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リニコメ|令和4年度 在学式

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支援総額

20,000

目標金額 100,000円

支援者
2人
募集終了日
2022年4月10日

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プロジェクト本文

 

▼自己紹介

 

 こんにちは。リニコメ運営チーム代表、九州大学芸術工学部未来構想デザインコース新3年生の尹 泰陽(ゆん てやん)と申します。福岡県福岡市に住む大学生です。21歳です。

 

 今回、学部の仲間たち20人ほどと、今までに無いイベント団体を立ち上げました。精一杯考えて、精一杯行動して、奮闘しています。よろしくお願いします。

 

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

 学生生活において「セレモニー(式典)」と呼ばれるものがある。入学式は、期待に胸を膨らませつつも、まだ新しい学校に慣れず気まずさが混じる日。卒業式は、これまでの課程を修了した達成感や感慨深さと、これでお別れになる寂しさを共に感じる日。それら2つは、そのままでそれぞれに素晴らしい日である。しかし、そこからは一線を画して、ネガティブさ(心の中でちぐはぐが起きてる感じ)を生まない、そんなセレモニーがあっても良いのでは。このイベントは、そんなアイデアに端を発した。

 

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

 

イベントが後押しされるわけ

 

 開催時期は2022年4月3日。学部新3年生のこの時期は、学生生活のちょうど真ん中にあたる。振り返るのに良いタイミングとして捉えられるだろう。加えて、時間割に従ってコースの皆で授業を受けて過ごす2年間から、研究室や就職先を意識した道を選び、それぞれの生活にシフトしていく2年間へ変化する。つまりこの時期が、経験においてもターニングポイントだといえるのだ。この二重の節目である時期に、肯定的な心持ちで以て、互いに足並みを揃えたり、人間関係や生活を、整え、編み直す日があるとしたら。それってすごく素敵ではないだろうか。 特に我々2020年入学の世代は、入学式が思うように開催されず、対面授業もなかなかしてもらえなかった。大学生活がぬるっと始まったような、何だか捉えどころの無い春だったような。そんな大学生活に対する不確かさが拭えないのだ。このイベントを機に、そんなもやもやも、取り払ってしまいたい。  

 

イベントの存在意義  

 

 芸術工学部には、様々な学生がいる。芸工祭に全てを懸けて4年間過ごす者、芸工祭とは無縁のまま卒業する者、入学前からデザインについての高いスペックを持つ者、デザインには関心がなく「九州大学」の名前に惹かれて入学した者。

 

 一度、整理がしたい。僕らは、どこで出会って、何を学び、どんな風に関わって、これからどこへ行くのか。これを肯定的に意識するには、エンタメイベントの存在が不可欠である。学んで参考にしなければならないお手本として示すより、あくまで体験として「いいな」と感じてもらうことに価値がある。  

 

 以上、この春に皆が集まり、イベントを迎えるという行為自体に価値があることを念頭に置きつつ、入学式を十分に行えなかったコロナ世代の自分たちの特性を勘案し、以下をリニコメの理念とする。  

 

『あなたがこのキャンパスライフの主人公である』を届ける、式典型エンターテイメントである                  

 

 

 

 

 

▼プロジェクトの内容

 

 同じ学部の、同じ新3年生を対象に、イベントを開催する。大学のキャンパス内にあるホールを本拠地とし、キャンパス全体を歩き回る方式を持つ。

 

 このイベントでは、1つの「式典」が展開される。最初はホールで、まさしく従来通りの式典を執り行う。全体の流れはこうだ。国家斉唱、式辞、来賓の言葉と続き、祝電披露(の体で準備された文章)の途中で、大きく場面を転換する。レーザービームやストロボを使ったかっこいい照明演出で照らされた、ショーのような会場に早変わりさせる。会場中の壁に貼ってあった紅白幕が、いつの間にか無くなっている。どんどん式典が壊れていくのだ。そうやって会場全体で展開され演出される式次第に促されるまま、参加者は「仕掛け」を楽しむ。キャンパスの各所を周り、見て触って楽しむものや、参加者自らが関わって企画が成立するもの等、多様な「仕掛け」をデザインする。

 

