介護で悩む人へ情報と支援を届ける相談窓口をネット上に作りたい!

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支援総額

920,000

目標金額 900,000円

支援者
71人
募集終了日
2021年7月29日

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2021年06月23日 11:25

私の自己紹介

 

クラウドファンディングから5日が過ぎ、たくさんの方からご支援と温かいメッセージをいただきました!

 

本当にありがとうございます!!!

 

公開をしてから、私のことを何も知らない人が支援をしていただく機会も増えてきたので、少し私の自己紹介をさせてもらえたらと思います。

(少々長いです、5分くらいかかるかも…)

 

 

★自己紹介★(アメブロでも同じ内容を配信しています)

 

私は10年前に看護師になり、3月で退職をするまでずっと同じ病院で働いてきました。

 

 

病棟勤務

出産(3回、毎回配属場所は違う…笑い泣き) 

外来勤務

病棟勤務

連携室勤務(3年間)

 

こんな感じで、さまざまな部署で経験を積ませていただきました。

 

どれもやりがいがあって同僚にも恵まれていたと思うんですが、私の考え方を大きく変えたのはまさしく「連携室」でした。

 

 

今までの私の看護の考え方というのは

  • 毎日、1日のスケジュールを分刻みでこなし、定時退勤を目標!
    (つまりは自分中心)
  • 患者は退院がゴール!それまではインシデントがないように!転ばないように…
  • 「退院支援計画書?ナニコレ?とりあえずサインもらうか!」
  • ○○さん、まだ退院決まらないの?ちょっとワーカーさんどうなってるの???
  • サマリーはとりあえず形になってればいいよね!私だって忙しいし!

こんなことを感じていました…

 

 

今思うとありえないひどさです

 

これが連携室に異動になってから、全部自分に帰ってきました。

 

 

退院できないのは退院できない理由があるにも関わらず、

 

病棟管理者から「早く退院させて!」と毎日お叱りをいただくように…

(もともと私自身がワーカーさんに言っていた言葉…)

 

 

転院で来られた患者のサマリーを見て、

 

介護保険を使っているのかどうかもわからない、

 

今までのADL(生活動作の様子)も書いてない…

 

 

「こんなのでどうしろっていうの?」

 

と思いつつ、自分もこのレベルのサマリーだったな、と反省…

 

 

徘徊ばかりで、転ばないようにひたすらベッドに縛っていた患者さんが、案の定寝たきりに…

 

元の自宅に帰れなくなり、施設を探すことに…

 

入植当時は、認知症の方はひたすら縛っておく、みたいな時もありました…

 

 

あまり私の過去を今まで書きませんでしたが、私も最初はこのレベルです。

 

 

患者家族のことは二の次。

 

 

そんな私が退院支援に目覚めたのは、ある患者さんとの出会いがきっかけでした…

 

★Aさんとの出会い★

 

 

その患者さんをAさんとします。

 

 

 

私は、当時退院調整の仕事に携わったばかりで

「こんなMSW(病院にいる社会福祉士さんのこと)のまねっこみたいなこと、看護師の仕事じゃない。」

と思っていました。

 

 

でも否応なしに患者の対応はしなければならず…

 

そのAさんも普通の流れで対応したまだお若い、50代の女性の方でした。

 

 

その方はがんの終末期で、抗がん剤治療を頑張っていました。

 

お子さんも若くて、家事もパートも頑張っていたAさん。

 

 

ですが状態は悪化し、

 

このまま家に帰れないんじゃないか、

 

という状況になり、退院支援チームに声がかかりました。

 

 

 

 

ご主人やお子さんらも、事前に医師と面談し、

 

「家で介護は無理です、寿命ならしかたありません。

ここで最期まで見てもらった方が安心です。」

 

こう伝えていました。

 

 

ですので、私はパートナーのワーカーさんと、

 

「緩和ケア病棟をすすめましょう」

 

と事前に相談をしていきました。

 

 

 

 

するとそのAさんからは、予想しない言葉が…

 

「大丈夫です、帰りますから。」

 

と、まともに歩けない状況にも関わらず自宅への退院の意思を曲げませんでした

 

 

 

こう書くと変ですが、そのAさんは優しくて穏やかで、強い自分を見せない人。

 

 

 

いつもニコニコして、

 

「いいですよ、わかりました~」

 

というように、看護師に対して文句も言わず、質問もせず、ひたむきにずっと我慢をするようなタイプだったんです。

 

 

 

そんなAさんが、退院の話の中で、あれだけ強く

 

「帰ります」

 

と言った時には、非常にびっくりしました。

 

 

正直私の心の中は、

 

「帰るってどうやって帰るの…?

