寄付総額
目標金額 280,000円
- 寄付者
- 61人
- 募集終了日
- 2024年12月5日
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- 寄付者
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- 現在
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- 残り
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- 現在
- 1,486,000円
- 寄付者
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盛岡の地に新しいシンボルを、みんなで。カワトクとともに、
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- 残り
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#子ども・教育
- 総計
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- 総計
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不幸な猫ゼロを目指して! "もりねこサポーター" 募集中!
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プロジェクト本文
・・・・・・・・・・達成のお礼とネクストゴールについて・・・・・・・・・・
皆様からの温かいご寄附のおかげで、第一目標としていた金額28万円を達成することができました。本プロジェクトにご賛同いただきご寄附をいただいたことに深く感謝するとともに、岩手大学生を助けたいという想いを共有できたことを非常に嬉しく思います。
今回のクラウドファンディングは、生理用品の無料配布を受ける当事者である学生の声を皆様にお伝えしたいと思い、協力してくれる学生を募り、活動報告の投稿などを担当してもらっています。実際の協力学生以外にも、生理用品無料配布に関するアンケートの回答者を含めると、たくさんの学生がこのプロジェクトや生理の問題に関心を持っており、そのような学生たちのニーズに応える必要性をひしひしと感じています。
第一目標金額で想定したナプキンの購入費(2025年度分)は、これまでの実績(自治体提供によるものや今年度の1か月トライアル無料配布)から算出していますが、無料配布の取組が学生たちの間でますます広まり、これまで以上に配布数が増えることも予想されます。また、ディスペンサーは、2025年度は試作品として限定的に製作する予定ですが、理想としてはできるだけ多く作り、たくさんの学生に試用してもらうことで、より良い開発につながると思われます。これらのことから、以下のとおりネクストゴールを設定します。
【ネクストゴール】35万円(第一目標+7万円)
【使 途】ディスペンサー資材費及び加工費の追加分、生理用ナプキン購入費の追加分
※仮にネクストゴールの金額を達成できなかった場合、ご支援いただいた資金で実施できる範囲にて、実施させていただく予定でおります。
残り数日ではありますが、岩手大学生がより良い環境で大学生活を送ることができるよう、最後の最後まで全力で取り組んでまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。
2024年11月30日追記
岩手大学ダイバーシティ推進室一同
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1.プロジェクトの概要
本ページをご覧いただき、ありがとうございます。岩手大学ダイバーシティ推進室です。私たちは、岩手大学に多様な人材が集い、お互いに認め合い、学びやすく働きやすい環境をつくるために、女性研究者支援やワークライフバランス支援、ダイバーシティ推進に関連した学生支援等、様々な取組を行っています(各取組については、活動報告に順次掲載していきますので、ぜひご覧ください)。
岩手大学(正門)
今回のプロジェクトは、岩手大学の学生に対し、生理用ナプキン(以下、「ナプキン」とする)を学内のトイレに配置し、無償で配布するものです。これまでも岩手大学では、自治体からナプキンの提供を受け、学生を対象に配布してきました。コロナウイルス感染症の拡大により「生理の貧困」問題が顕在化したことで、岩手県内でも女性ヘの経済支援として生理用品の無償配布が行われはじめました。岩手大学でも自治体からの呼びかけにいち早く応じ、自治体から提供を受けたナプキンの配布を2022年度に開始しています。ただし自治体からの提供数には限りがあり、一年のうち数か月間しか配布ができません。私たちは、ナプキンを必要な学生がいつでも手にすることができるよう、「ナプキンがいつでもトイレにある状態」を目指します。それには、大学自身が、ナプキンを購入する必要があります。この資金を、本クラウドファンディングで集めたいのです。
学生に対するナプキンの無償配布は、2025年度から行う予定です。岩手大学の各学部(人文社会科学部、教育学部、理工学部、農学部、獣医学部※獣医学部は2025年度から新設)等の一部トイレに配置し、利用状況や運用状況を確認しながら、将来的に継続可能かつナプキンが必要なすべての学生に行き届くように、実施方法を検討していきたいと考えています。