 いくつか用意している後半の仕掛けの中に、特に力を入れている「キューブ贈呈」というものがある。これは、参加者に粘土で作ったキューブを配り、キャンパスを歩き回ってキューブの6面に「テクスチャ」をつけてもらうよう指示するというものだ。粘土には粘性がある。粘土でキューブを作ってその面を凹凸のある壁や床に押し付けると、その壁や床の模様が、キューブに反転して写るのだ。運営から参加者にこう問いかける。

 

「キャンパスライフの中で、挫折した経験はありますか?それにまつわる場所はどこですか?」

 

 答えは参加者によって様々だろう。教室かもしれないし、教授の研究室かもしれないし、サークル棟かもしれない。あなたが挫折したその場所に行って、6面のテクスチャを拾ってきてほしいと伝える。意図はこうだ。参加者がその場所にいって、表面の凹凸を確認するとき、きっと参加者はその面に「触れる」ことになるだろう。それまで素通りしてきたその場所が、もしコンクリートだったら触ってヒヤッとする。そのとき改めて「ああ、ここってコンクリートだよな。」と認識する。そこに木が植えてあったら、そこも触ってみて、ごつごつ、ざらざら、めきめき、「やっぱり木なんだなあ。」と感じられるだろう。今まで気にしていなかったキャンパスの表面を、イベントを通して、違った観察眼で触れてみることができるのではないか。それによって、イベントに参加する前と後で、今までのキャンパスライフに対する認識が変わり、キャンパスに対する身体の馴染み方が変わるのではないか。

 今までのキャンパスライフに、どんな出会いがあっただろう。どんな対立があっただろう。そのときこのキャンパスは、どんな表情をしていたのだろう。

 

 参加者がテクスチャを拾いにキャンパスを歩き回ってる間に、ホール内では転換が行われる。ホール中央には、カーペットを敷いた台が置かれ、スポットが当たっている。しっとりとしたピアノの音楽が流れている。参加者が6面を埋めて帰ってきたら、その台にキューブを置くよう誘導する。1人参加者が帰ってきて、1つのキューブを置く。1人帰ってきて、キューブを置く。そうして少しずつ、みんなのキャンパスライフが、実体をもって、ホールの中央に蓄積していく。その様を、参加者たちとじっくり見つめたい。みんなの挫折やキャンパスライフをしっかり閉じ込めたキューブ。最後は演出で、そのままを見つめるインスタレーションにする。美しく昇華させ、イベントを閉じる。こうして「あなたがこのキャンパスライフの主人公である」というメッセージが、ほんの少しでも伝わると、僕は泣くほど嬉しいのだ。

 

 

 

プロジェクト実行責任者:
尹 泰陽
プロジェクト実施完了日:
2022年4月3日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

式典型エンターテイメント「リニコメ」の開催。制作費に7万円、運営メンバーへの謝礼に3万円が使われます。 大学による学生の課外活動援助に入れてもらえず、資金が無くて困っています。やっとの思いでクラウドファンディングを行う運びにありつくことができました。よろしくお願いいたします。

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プロフィール

九州大学芸術工学部未来構想デザインコース/藤島高校卒/ジャグリング/リニコメ運営チーム代表/9JUC依頼係/火祭り副頭/null研スケ管/よいかた/iQLabコアメンバーFureFure運用/福井→福岡/右利き/00世代/在日韓国人4世

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リターン

5,000+システム利用料


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祝電披露読み上げ

イベントの祝電披露時、イベントを支え、僕たちの在学を祝ってくださる方としてお名前とメッセージを読み上げさせていただきます。

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年4月

10,000+システム利用料


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運営メンバー日誌

運営メンバーのみんなで1日ずつ書いてきた日誌をお送りします。(電子データ)

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年4月

20,000+システム利用料


日記_代表の記録

日記_代表の記録

僕が綴ってきた活動の記録日記をお送りします。(電子データ)

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年4月

プロフィール

九州大学芸術工学部未来構想デザインコース/藤島高校卒/ジャグリング/リニコメ運営チーム代表/9JUC依頼係/火祭り副頭/null研スケ管/よいかた/iQLabコアメンバーFureFure運用/福井→福岡/右利き/00世代/在日韓国人4世

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