紛争や政情不安…困難に直面する人々に未来を変える学びの力を届けたい

寄付総額
目標金額 5,000,000円
- 寄付者
- 363人
- 募集終了日
- 2022年10月31日
「あすは、なにからなにまで、ずっときょうよりよくなるよ」
こんばんは。クラウドファンディングチームです。9/15からスタートした今回の挑戦も折り返しが過ぎ、達成率が25%となりました。笑顔でゴールできるよう、最後まで精一杯頑張ります。
さて、私たちJVCの活動は、今回のようなクラウドファンディングのほか、様々な個人・法人の皆様からのご支援・サポートで成り立っています。今日はそんな心強いサポーターのおひとりである、こどもの本の童話館グループ編集企画室室長・川口さんからのメッセージをご紹介したいと思います。
童話館さんは2001年、創業20周年を記念して「子どもの平和と生存のための童話館基金」 を設立され、この基金から長年、カンボジア事業にご支援をいただいておりました。カンボジア事業の終了にともない、今後はJVCの他事業をご支援いただく予定です。いつも本当にありがとうございます!

それでは、いただいたメッセージをご紹介します。
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こんにちは。こどもの本の童話館グループ編集企画室の川口かおると申します。
私どもは、毎月、絵本やこどもの本を、各ご家庭へお届けする「童話館ぶっくくらぶ」を主軸とし、およそ40年、長崎で仕事をしてまいりました。そして、創業20周年記念事業として、アジアと周辺の国々の困難な状況にある子どもたち(そのそばにいる女性たち)への援助を目的として始められたのが、「子どもの平和と生存のための童話館基金」です。これまで、実績と信頼のあるNGOへの資金的な支援を行ってきましたが、JVCの活動もそのひとつです。かれこれ20年以上になるでしょうか。
そんな私たちに、この夏、まさに「瓢箪から駒」といえるようなできごとがありました。高校野球の夏の大会で優勝した仙台育英高校の須江監督が、私どもが出版している『あすはきっと』という書籍をとりあげてくださったのです。
監督の優勝コメントには、すでに日本中からたくさんの共感がよせられていましたので、その監督によって紹介されたこの作品にも当然注目が集まりました。さらに、この絵本のなかの一節「あすは、なにからなにまで、ずっときょうよりよくなるよ」に、心を動かされ、お買い求めくださった方も多かったようです。
(参考リンク:仙台育英“優勝”したら絵本が話題に 高校野球と絵本?その関係は?)
そう、私たちは、こうして絵本をとおして、子どもたちにたくさんの励ましと生きることの喜びを伝えていきたいと願っています。
しかしながら同時に、このようなメッセージを届けるからには、大人の私たちが、それなりの実感をもとに伝えていく必要もあるでしょう。
この社会では今、「ただ生きている」という、本来なにものにも代えがたいはずの時間でさえ奪われている子どもたちがけっして少なくはありません。選ぶことのできない環境で、そうして生きている彼らに、どんなメッセージを伝え、どんな行動を示していくかは、私たちにとっても責任の大きなことで、そう思うとやはり、じっとしてはいられない心境にもなります。
だからこそ、JVCによる活動はますます意義深いものです。
私たちもこの20年のあいだ、支援地、事業内容、担当者と、それぞれの変化を経ながら、たくさんの出会いにも恵まれてきました。
あのときのあの担当者、あのときのあの農村の女性、あのときのあの人の言葉…たくさんの顔とともに、たくさんの楽しい思い出が浮かびます。
なかでも、カンボジアでは、「支援」や「国際協力」という言葉ではくくれないほどの、豊かな学びがあったように思います。
農村に暮らす人たちの、人懐こい笑顔。にじみでるやさしさといたわりの気持ち。静かでおだやかな微笑み。
もちろん、彼らも、けっして余裕がある生活というわけではありません。
その日の食糧ですらあやしい、そんなことだってあるといいます。
雨風をしのげるほどの軒下で暮らしている方もいます。
困難や悲しみも背負っているでしょう。
それでも、彼らの暮らしのなかに当然のように在る「わけ合う」姿、「ともに生きる」姿をみていると、「ああ、そうだ。人はこんなふうに生きられるのだ」「生きるってこんなにシンプルなことだったんだ」という気づきがあります。そして、私たちが暮らすこの社会で、こんなにも、今、生きることを複雑にしているものはいったいなんだろう、という問いも…。現に、この数年のあいだにたくさんのことを考えました。
「豊かさってなんだろう」「共同的に暮らしていくってどんなことだろう」「自然とともに生きていくことって…」「コロナ禍の教育について」…。

もちろん、答えはそう簡単に言語化できることではありません。これからもずっと考えつづけていくのだと思います。
けれど、これらが確かに、日本で暮らす私たちの暮らしをよりよくするための、大切な“学び”になっていることにも気づき始めています。そう、私たちは今、心の底から「あすはきっと」といえるそのための方法と形を手に入れようとしています。そうであればやはり、これからも、希望を語る絵本を届け続けたいと思わずにいられません。
さて、カンボジアの次は、JVCイエメンとパレスチナへと続いていく予定です。今度は、どんな出会い、どんな学びがあるか、とても楽しみにしているところです!ひきつづきよろしくお願いいたします。
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川口さん、そして童話館の皆さん、ありがとうございます。社会を捉えるするどくもあたたかな視点に、いつもたくさんのことに気付かされ、そのたびにご一緒できることを嬉しく、また心強く思っています。
(そして子どもの年令に合わせて、たしかな目でセレクトされた絵本が定期配本される「童話館ぶっくくらぶ」は、JVC関係者内にもファン多数です!)

引き続き、応援どうぞよろしくお願いいたします!
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