これじゃあPCU(緩和ケア)で過ごした方がいいと思うけど…」

 

という気持ちでいっぱい。

 

 

 

その後、家族と話しても

 

「おむつも介護も無理です。」

 

という状況でした…

 

 

でも本人の意思は変わらず。

 

そうして家族側が折れる形で、ダメだったら即入院、というような条件で退院することになったんです。

 

そこで慣れない訪問看護との調整もしました…

 

 

 

「またすぐ入院になるよね。」

 

病棟の看護師と一緒にそう話したのを今でも思い出します。

 

 

 

しかしそのAさん、亡くなる直前まで入院しなかったんです。

 

 

さすがに気になったので、退院後の外来受診の際には必ず顔を出しました。

 

栄養状態が悪く、外来の待ち時間もベッドに寝ていなければいけない状況で、私の顔を見るや

 

「ありがとうね…」

 

と言ったんです。

 

 

 

私何もしてないよ?

 

自分で好きに帰ったんじゃないの?

 

ありがとうって言われるようなことしてないのに…

 

 

 

っていう気持ちと、なんかよくわからない感情?

 

 

 

でも目の前のAさんは確実に幸せを実感している…

 

自分が正しいと思っていた認識を完璧に崩された瞬間でした。

 

 

 

そして、肝心の家族はどうだったかというと、

 

 

「あの後退院してきて、みんなで話し合ったんです。

 

”お前がそういうなら、できるだけ協力するから”

 

っていうことで、東京の息子も今実家に帰ってきてるんですよ。

 

僕もできるだけ家にいる時間を作るようにしてます。」

 

 

なんていうじゃないですか。

 

 

しかもそこでいろいろアドバイスをしてくれたのは、私が事務的に調整をした訪問看護師さん。

 

 

なんか、自分の無力感やら、いろんな感情がぶわーってきて。

 

 

自分は何もしていないし、助けようとも思っていなかったのに、感謝されてるし、病院でやらなければならないことを地域の訪問看護師が当然のように支援していて、

 

 

私何やってんのかな?

 

 

っていう気持ちになりました。

 

 

そこで、退院支援って、

 

看護師がもっと考えなくちゃいけないことじゃない?

 

って思うようになり、研修や実習などを通じて深みにはまっていくことになります。

 

 

この退院支援の立場にならないと、私のようなナースは気づかないと思いますが、

 

 

医療現場にはこの考え方がもっと広まってほしいと思うし、患者家族の声や思いを拾い上げて、病院や地域と共有させることが何より大事だと思っています。

 

 

退院支援はすべて同じケースはないし、答えもないから難しい。

 

 

でもその答えは本人や家族が導き出すもので、私らが誘導していいものではない。

 

 

ここは絶対守るべきルールだと思っています。

 

そんなんで、長い自己紹介ですがお聞きいただいてありがとうございましたウインク

 

 

こんな私が目指すクラウドファンディングに興味を持っていただけたら、どうかご支援をお願いいたします💦

 

リターン

3,000


◆個人・法人問わずご支援いただけます◆お気軽応援コース(3千円)

◆個人・法人問わずご支援いただけます◆お気軽応援コース(3千円)

いただいたご支援のほとんどは活動費用に充てさせていただきます。

■支援者様にはお礼のメールを送付させていただきます。


※個人・法人問わずご支援いただけます。
※複数口ご支援いただけます。

支援者
27人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年8月

10,000


◆個人・法人問わずご支援いただけます◆全力応援コース!(1万円)

◆個人・法人問わずご支援いただけます◆全力応援コース!(1万円)

