地雷処理活動地域周辺の学校の子供たちに、清潔なトイレと手洗い場を!

地雷処理活動地域周辺の学校の子供たちに、清潔なトイレと手洗い場を!

寄付総額

4,385,000

目標金額 4,000,000円

寄付者
185人
募集終了日
2022年12月20日

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2022年11月30日 06:30

日本人3名の方に活動現場を見学頂きました!

 11月13日・14日とプノンペン在住の日本人3名の方に、RSDB(地雷処理・農業の事業)・SVC(インフラ整備の事業)の各事業地を案内しました。

見学の目的はカンボジアの地雷、不発弾による歴史や被害、農村部の生活等の実態を知りたいという事でした。参加された方々からご感想を頂きましたので、皆様にご紹介したいと思います。

見学者からは、JMASへの温かい応援メッセージもたくさん頂き、私どもも大変勇気づけられました。今後ともご期待に応えるべく頑張って参りますので、どうぞ宜しくお願い致します。

 

ご見学頂いた中央の3名(右より豊嶋さん、濱田さん、小嶋さん)

 

 

〇地雷処理事業を見学された豊嶋展子さんのご感想

 先日は、ご多用の中ご丁寧に説明をしてくださり、また、時間をかけて見学をさせていただき、大変お世話になりました。おかげさまで学び多き一日を過ごすことができました。ありがとうございました。

 地雷と言っても対人地雷、対戦車地雷など多くの種類があることを知りました。また、地雷はプラスチック製で金属探知機には反応し辛いように作られていたり、被害をもたらす対象によって性能が違ったりと、工夫して作られていました。その分、撤去作業ではより慎重に丁寧に行われているのだと思いました。あの広い土地に、どこにどれくらい不発弾が残っているのかが分からない中、地道に撤去作業をしていることを聞き、気の遠くなる思いと、常に命の危険と隣り合わせという恐怖心がこみ上げてきました。また、地雷撤去に携わる方の家族が抱く思いも、想像するだけで心が締め付けられました。

様々な地雷・不発弾についての説明

 

 私は日本で小学校の教員をやっていました。子どもたちが「平和」について調べ学習をするとよく「発展途上国では地雷によって手足を負傷する子どもがいるので募金に協力するといい」とまとめます。私はこの事に常に疑問を抱いていました。どこか他人事(本当にしたいと思っているのか?)で、その言葉をまとめに使うと先生からの評価が高いと思っている、そう思う(思ってしまう)原点(教育)は何だろうと。今回の見学で私が見聞きしたこと、実際の現場の声を伝えることで、私の意識が変わったように日本の子どもたちの考えや行動が変わるかもしれないと思いました。また、撤去済の土地を増やすためにこれで良しとするのではなく、本当に安全な土地にするまで妥協をしないというJMAS様の仕事への姿勢や信念を貫く姿勢が日本の子どもたちだけでなく、カンボジアの子どもたちにも伝わる何かがあるのではないかと思いました。 

 撤去作業を行う一人の方にお話を聞きました。「カンボジアの多くの子どもたちに、地雷の知識やこの活動を知ってもらいたい。それはカンボジアの国が『平和』に暮らすことに繋がるから。」とおっしゃっていました。この方はとにかく、カンボジアの人々が幸せに暮らすことを願ってこの厳しい仕事をしています。誰かの幸せを願って仕事をすることは、地雷撤去の仕事だけではありません。違う仕事でもそのことを思うことで、この国の幸せや発展があるというのです。

 現在私は、カンボジアの子どもたちを目の前に教育活動を行っています。プノンペンに住む子どもたちがどの程度理解しているか分かりませんが、時間をかけて伝えていけると良いと考えています。しかし、私が子どもたちに直接伝えるのは、クメール語という大きな壁があります。なので、カンボジアの先生にまず現場を実際に見てもらい、カンボジアの国の歴史を知り、子どもたちにも伝えていけると良いなと考えています。日本人がカンボジアで、カンボジア人と一緒に仕事をするということは、簡単なようで一筋縄ではいかない現実。これも今回の見学で再確認したことの一つです。

