プロジェクト概要

貧困のため栄養不足で成長不良のバングラデシュの子供たちに温かな給食を。給食室を建設し、給食を届けたい!今まで休みがちだった子供も学校へ!

こんにちは!松本智子です。私は今から33年前、1981年に、青年海外協力隊としてバングラデシュへ初の農村女性隊員として派遣されました。活動していたのはバングラデシュの首都ダッカから西南西へ300kmの位置にある、ジェソール県シャシャ郡の農村。そこで村の女性たちと生活改善の活動をした後、帰国しました。何代か協力隊員の活動が継続したシャシャでは、1996年に元隊員等の有志で「日本・バングラデシュ文化交流会Japan-Bangladesh cultural Exchange Association(JBCEA)」が設立されました。


子どもたちの様子

2014年現在、私はこの団体の代表として、バングラデシュの女性や子供たちのために、下記3つの活動を行っています。

1)学校給食プロジェクトSchool Meal Project
2)大豆栽培、加工食品普及プロジェクトSoybean Project
3)農村女性の経済的自立支援プロジェクトWomen’s Development Project

農村の子供たちの80%以上が貧血。栄養不足のため多くの子供が成長不良という現実。学校も休みがちとなる子供が少なくありません。

調査をしてみると、バングラデシュのジェソール県では、地域の多くの方が栄養不良の貧血状態。特に子供たちがひどく、調査した小学校では子供たちの80%以上が貧血で成長不良の状態でした。貧困のため、また、バランスの良い食事を食べるという意識がないため、家で十分な栄養がとれていません。さらにバングラデシュでは学校給食が無く、栄養不足になってしまうのです。

          (ナタディガ公立小学校、ショルバンフダ公立小学校の貧血状況)

 

貧血グラフ

 

 

 

バングラデシュの公立学校で初めての「学校給食システム」の試みを開始


そこで、子供たちの健康のために、2010年より学校給食をスタート。高価な肉、魚、卵に代わって地元農家が作った「大豆」をメニューに取り入れた、大豆入り学校給食を開始しました。

私たちが願ったのは、住民の力で学校給食を持続していくこと。従来の調理法で、いかにコストを抑えて、バランスの良い献立を提供するか、どうやって保護者、地域の住民に協力してもらうか。話し合いの結果、保護者からお米を提供してもらい、地域住民からも食材を協力してもらう「フードバンクシステム」を始めました。

プロジェクトの実施には、調査段階より公衆栄養学が専門の新潟県立大学村山伸子教授に技術顧問として協力いただいています。

 

1校目 2010年3月~ ナタディガ公立小学校
2校目 2011年4月~ ショルバンフダ公立小学校
3校目 2012年1月~ ディヒ公立小学校

 

試行錯誤を繰り返した結果、現在のメニューは、3種類

 

1)大豆入りキチュリ(おじや)

2)ごはんと大豆入り野菜カレー

3)豆乳パンと、学校で絞った豆乳。

 

それぞれ、バングラデシュの子供に必要な栄養の1/3が摂れるように、バランスの良い献立を工夫しています。

 

 

スタート当初、1校目のナタディガ小学校では、学校も初めてで給食に理解がなく、給食を食べると教室が汚れるからと、ランチルームを別に作らなくてはなりませんでした。

 

初めての給食に、子供たちは1本の手押しポンプに長い列になって並んで、教えられたようにしっかり手を洗っていました。ランチルームで給食を食べるのに、履いていたサンダルを入り口で脱いで、きれいな足で入って食べていました。貧しくてサンダルのない裸足の子供が、サンダルがないと給食が食べられないと思ったらしく、黙って友達のサンダルを失敬してランチルームに入り、騒ぎになったこともありました。

 

全員が給食を食べて、健康になって、早くみんな裸足でなくなる日が来るようにと祈りました。

 

(ランチルームに並んだサンダル。2校目からは教室で食べるように。)

 

(1本の手押しポンプで並んで手を洗う)

 



これまでの経験を活かし、2015年1月から、子どもたちのために

新しい学校で学校給食システムをスタートしたい!


