本日は、明石書店から出版されている『子ども貧困白書』の文章や図をご紹介しながら『子どもの貧困』について、みなさんと一緒に考えていきたいと思います^^

 

 

 

みなさんは、子どもの貧困と聞いてどんなイメージを持っていますか?

 

私は、プロジェクトを通して『子どもの貧困』という言葉を知っていただきたく、子どもの貧困の定義について語りませんでしたが、どんなイメージを持っていらっしゃるでしょうか?

 

 

 

子どもの貧困とは?

 

白書には、

 

「子どもの貧困」とは、子どもが経済的困難と社会生活に必要なものの欠乏状態におかれ、発達の諸段階におけるさまざまな機会が奪われた結果、人生全体に影響を与えるほどの多くの不利を負ってしまうことです。

 

とあります。

 

 

 

 

貧困の基準は「餓死するかどうか?」といった水準ではなく、

 

お金やモノがないという物質的、経済的な剥奪(はくだつ)だけではなく、

 

多種多様な人間や機関や活動との繋がりから疎外される

関係的、社会的剥奪(はくだつ)も含まれるそうです。

 

また、上記の2つの剥奪は、本来子どもが形成するはずの

「基本的信頼感」「自尊感情」「知識技能」「学歴資格」等

を奪う実存的・自己形成的剥奪(はくだつ)をもたらし、

さらに疎外されることになるそうです。

 

☆☆☆

 

下記の図は、上記の3つの剥奪が『壁』になることによって、

円の周りの人間や機関や活動との繋がりから疎外さる様子を表しています。

 

 

 

 

子どもの貧困率とは?
日本は子どもの7人に1人が貧困状況!?

 

子どもの貧困率は、子どもの全体の中で、何パーセントの子どもが
貧困の世帯に属しているかという数値だそうです。

 

みなさんは、日本は裕福な国だと思っていると思いますが、実は、OECD(経済協力開発機構)が共通の定義を用いて行った貧困の国際比較によると、日本の子どもの貧困率は13.7%(2004年)、約7人に1人の子どもが貧困の状態にあるそうです!

 

下記の図からみてもわかるとおり、

国際的に見ても、日本の子どもの貧困率は高いんです!

 

 

 

具体的には、世帯年収が、1人世帯で127万円、2人世帯で180万円、4人世帯で254万円が「貧困線」となり、これを下まわる世帯が「貧困」と定義されるそうです。

 

下記の図は、年収は254万円の貧困線より上だけれども、税金、年金、健康保険料を支払うと貧困線以下になってしまうということを表しています。

 

 

 

 

癒し大学は『子どもの“ココロ”の貧困の負の連鎖』について考えています。

 

子どもの貧困家庭の収入を見ていただくとわかると思いますが、
沖縄の多くの家庭が貧困世帯に属することになると思います。

 

貧困家庭に属していなくても、共働きでなんとか保っていることも多く、

子どもを産んだ直後から、生活の為に、フルタイムで働かなければいけないママも多いです。

 

2007年の沖縄の貧困率は、全国ワーストの29.3%を上回り、全国平均の14.4%の2倍に当たるそうです。(2013年12月15日 琉球新報より

 

癒し大学は、精神的にも肉体的にも追い詰められやすい環境にある貧困家庭の中で子どもを育てている親又は親予備軍の“ココロ”に焦点を当てて、ココロの貧困にならないように、自分で自分のココロの貧困の負の連鎖を断ち切る実践方法や知識を提供していきます。

 

 

 

 

 

次回は、『どうして負の連鎖が起こるのか?』について、

ご紹介したいと思います ^^

 

 

NPO法人こころひまわり代表 若尾美希子

 

 

 

 

 

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