 今回の経験は、本当に刺激を受けることばかりでした。一回の見学だけで終わることなく、自分にできることは何かを探し続けていきたいと思います。そして、これからもJMAS様の活動を応援していきたいと思っています。今回は、本当にありがとうございました。

 

 

〇農業事業を見学された濱田貴広さんのご感想

 11月13~14日の2日間にかけてJMASの現場活動に同行させて頂きました。

正直、中野さんより、JMAS活動に関するブリーフィングを受ける前は「地雷撤去活動」と「農業事業」がどのように結びついているのか上手くイメージが湧いていませんでした。しかし、実際の現場訪問を通じて「地雷撤去→インフラ整備→農業事業」それぞれの活動が相乗効果を生むための農業事業であることを認識し、地雷撤去を発端として大きなインパクトを与えることができるプロジェクトであることを今理解しております。

現地CMAC隊員へ温かい激励

 

 私が農業事業の現場見学で、強く印象に残っている点は大きく3つあります。

 

コミュニティを活かした技術普及

 コミュニティでの権力者を通じ、農業事業に関心・力のある協力者を選抜し集中的に指導する。協力者の農地や実績を見て、協力者本人が技術を普及することもあれば、その様子を見て周りの農家の方々も指導を仰ぎに来るケースも増えてくる。こういった技術の広がりを、住友さんと協力者の方々との関係値の高さを身をもって感じたことから容易にイメージすることができました。支援に入った農地と入っていない農地の差は素人目でも歴然で、収穫量の拡大という実績がここに合わさって技術普及がより進んでいくんだろうなと思いました。

 

帳簿記録に関する指導

 農業事業を通じて、どれだけの売上、費用、利益がでているのかを把握させ現実と想像のギャップを実感することは改めて大切だなと思いました。このギャップを知ることで、収穫量や収穫物単価向上などの目標を一緒に建てることができ、農業への取組み方や考え方を良い方向へと変える活動をされていることが見て取ることができました。

「ある農家さんは利益が出ていると言っていたけど、計算すると赤字だった」、「そもそも計算方法がわからないし、文字も読めない人もいる」

このような話は本当に起きているのかどうか懐疑的なところも少しありましたが、実際に現場にいる住友さんからお話を伺いリアルとして今は認識しています。

 首都プノンペンと地方における教育や生活の違いもこういった点からも、垣間見ることができました。

 

コーディネーターとしての役割について

‐農地のために水路を作る際に、関係者を束ねる。

‐農薬会社と農家の間に入り、技術指導の機会や仕入れ値について調整をする

‐農機具会社に掛け合い、新たな製品パーツを開発してもらう

‐新しい取組へ最初の一歩を踏み出すための資金面の支援

‐各フィールドに詳しい専門家の招聘

 言葉にするほど簡単ではない活動を、着実に進められているであろう住友さんのお話がとても印象的でした。各関係者への配慮・調整の必要があるこれらの活動は、大中小様々な課題を解決して初めて進めることができるものと感じています。私自身、JICAの青年海外協力隊員時代、農業隊員としてアフリカ/カメルーンで近しい活動をしていたので、並大抵のことでは進められないことを理解していますし、その当時の自身の活動と重ね、多くを学ばせて頂きました。と同時に、改めてコーディーネーターとしての役割の重要性を感じることができました。

 

 JMASプロジェクト並びに活動に関して、陰ながら応援しております。

この度はお時間調整頂きましてありがとうございました。

 

 

〇小学校の整備事業を見学された小嶋さゆりさんのご感想

 田園風景の中に、ひときわ目立つきれいな建物。校庭の中央には、カンボジア国旗と日本の国旗が風になびいていた。それが、今回見学させていただいた、元地雷原に今年建設されたばかりのスラロウチュロム小学校だ。

 一階建てで、クリーム色とピンク色の優しい色で塗装されたかわいい小学校。教室からは、子どもたちが勉強している声が外まで響いてきた。JMASの方々と校長先生のご厚意で、子どもたちと触れ合う機会をいただき、教室の中も見せていただいた。私たちが教室へ入ると、手を合わせて「チョムリアップスオー。」と丁寧にあいさつ。にこっと笑いかけると、にこっと返してくれる、とてもかわいい子どもたち。

