心ある医療人を育てたい。地域住民と語り合う"医療フェス"実現へ
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支援総額

2,188,000

目標金額 2,000,000円

支援者
86人
募集終了日
2017年8月21日

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2017年07月04日 18:11

プロジェクト応援ストーリーvol.2〜志水 太郎先生

今回のシンポジウムをバックアップしてくださる「医療人」のみなさまからの、プロジェクト応援メッセージ。第2弾です。

 

テーマは、「これまで医療に携わってきた経験の中で、印象に残っている患者さんとのストーリー」。今回のシンポジウムのテーマでもある、患者さんやご家族に「寄り添う心」をもつことで、医療現場はどう変わるのか。先生方の実感のこもったメッセージを、お届けします。

 

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vol.2
志水 太郎先生

獨協医科大学

 

 

ボロボロの服を着た高齢の女性を診察したことがありました。彼女は特に今まで持病があったわけではないとのことですが、時々調子が悪くなったときに近所のその病院を受診して、お薬をその場限りでもらって、体調をなおしておるということでした。

 

その日は、数日前から鼻水と咳とくしゃみがあって、数日たっても良くならないし、週末になると病院が開いていないから、一人暮らしで不安ということもあって病院を受診されたということでした。

 

診察の結果、急性上気道炎、いわゆる「かぜ」だと思いました。帰りがけ、「私は非常勤なので次はお会いできませんが、ゆっくり休んでよくなってくださいね」と手を握って診察を終えようとしたとき、この女性が涙をポロポロとこぼし始めたのです。

 

「どうしたのですか?」と訊くと、この女性は、今まで医者にかかって手など握られたことがなかった、と仰ったのです。

 

私はハッと衝撃を受けました。医師の仕事は、診断をして治療をするだけではなく、人と人との繋がりを医療の専門家として温かさで包むのも仕事だと感じたのです。たかが手を握る、ということだったかもしれませんが、このエピソードは手当の重要性を伝える良い経験となりました。

 

ーー先生にとって、先生にとって身体診察とは?

 

身体診察は手当の最たるものです。身体診察は体が物言わずとも発する無言のサインを感じ取る技術です。

 

患者さんは話をしてそれを医師が聞き、医師は目の前の患者の身にどのようなことが起こっているかを直観します。それを、実際に患者さんを触って、訊いて、よく観察して、患者さんを全体で多面的に捉えようとします。そして、実際に原因を突き止め、手を当てながら患者さんをケアしていくのです。

 

リターン

3,000


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心からのお礼をお届けします

・奄美の風景の絵葉書にのせて、お礼をお届けします

申込数
26
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2017年10月

10,000


【シンポジウムに参加できない方も】当日の模様をお届けします

【シンポジウムに参加できない方も】当日の模様をお届けします

・お礼のお葉書(奄美の風景の絵葉書にのせて)
■シンポジウムの報告書
■シンポジウムのダイジェスト版DVD

申込数
30
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2017年10月

3,000


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心からのお礼をお届けします

・奄美の風景の絵葉書にのせて、お礼をお届けします

申込数
26
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2017年10月

10,000


【シンポジウムに参加できない方も】当日の模様をお届けします

【シンポジウムに参加できない方も】当日の模様をお届けします

・お礼のお葉書(奄美の風景の絵葉書にのせて)
■シンポジウムの報告書
■シンポジウムのダイジェスト版DVD

申込数
30
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2017年10月
1 ~ 1/ 8


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