バングラデシュ事務所では、現在、全部で12人の現地人スタッフが活動しています。学校給食の専属スタッフは2名で、必要に応じて協力して行っています。試行錯誤しながら学校給食のシステムを構築していく中で、ようやく仕組みづくりのノウハウも蓄積され、地元の人たちとの協力体制も整ってきました。今年6月末で3年以上となった1校目のナタディガ小学校、2校目のショルバンフダ小学校では、地元に運営をゆだね、自立していけるよう見守っているところです。

しかし、まだバングラデシュには、貧困のため栄養不良による成長不良の子どもたち、学校も休みがちだったりする子どもたちが、たくさんいます。そのため、この学校給食のシステムを、新しい地域にも広げていきたいと願っています。

そこで、小学校児童の様子、規模、学校の協力、立地、村人の生活の様子、学校給食実施への熱意などを考え合わせ、地元の人たちとの話し合いを重ねた結果、新たに「ジョドナットプール小学校」で、学校給食システムを開始することにしました。バングラデシュの小学校の新学期にあたる2015年1月から開始をめざします。

ジョドナットプール小学校(男子79名、女子83名)は、経済的にとても貧しい村にある小学校ですが、教員、保護者、学校運営協議会が、この「学校給食」の実施にとても積極的です。

(学校給食システムを導入するために、何度も話し合いを重ねる

ジョドナットプール小学校の地元の人々。)


(学校給食システム導入のために協力を呼びかける校長先生)

 

特に校長先生が学校給食の必要性を熱く語り、地域住民に協力を呼び掛けています。

 

学校給食を持続するには地元の人々の協力体制が不可欠。この地区では、既に何度も話し合いをし、3年目(2017年)には日本からの支援なしに自主的に学校給食を継続することを地元の人々も了解しています。


そして自立することを目標に、保護者には1か月2~3キロのお米を持ち寄り、学校給食の食材として使い、また残った分を売って、専用の口座に貯蓄していくことを呼びかけ、地域住民には寄付や食材の提供を依頼することで、スタート時から3年目の自立に向けて準備をしています。

(自立へ向けた取り組み「フードバンクシステム」)


上記の通り、既に地元の人々や政府関係者等との話し合いを進め、具体的な準備を始める段階にありますが、残念ながら、学校給食を開始するための初期費用がまだ足りていません。

どうか、この、ジョドナットプール小学校で学校給食を開始するため、みなさまのお力をお貸しください。

学校給食システムは、住民の参加で持続可能な仕組みを目指して行います。

(給食室。調理は電気ガス水道がなくても従来の方法で衛生的に行います。)


(エコのため、そして経費を安くするため、お皿・スプーン・水は持参。)


(地元や学校の協力で、給食室をできるだけ工夫して安く建設。)

 

みなさまからいただく、寄付金の使い道

みなさまにご協力いただく貴重な資金は、ジョドナットプール公立小学校において給食室を建設し、学校給食を開始するための準備費用、学校給食実施3ヵ月分の経費として、下記の用途で使わせていただきます。


<資金の使い道>
・ジョドナットプール公立小学校給食室の建設費
・調理機材・調理道具費
・学校給食実施費用(開始から3か月分)

   食材費
   調理用燃料薪代
   衛生用品(石鹸等)
   食材の運搬費
・健康診断・保護者会費
・地元調理人・運営スタッフ給与(準備期間含め6ヵ月)
・振込等手数料 合計1000,000円



計画の現状や今後の具体スケジュール

そして今後、下記の段取りで、具体的に動いていく予定です。

2014年11月~ 給食室の「建設」開始
2014年11月~ 給食室で働く地元の女性(調理スタッフ)採用活動開始
2014年11月~ お米を収集する委員会を作る
2014年11月~ 給食室で働く地元の女性の衛生研修・調理研修開始
2014年12月~ 調理用具の購入
2014年12月~ 学校給食の運営委員会を作る
2014年12月~ 給食室スタッフ・地元住民とともに給食メニュー選定
2014年12月~ 学校給食のための専用の銀行口座を開設する
2015年 1月~  新学期スタート。学校給食の提供を開始!

