プロジェクト概要

プロジェクトの終了が報告されました

【目標達成しました!】(8/18追記)


8月17日、目標額である200万円を達成することができました。皆様方のご支援やSNSを用いての情報拡散に協力してくださったからだと思います。心より御礼を申し上げます。


目標額に程遠い時期には、不安と焦りも生じましたが、本当に皆様の温かいお気持ちと、コメントに支えられました。正直これほど情緒不安定になるとは思ってもいませんでした。達成した瞬間、心が晴れ渡り、今度は覚悟という言葉が僕の心を駆け抜けました。

 

「奄美から日本を変える」この言葉にもう迷いはありません。

 

皆様の支えのもと、9月の奄美医療フェスが1つの答えになるよう、これから1ヶ月いろんな人たちと助け合い、最高の場を作っていこうと思います。

 

あと3日間クラウドファンディングは受け付けております。ご支援いただいた志は、必ず新しい形となって報告させていただきます。どうぞよろしくお願いします。本当にありがとうございました!!

平島 修

 

必死な思いでお医者さんに駆け込んだのに。

 
パソコンばかりに集中してあなたの顔も見ずに診療された。

 痛みやだるさを訴えても、事務的に冷たくあしらわれた。

 待ち時間が長く、診察はアッというまだった。

 専門ではないから他の科に行ってください、と突き返された。

……そんな経験はありませんか? 

 

すべての医療人が、持っておくべき素量。それは、患者さんやご家族に「寄り添う心」です。しかし、大学の授業や教科書では、医学の知識は得られても、心を学ぶ機会はありません。

 

そこで、全国から医学生、医師、看護師150名を集め、一般の方との対話を通して、「医療とは」「心とは」という根源的な問いを考える、日本最大級のシンポジウム=医療フェスを開催することにしました。舞台は、鹿児島県奄美大島です。

 

7/17に開催された平島×さだまさしさんの対談
全編収録動画はこちら(8/8追記)

 

 

「医の原点」が残る奄美大島で

 

初めまして、平島修と申します。鹿児島県奄美大島で、「島のお医者さん」として働いています。初めて奄美に来たのは、医師2年目の頃。勤めていた病院から2ヶ月間の短期派遣でしたが、見知らぬ土地、しかも離島で、とにかく緊張と不安だらけの日々でした。しかしそんな気持ちを救ってくれたのは、奄美の患者さんの心と体の温かさでした。

 

手つかずの大自然があふれる奄美大島は、観光客には恵まれていますが、住民は過疎化と高齢化が進み、3人に1人が65歳以上。一人暮らしの老人も少なくありません。医師不足も深刻で、1人が小児科から内科・外科まで幅広く診療しなければなりません。

 

ガジュマルの下での訪問診療

 

しかし、都会では得がたい「医師と患者との距離の近さ」があります。患者さん皆が家族のような感覚で、困っていれば手助けしたい、と自然に思える医の原点が残る環境です。私自身、派遣中はたくさん泣き、笑い。単に医学を知っているだけの「医者」から、心ある「お医者さん」にしてもらえたという実感があります。

 

そこで、本格的にここで働きたいと、5年前に奄美に移住してきました。

 

診療所待合室

 

患者さんが求めているのは、「私という人と本気で向き合ってくれる医師」なんだ

 

奄美大島で働く中で、大学や看護学校で詰め込まれる「学問としての医療」と、現実の医療現場で必要とされることとの乖離を強く感じるようになりました。実際には医師としての仕事は、病気の治療以上に、患者さんへの説明や配慮にかける時間の方が長いものです。

 

 

例えば、私が内科医として当直業務中のこと。便から大量の出血があり、意識を失った80代の方が救急搬入されてきました。検査の結果、大腸癌からの出血だと判明。手術をすると助けることができます。しかし、通常この手の手術は2名以上の外科医と麻酔科医で行います。当時、現場には1名の外科医と私含め2名の内科医しかいませんでした。

 

