1年は韓国やタイに留学し、アジアのまちづくりや地域復興の勉強をしています! 糸島を世界に誇れるまちにするため、応援をよろしくお願いいたします!
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リターン
1,000円+システム利用料
応援コースA
「リターンなしで結構です」というお声をいただいたので設定しました。お礼のお手紙を送らせていただきます。
- 申込数
- 6
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年12月
3,000円+システム利用料
マルシェで使える金券1000円分
・当マルシェでご利用いただける1000円分の金券
・有効期限 発行日から6ヶ月内
- 申込数
- 3
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年10月
1,000円+システム利用料
応援コースA
「リターンなしで結構です」というお声をいただいたので設定しました。お礼のお手紙を送らせていただきます。
- 申込数
- 6
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年12月
3,000円+システム利用料
マルシェで使える金券1000円分
・当マルシェでご利用いただける1000円分の金券
・有効期限 発行日から6ヶ月内
- 申込数
- 3
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年10月
プロフィール
◾️阿部亮介 山口県出身 九州大学建築学科3年 2021年秋からロハス・ライフ株式会社インターン開始 2023年春にアメリカのテキサスA&M大学に留学し、新しい文化や建築、価値観を知り世界の広さを実感しました。 ◾️齋藤巧 広島県出身 九州大学建築学科3年 糸島の土地が持つ魅力や発展の可能性を全国に発信したいと思い、一昨年からロハスライフでインターンを開始。 近年糸島へ移住するアジア人が増えているためそのニーズに合った活動をしたいと思い、ここ1年は韓国やタイに留学し、アジアのまちづくりや地域復興の勉強をしています! 糸島を世界に誇れるまちにするため、応援をよろしくお願いいたします!