スラロウチュロム小学校の訪問

 

 教室の中は、地図や物の名前のポスターがきれいに貼られており、植物も飾られていた。「子どもたちが学習しやすい環境にしよう。」という先生たちの愛情を感じた。

学校の外には、トイレや水道が整備されていた。掃除も行き届いており、この学校が子どもたちや先生に、大切に使われていると分かった。校舎の裏には、小さな畑?!もあった。なんだか心がほっこりした。

 

 20m横には、以前使われていた学校があった。トタン板で作られた3クラス分くらいの小さな小屋という印象。昨年まで、子どもたちはここで勉強していたという。暗くて小さな教室。雨が降ると、雨の音で声は聞こえず、教室の中まで水が入ってきたそうだ。そういう状況を見て、インフラ整備に携わる隊員さんが、現在の場所に土を盛り、高さを作って学校を建設した。トイレや水道まで整備しているところに「子どもたちが、安心して健康に学習できる環境をつくる。」という熱い思い、信念が伝わった。

 建設に携わった隊員さんは、子どもたちと関わるときにも、ただ与えるだけではなかった。「感謝の気持ち」「勉強をすること」を力強く伝えていた。愛情を感じた。きっと、その思いはこれからを生きる子どもたちに伝わり、その思いをもった子どもたちが、この村の、カンボジアの支えになっていくのだと感じた。

 

 元地雷原が、安全・安心で子どもたちの笑顔が輝く場所に。子どもたちの未来を創る小学校に。JMASの活動のすばらしさを実感した。

「また、訪れたい。」未来を創造し、自然とそう感じさせられた小学校見学だった。

 

 これまでの見学や活動についてのやりとり、前日、大雨で見学が厳しい中での当日の調整。本当に、ありがとうございました。心と頭と身体を120%使った時間になりました。支援の在り方とは、他国で活動させてもらうこととは、現地の人々との関係づくり、日本人であること、生き方…、多くのことを考えました。これからも考え続けるときに、JMASさんの活動が頭に浮かぶと思います。

 これからも、健康と安全に気を付けて、ご活躍ください。感謝の気持ちをJMASさんの応援と支援で表現していきたいと思います。ありがとうございました。

 

 

 

ギフト

5,000+システム利用料


alt

子供たちに清潔なトイレと手洗い場を!(1)

●税控除に必要な寄付金領収書(2023年1月頃発送)
●JMASのHPにご芳名を記載(希望者のみ)
●現地の学校での新しいトイレや手洗い場の設置完了後に、子供たちからの感謝のメッセージをお送りします。

寄付者
68人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年4月

10,000+システム利用料


alt

子供たちに清潔なトイレと手洗い場を!(2)

●税控除に必要な寄付金領収書(2023年1月頃発送)
●JMASのHPにご芳名を記載(希望者のみ)
●現地の学校での新しいトイレや手洗い場の設置完了後に、子供たちからの感謝のメッセージをお送りします。

寄付者
87人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年4月

30,000+システム利用料


alt

子供たちに、清潔なトイレと手洗い場を!(3)

●税控除に必要な寄付金領収書(2023年1月頃発送)
●JMASのHPにご芳名を記載(希望者のみ)
●現地の学校での新しいトイレや手洗い場の設置完了後に、子供たちからの感謝のメッセージをお送りします。
●現地の活動状況をお伝えするオンライン報告会にご招待致します。
※オンライン報告会は2023年4月までに開催いたします。開催日は実施の1ヶ月前までにご連絡いたします。

寄付者
15人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年4月

50,000+システム利用料


子供たちに清潔なトイレと手洗い場を!(4):対人地雷除去機のミニ模型コース

子供たちに清潔なトイレと手洗い場を!(4):対人地雷除去機のミニ模型コース

●税控除に必要な寄付金領収書(2023年1月頃発送)
●JMASのHPにご芳名を記載(希望者のみ)
●現地の学校での新しいトイレや手洗い場の設置完了後に、子供たちからの感謝のメッセージをお送りします。
●現地の活動状況をお伝えするオンライン報告会にご招待致します。
※オンライン報告会は2023年4月までに開催いたします。開催日は実施の1ヶ月前までにご連絡いたします。
●対人地雷除去機のミニ模型を進呈致します(トミカ製:先着45台限定)。

