2024年クラウドファンディング 終了報告と御礼
早くも今年が半分を過ぎようとしておりますが、皆様におかれましてはご健勝にお過ごしでしょうか。
NPO法人ジャパンワイルドライフセンター(JWC)の佐草優里です。
始めに、過日2024年のクラウドファンディング『一刻を争う命と向き合うために。傷病野生鳥獣を救う医療機器の導入へ』では、ICUを導入する為、温かいご支援をくださり、またSNSなどで情報の拡散にもご協力いただきましたこと、改めましてスタッフ一同心より御礼申し上げます。
今回挑戦したクラウドファンディングでは、当初、300万円を目標に挑戦させていただいておりましたが、最終的に倍額以上の6,909,000円のご支援をいただくことができました。
終了報告に関して、皆様をお待たせしてしまう形とはなりましたが、現在は無事にICUの導入も叶い、既に使用もさせていただいております。
使わない場面が少ないことがもちろん一番ではありますが、実際に必要となる状況となった際の安心感はやはり違いました。
他にも、第二目標・第三目標で達成したことで購入の叶ったサージトロン・監視カメラ・ファンヒーター・温度湿度計なども導入を果たし、活用させていただいております。
今回一番の目標であったICU、野生動物の為にICUを導入したのは私の知る限りではありますが恐らく東京都では初、関東圏でもあまりないのではないかと思います。
いただくお問い合わせの中でも、野生動物を助けたいと思った時に「どこへ相談したら良いか分からなかった」「交通事故に遭った子もそのままにしてと言われてどうして……と悲しかった」というお声をよくいただきます。
自然の摂理の中で命を落としてしまう子がいるのは仕方のないことで、無駄な命が一つとしてない世界で生きる彼らの命の繋がりは尊いものです。
しかし、人為的な事故や病気で傷付いた子がいる時、そしてその子を「助けたい」と思ってくださる方がいるのであれば、最大限のことをしていきたいと思っています。
今回のクラウドファンディングではご支援者様の人数も2023年に挑戦した際よりも多い619人の方からの応援のお言葉と共にご支援いただき、クラウドファンディングを通じて少しずつ野生動物を救いたいと願う輪が広がっていることを感じております。
私達JWCが最終的に目指す『野生動物救護園』を造る為にも、これからも目の前の命と向き合う活動を続けて参りますので、温かく見守っていただけますと幸いです。
改めまして、この度は当団体、傷病野生動物たちの為にご支援をいただきましたこと、心より御礼申し上げます。
《ご支援金使用用途 内訳》
ICU購入費 1,540,000円
電灯容量増設工事 297,000円
宣伝広告費 455,803円
リターン購入・製作費 29,471円
リターン発送費 14,190円
サージトロン等購入費 1,851,300円
監視カメラ等購入費 705,436円
ファンヒーター購入費 440,659円
保護動物治療費など 283,158円
READYFOR手数料(サポートサービス) 1,291,983円
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使用金額合計 6,909,000円
《リターン発送状況について》
リターン商品に関しましては、全ての商品の発送は完了しております。
万一、お手元に届いていない場合は、大変お手数をお掛け致しますが、JWC事務局までご連絡くださいませ。
