他院への搬送を家族に打診しましたが、「本人について行くと私たちは仕事ができません。生活も難しくなります。ここでどうにかなりませんか?」。遠い場所への搬送は、患者さんやご家族にとって決して簡単な決断ではありません。命と生活の重み。医療者はすべてをくみ取って決断する必要があるのです。外科医1名、内科医2名というイレギュラーな布陣で行った手術は無事成功しました。

 

外科・内科合同で行った手術

 

このような経済的問題・地理的問題・家族の問題に、医療従事者は日々直面していますが、その場合の心構えや対処法について腰を据えて考える機会はほとんどありません。だからこそ私は、「住民と医療者が同じ土俵で話し合える」場を作りたいと考えたのです。

 

 

奄美から全国へ。日本の医療を考えるシンポジウム=フェスを開催します!

 

そんな思いから、昨年初めて、全国の医学生・医師・看護師を奄美大島に集め、一般の参加者(地域住民)との「対話型シンポジウム」を開催しました。今年もその第2回を開催したいと考えています。

 

今回、前回以上に大切にしたいと思っているのは、参加者同士の主体的な「対話」です。できるだけ参加者にマイクを向け、自分の意見を言ってもらったり相手の意見に耳を傾けたりする時間に重きをおきます。

 

また、この取り組みを通じて、地域と医療の距離を縮めるために、地元のラジオ局とタイアップして生放送してもらったり、地元のケーブルテレビ局と連携して動画サイトで配信をしたりと、見えにくい医療界の話を余すことなく公開します。さらに、インターネット経由で、ステージ上の巨大スクリーンにコメントを記入できる仕組みも検討しています。

 

住民の方々にマイクを向けると笑顔と真剣なメッセージがでます。

 

このシンポジウムは、会場の運営やネット配信などに費用が必要です。その多くは助成金やご寄付などでまかなう予定ですが、まだ200万円が不足しています。

 

《開催概要》

奄美から医療の未来を考える~市民参加型シンポジウム~

2017年9月17日(日)14:00〜17:00

奄美パーク

 

■概要

全国から医学生・医師・看護師150名を集め、一般参加者との対話のなかでこれからの医療について考えるシンポジウム。インターネットでの全国配信を予定。

■講師

奄美市長、特定非営利活動法人ジャパンハート代表 吉岡秀人氏 ほか

■参加者

年齢制限などはなし、インターネット経由で誰でも参加可能。参加費無料

※全国からやってくる医師、医学生、看護師の方々は、奄美で行われる2泊3日の合宿型セミナーの一環で、このシンポジウムに参加されます。

JPC2015の様子

 

 

医療の主役は患者さん。そんな意識を根付かせていく、第一歩に。

 

私は奄美大島の医療にふれ、ただ「医学を勉強した人」から真の「お医者さん」に育ててもらいました。本当に医療に必要なものが何か、教えてくれるのは地域住民であり、教授ではありません。また、医療の主役は患者であり、医療をつくるのも患者である住民でなければなりません。

 

本当の「地域医療」を実現するために。そんな志をもった医師を育て、また地域住民にとっても医者が「身近な存在」になるきっかけになればと思っています。企画実現のため、どうか皆さんのご支援をいただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。

 

ご支援、よろしくお願いします!

 

さだまさしさんから応援メッセージをいただきました!

 

主催者紹介

 

医療関係者だけでなく、地域のみなで作り上げていくシンポジウムにしたいと思っています。

 

■JPC2017実行委員

 

平島修(医師)

麓憲吾(奄美FM代表)

常田圭一(奄美テレビ代表)

多田義一(奄美市議会議員)

向井純一(奄美大島商工会議所青年部)

深田小次郎(しーま代表)

山元勝己(奄美テレビ専務)

大久保吉章(徳洲会大阪本部)

牧主芳忠(名瀬徳洲会病院事務長)

峰元達也・元俊洋(名瀬徳洲会病院事務部)

 

 


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