寄付者
10人
在庫数
35
発送完了予定月
2023年4月

50,000+システム利用料


alt

子供たちに清潔なトイレと手洗い場を!(5)

●税控除に必要な寄付金領収書(2023年1月頃発送)
●JMASのHPにご芳名を記載(希望者のみ)
●現地の学校での新しいトイレや手洗い場の設置完了後に、子供たちからの感謝のメッセージをお送りします。
●現地の活動状況をお伝えするオンライン報告会にご招待致します。
※オンライン報告会は2023年4月までに開催いたします。開催日は実施の1ヶ月前までにご連絡いたします。

寄付者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年4月

100,000+システム利用料


子供たちに清潔なトイレと手洗い場を!(6):対人地雷除去機のミニ模型コース

子供たちに清潔なトイレと手洗い場を!(6):対人地雷除去機のミニ模型コース

●税控除に必要な寄付金領収書(2023年1月頃発送)
●JMASのHPにご芳名を記載(希望者のみ)
●現地の学校での新しいトイレや手洗い場の設置完了後に、子供たちからの感謝のメッセージをお送りします。
●現地の活動状況をお伝えするオンライン報告会にご招待致します。
※オンライン報告会は2023年4月までに開催いたします。開催日は実施の1ヶ月前までにご連絡いたします。
●対人地雷除去機のミニ模型を進呈致します(トミカ製:先着30台限定)。

寄付者
5人
在庫数
23
発送完了予定月
2023年4月

100,000+システム利用料


alt

子供たちに清潔なトイレと手洗い場を!(7)

●税控除に必要な寄付金領収書(2023年1月頃発送)
●JMASのHPにご芳名を記載(希望者のみ)
●現地の学校での新しいトイレや手洗い場の設置完了後に、子供たちからの感謝のメッセージをお送りします。
●現地の活動状況をお伝えするオンライン報告会にご招待致します。
※オンライン報告会は2023年4月までに開催いたします。開催日は実施の1ヶ月前までにご連絡いたします。

寄付者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年4月

300,000+システム利用料


子供たちに清潔なトイレと手洗い場を!(8)

子供たちに清潔なトイレと手洗い場を!(8)

●税控除に必要な寄付金領収書(2023年1月頃発送)
●JMASのHPにご芳名を記載(希望者のみ)
●現地の学校での新しいトイレや手洗い場の設置完了後に、子供たちからの感謝のメッセージをお送りします。
●現地の活動状況をお伝えするオンライン報告会にご招待致します。
※オンライン報告会は2023年4月までに開催いたします。開催日は実施の1ヶ月前までにご連絡いたします。
●現地のJMASの活動車両3台に企業ロゴ(もしくは名称)入りのステッカーを1枚貼り付けます。(2023年4月から6ヶ月間、希望者のみ。ご希望の場合、詳細はメールにてご連絡いたします)
※ステッカーサイズ W300mm×H100mm

寄付者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年4月

1,000,000+システム利用料


子供たちに清潔なトイレと手洗い場を!(9)

子供たちに清潔なトイレと手洗い場を!(9)

●税控除に必要な寄付金領収書(2023年1月頃発送)
●JMASのHPにご芳名を記載(希望者のみ)
●現地の学校での新しいトイレや手洗い場の設置完了後に、子供たちからの感謝のメッセージをお送りします。
●現地の活動状況をお伝えするオンライン報告会にご招待致します。
※オンライン報告会は2023年4月までに開催いたします。開催日は実施の1ヶ月前までにご連絡いたします。
●現地のJMASの活動車両3台に企業ロゴ(もしくは名称)入りのステッカーを1枚貼り付けます。(2023年4月から6ヶ月間、希望者のみ。ご希望の場合、詳細はメールにてご連絡いたします)
※ステッカーサイズ W300mm×H100mm

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年4月

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