全日本博物館学会で「とどける博物館」について発表してきました。

全日本博物館学会・第50回研究大会にて

バーチャルを活用した「とどける博物館」の活動について発表の機会をいただきました。

全国各地の博物館学芸員、博物館学の研究者、博物館展示会社など、様々な分野から博物館に関わる方々が集まる全日本博物館学会。

博物館学の研究と発展を目指し、1973年に設立された歴史ある学会です。

『デジタルアーカイブを活かす、バーチャル空間展示を用いた「メタミュージアム®︎」の実践』と題して、博物館法改正で努力義務化された資料のデジタルアーカイブの作成とその公開を背景に、博物館のデジタルアーカイブの活用・発展の例として石見銀山資料館での「とどける博物館」の活動も紹介させていただきました。

島根から1人、緊張いっぱいで登壇しましたが、発表後にたくさんの方に声をかけていただき、

「自分の館でもバーチャル展示を作りたい！」

「大学の授業で紹介したい！」

「バーチャル展示の効果を分析をしたい！」

など、激励のお言葉や共同研究のお誘いなど嬉しい反応をいただきました。

この活動を積み重ねて、今回ご縁をいただいた方とも協力して更なる「とどける博物館」の充実を目指していきたいです！

お昼休みに会場を3Dスキャンしてみました。北辰旗がはためく旧開拓使札幌本庁舎

馬車鉄道が走っていました！野外博物館北海道開拓の村にて

（佐藤愛）