いただいたご支援のほとんどは活動費用に充てさせていただきます。

■支援者様にはお礼のメールを送付させていただきます。


※個人・法人問わずご支援いただけます。
※複数口ご支援いただけます。

支援者
16人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年8月

30,000


◆個人・法人問わずご支援いただけます◆全力応援コース!(3万円)

◆個人・法人問わずご支援いただけます◆全力応援コース!(3万円)

いただいたご支援のほとんどは活動費用に充てさせていただきます。

■支援者様にはお礼のメールを送付させていただきます。


※個人・法人問わずご支援いただけます。
※複数口ご支援いただけます。

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年8月

3,000


【介護相談】作成サイト利用クーポン(6か月)

【介護相談】作成サイト利用クーポン(6か月)

●専門資格を持つアドバイザーに相談できる
●同じ悩みをもつ仲間とつながる、話せる
●地域のサービスとつながる
上記サービスを6か月利用できるクーポンです。
※通常より300円お得です!(通常月額550円)

支援者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年8月

5,000


【メルマガ】家族のための終活と後悔しない看取り方

【メルマガ】家族のための終活と後悔しない看取り方

●「人の死」がどうなるのか、病院で亡くなる流れや延命処置の実際、死後の手続きを現場のリアルな情報をもとにメールでお届け。
●親が亡くなる前にしておいた方がいいこと、多くの家族が死後に後悔したことなどをまとめました。
●医療的なことだけではなく、相続や土地問題など終活全般について理解できるような内容になっています。
※これらを1週間のメルマガを通してお届けします。

支援者
19人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年8月

15,000


【メルマガ】失敗しない介護施設の選び方

【メルマガ】失敗しない介護施設の選び方

●介護施設の種類や入居条件などの基本的知識
●多くの人が失敗して退去になる原因と対策
●施設選びのチェックリスト
など、これを見れば施設選びで迷わないというポイントをまとめた情報を14日間のメールでお届け。(約7万文字)

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年8月

30,000


【老後サポート】施設選び+終活のメルマガ+個別相談90分

【老後サポート】施設選び+終活のメルマガ+個別相談90分

●「終活と看取り」と「施設の選び方」のメルマガ
●電話またはZOOMでの個別相談90分
(個別相談はプロジェクト達成時期より順次行います。有効期間は1年間です。)

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年8月

30,000


★法人向け★作成サイトに法人名とHPへのリンクを掲載させていただきます(1年間)

★法人向け★作成サイトに法人名とHPへのリンクを掲載させていただきます(1年間)

●当サイト利用者のご希望があれば、支援者様のサービスの情報提供や、直接問い合わせをさせていただくこともございます。
●当サイトと連携していただける法人様のみご支援お願いいたします。
●いずれは地域ごとに分けて掲載していく予定ですが、具体的なイメージはサイト作成と並行しながらご相談させていただきます。

※注意事項:このリターンについては、こちら (https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の
「命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年8月

100,000


★法人限定★バナー画像+リンク+30文字程度のPRを掲載(1年間)

★法人限定★バナー画像+リンク+30文字程度のPRを掲載(1年間)

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※注意事項:このリターンについては、こちら (https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の
「命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年8月

300,000


★法人限定★PR文付きバナー画像+1年以内に記事掲載!

★法人限定★PR文付きバナー画像+1年以内に記事掲載!

●熱意や、PRしたい取り組みなど自由に発信してください!(※1ページ2000字程度を予定)
●サービス側の努力を多くの介護者と地域の方に知ってもらうことを目的としています。(記事はこちらで作成しても、法人様側が記載してもOK、最終的にこちらでチェックさせていただきます)
●掲載時期は未定ですが、1年以内には順次掲載を予定していきます。
●当サイト利用者のご希望があれば、支援者様のサービスの情報提供や、直接問い合わせをさせていただくこともございます。
●当サイトと連携していただける法人様のみご支援お願いいたします。
●いずれは地域ごとに分けて掲載していく予定ですが、具体的なイメージはサイト作成と並行しながらご相談させていただきます。

※注意事項:このリターンについては、こちら (https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の
「命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年6月

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