-----------------------------------生理の貧困とは-------------------------------------
厚生労働省は、経済的な理由で生理用品を購入できない女性がいるという「生理の貧困」について、2021年度に「『生理の貧困』が女性の心身の健康等に及ぼす影響に関する調査」を行っています。この調査では、生理用品を購入できないことで、生理用品の交換頻度を減らす、トイレットペーパー等ほかのもので代替するといった不衛生な方法をとらざるを得ないとか、仕事やプライベート等やりたいことができない等の社会的な影響もあることが示されています。また、アメリカ医学女性協会によれば、「生理の貧困(Period Poverty)」とは、経済的困難を理由とするものだけではなく、「生理のための衛生用品や教育、衛生施設、そして廃棄方法に対して十分にアクセスできない状態のこと」であるとしています。「十分にアクセスできない」理由には、生理は恥ずべきもの、隠すべきものという社会的な規範の影響があります。たとえば大学生では、購買で生理用品を買いにくい(購入するところを他の人に見られたくない)、授業中に生理痛で辛くても先生に伝えにくいといったことはよく聞きます。このような生理へのタブー視は、生理にまつわるストレスを増大させ、学生生活に多少なりとも悪影響を及ぼします。生理に対するタブー視を解消していくためには、生理がある人もない人も、生理に対する正しい理解を身につけることが大切であり、さらにその下地として、生理について日常的に触れられる環境をつくることが有効ではないでしょうか。本クラウドファンディングや生理用品の無償配布の継続は、その一助となると考えています。
2.アンケート結果から分かった「生理」に関する学生たちの実態と希望
本プロジェクトを始動する準備として、Femtech Japan(株式会社G-Place)様が行う「誰もが快適な生理を」プロジェクト(プロジェクトについてはこちら→https://femtech-japan.com/kaiteki/)のトライアルに申込み、今年4月~5月にかけての1か月、Femtech Japan様から無償提供いただいたナプキンを学内トイレに配置し、併せて生理用品の無償配布の希望等に関するアンケート調査を実施しました。
トライアルのフライヤー トライアル実施トイレでの配布の様子
アンケートには248人から回答があり、そのうち約9割以上(246人)の学生が、「ナプキンを無料提供することは良いことである」と回答しました。この中には生理の経験がない人も含まれており、生理のあるなしにかかわらず、この取組に肯定的であることがうかがえました。
また、ナプキンの無料提供を継続してほしいと答えた学生は222人(約9割)でした。「どちらでもない」と答えた学生(22人)の中にも、「自分は使わないが必要な人がいるなら継続したほうが良い」といった声があり、今回のアンケートでは大多数の学生が無償配布の継続を望んでいることが分かりました。
継続をしてほしい理由を見ると、突然生理が来てしまったときや、自分で用意していた数では足りなかったときに助かるとの声が約7割でした。また、経済的に生理用品を入手できなかった人は約3割にのぼりました。生理用品を手にすらできない人が予想以上に多かったこと、また、購入はできるけれど予期せぬ場合に必要な人が半数以上であったことが分かり、あらためて、ナプキンの無償配布が学生たちにとって必要であることを認識しました。
大多数の学生が無償配布を継続してほしいと答えた一方で、一部の学生からは「たくさん持って行ってしまう人がいるのではないか」「衛生的に懸念がある」等、心配の声も上がりました。これらの意見は、無償配布すること自体に反対なのではなく、配布の方法を懸念するものだと私たちは受け止めています。ただ配布すればよいというものではなく、誰もが気持ちよく安心してナプキンを使えることが重要であることに、これらの意見が気付せてくれました。
3.安心してナプキンを使えるためのディスペンサー
そこでナプキンの配置と併せて必須だと考えたのが、ナプキン用のディスペンサーです。他大学での取組事例も参考にしつつ、岩手大学のトイレ環境にフィットし、電力等のランニングコストがかからず、安定的・継続的に使用可能なディスペンサーを探していたところ、本学理工学部の教員である 山田 香織 助教が、企画・製作に手を挙げてくれました。さっそく試作品を作ってもらい、今年7月末~8月上旬にかけ、一部のトイレにてモニター調査を行いました。試作品は、洗面所等に置く「置き型」と個室への設置を想定した「吊り下げ型」の2パターンです。
モニター調査の結果、それぞれ長短があることが分かりました。この結果を踏まえ、さらに各ディスペンサーを改良し、2025年度の生理用品配布の際に試作品第2弾として試用し、完成に近づけていくこととしています。よって本クラウドファンディングでは、試作品第2弾の改良のための費用(資材費、人件費)も併せて募ります。
4.最後に改めて…みなさまへのメッセージ
生理用品が必要なときに手に入れられず大学内で不安なまま過ごしたり、適切なタイミングで交換できずに不衛生な状態でいなければならなかったり…このようなストレスが少しでも軽減されることで、学生の皆さんがより快適に安心して大学で過ごすことができ、さらに生き生きと学業やサークル活動等に打ち込むことができるキャンパスの実現を目指します。皆様、ぜひ応援をよろしくお願いいたします!