このプロジェクトの、これからの目標や未来

私たちは「地元の協力を得て持続可能な学校給食の仕組みづくり」のモデルを作ること目指しています。

みなさんの協力を得て新しくジョドナットプール小学校で学校給食を立ち上げた後、数年後にはそのシステムが地元に根付き、やがて地元の人たちが自分たち自身で自立して、運営できるようになることを応援していきます。

私たちは、それを見て多くの地域で自分たちの力で学校給食を始めたいと希望する学校が起こされること、それによって多くの子供たちが健康になり、学校教育が充実し、地域がよくなっていくことを期待します。



そしてこれをきっかけに、将来バングラデシュの全域で小学校給食が提供され、栄養失調や貧困によって未来が閉ざされることなく、子どもたちが笑顔で教育を受け、健やかに成長していくことを願っています。微力ですが、そのためにこれからも現地の人たちとともに、動き続けていくつもりです。
 

ご協力を、どうかよろしくお願いいたします!

 

 

■引換券詳細

 

◎3,000円

・給食を食べる子どもたちの集合写真

(子どもたちの手書きの名前入り)

・感謝のお手紙

 

◎10,000円

・給食を食べる子どもたちの集合写真

(子どもたちの手書きの名前入り)

※上記の写真は、給食を始める前のジョドナットプール小学校の子どもたち。実際には、皆様の支援で給食を食べた子供たちの写真を贈らせていただきます。

・感謝のお手紙

・バングラデシュの伝統文化「ノクシカタ刺繍」の小物
・日本でのThanks Partyにゲストとして招待

 

◎30,000円

・給食を食べる子どもたちの集合写真

(子どもたちの手書きの名前入り)

・感謝のお手紙

・バングラデシュの伝統文化「ノクシカタ刺繍」の小物

・日本でのThanks Partyにゲストとして招待

・日本でのThanks Partyでバングラデシュ料理体験&チャイの入れ方体験
・給食室のプレートにお名前を掲載


※上記はイメージです。実際に建設が終った後、調理する場所で、

 いつも地元スタッフや子どもたちが見られる場所に御名前を掲載します。

 

◎100,000円

・給食を食べる子どもたちの集合写真
(子どもたちの手書きの名前入り)
・感謝のお手紙

・バングラデシュの伝統文化「ノクシカタ刺繍」の小物

・日本でのThanks Partyにゲストとして招待

・日本でのThanks Partyでバングラデシュ料理体験&チャイの入れ方体験

・給食室のプレートにお名前を掲載

・現地オープニングセレモニーにゲストとしてご招待
・現地スタッフと一緒に子どもたちと一緒に配膳できます

・小学校で子どもたちと一緒に給食を食べることができます

 (交通費他諸経費は自己負担)

 

   ※上写真はイメージです。スタディツアーのショルバンフダ小学校での交流活動


◎300,000円
・給食を食べる子どもたちの集合写真
(子どもたちの手書きの名前入り)
・感謝のお手紙

・バングラデシュの伝統文化「ノクシカタ刺繍」の小物

・日本でのThanks Partyでバングラデシュ料理体験&チャイの入れ方体験

・給食室のプレートにお名前を載せる権利

・現地オープニングセレモニーにゲストとしてご招待
・オープニングセレモニーでゲストとして「スピーチ」

・現地スタッフと一緒に子どもたちと一緒に配膳できます
・小学校で子どもたちと一緒に給食を食べることができます

・上記オープニングセレモニー参加の宿泊代(8日分)

 (交通費他諸経費は自己負担)


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