岩手大学(空中写真)
5.特定寄附金による税制優遇について
本プロジェクトを通じて寄附を行う場合には、以下の税制優遇を受けることができます。
<内容>
個人の場合 2,000円以上の寄附をされた方は、寄付金受領証明書を添えて確定申告を行うことで所得税に関する優遇措置として「所得控除制度」が適用されます。一部の住民税についても優遇措置の対象となる場合があります。
法人の場合 「寄付金特別損金算入限度額」の枠が適用され、当該限度額の範囲で損金算入ができます。※詳しくは自治体や所轄税務署、国税庁のウェブサイト等をご覧ください。
<寄附金受領領収書の発行について>
寄附をされた方には、後日「寄付金受領証明書」を送付致します。
領収書名義
READYFORアカウントにご登録の「リターン/ギフトの発送先の氏名」を宛名として作成します。
領収書発送先
READYFORアカウントにご登録の「リターン/ギフトの発送先ご住所」にお送りします。
領収書発行日(領収日)
READYFORから実行者(岩手大学)に入金された日となります(2025年2月中を予定)。
領収書発送日
2025年3月ごろを予定しています。発行までお時間をいただきますが予めご了承願います。
- プロジェクト実行責任者:
- 海妻 径子(国立大学法人岩手大学)
- プロジェクト実施完了日:
- 2026年3月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
2025年度から、岩手大学が学生に対し、生理用ナプキンを無料で配布します。学生は、学内のトイレに置かれた生理用ナプキンを自由に使用できます。クラウドファンディングで募った資金から、生理用ナプキン購入に17万円(1年分)、専用ディスペンサーの製作(資材、人件費)に6万円を使用します。
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プロフィール
岩手大学副学長・ダイバーシティ推進室室長。1997年 お茶の水女子大学人間文化研究科(博士課程)修了、2005年 岩手大学人文社会科学部 助教授(2007年~准教授)、2019年 岩手大学人文社会科学部 教授。その他、岩手県男女共同参画審議会委員・同調整委員など。研究分野はジェンダー 。著書は『近代日本の父性論とジェンダー・ポリティクス』(作品社)、『ゆらぐ親密圏とフェミニズム:グローバル時代のケア・労働・アイデンティティ』(コモンズ)など。
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ギフト
1,000円+システム利用料
1,000円コース
●感謝の手紙をメールにてお送りします(2024年12月中)
●寄附金領収書を郵送にてお送りします(2025年3月頃)
- 申込数
- 15
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年3月
3,000円+システム利用料
3,000円コース
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プロフィール
岩手大学副学長・ダイバーシティ推進室室長。1997年 お茶の水女子大学人間文化研究科(博士課程)修了、2005年 岩手大学人文社会科学部 助教授(2007年~准教授)、2019年 岩手大学人文社会科学部 教授。その他、岩手県男女共同参画審議会委員・同調整委員など。研究分野はジェンダー 。著書は『近代日本の父性論とジェンダー・ポリティクス』(作品社)、『ゆらぐ親密圏とフェミニズム:グローバル時代のケア・労働・アイデンティティ』(コモンズ)など。