介護で悩む人へ情報と支援を届ける相談窓口をネット上に作りたい!

介護で悩む人へ情報と支援を届ける相談窓口をネット上に作りたい!

支援総額

920,000

目標金額 900,000円

支援者
71人
募集終了日
2021年7月29日

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プロジェクト本文

終了報告を読む

 

 

 

このプロジェクトに目をとめていただきありがとうございます!

私は急性期病院で退院調整看護師をしていた高橋と申します。 

今年の3月で10年間勤務した病院を退職をし、現在ブログでの発信と個別相談を行っています。

その中で日々このような相談が寄せられています。

 

 

 

このような悩みを抱えていても、どこに相談していいのかわからなかったり、プライベートなことを話すのが恥ずかしい、あるいは担当してくれている医師やケアマネなどに迷惑をかけるのではないか、と声に出さない方も非常に多くいらっしゃいます。

 

多くのご家族が「このままでいいの?」というような葛藤を感じながら相談をしていただいてます。

 

 

このような本音の悩みは、実は医療・介護側にとっても方向性を考える上で重要ですが、その想いが十分にくみ取れていない現状があります。

 

 

悩みを聞いている中で私は、

 

「もっと気軽に相談できる場所が必要ではないか?」

 

主治医やケアマネなどに「悪いから」と遠慮をしてしまうような本音が重要

 

と感じ、プライベートなことや、素朴な疑問を気軽に聞ける場所を作りたいと考えました。 

 

 

 

 

 本来は本人家族の想いや意志を、治療や介護に生かしていくことが看護師、相談員の役割です。

 

 

しかし現場では入院期間の短縮化やコロナでの面会制限、一時的・突発的な相談による情報不足などの理由で、十分なヒアリングができないことも少なくありません。

 

また施設入居や退院といった節目でサポートする窓口が変わってしまうため、継続的なフォローができないのが今の社会の現状です。

 

 

しかしこの一時的・断片的な対応が、数年後の問題につながることをご存じでしょうか? 

 

 

例えば、このような相談があったとします。

 

このような質問に、窓口では

 

「要介護〇なので、この施設なら空いてます。」

「ご自宅の近くですと、○○ホームですね」

 

といった案内が一般的です。

 

 

 

ですがもし、

 

「今の病状からみると、いずれは注射が必要になるかもしれません。」

「がんが再発し、治療が必要になったときに対応できる施設のほうがいいのでは?」

「散歩が生きがいでしたら、リハビリに力を入れている施設にしてみては?」

 

というような情報があったらどうでしょうか?

 

 

 

 

 実際によくある施設トラブルとして、

  • 求めていたサービスを受けられない
  • 入居後に生じる認知症や医療行為を理由に強制退去

といった問題に巻き込まれる方もいます。

 

 

数年後の状況がある程度予測ができれば、このようなトラブルを減らし、長く穏やかに過ごせる施設を見つけることができます。

 

 

 

そこで重要なのは

 

「本人家族の希望と予測される可能性を、施設(サービス)側へ伝え理解してもらうこと」。

 

 

 

 

そのために病状や治療方針といった、医療的な情報も重要となるのです。

(施設での退去トラブルの多くは、治療医療行為に伴う理由です)

 

 

 

 私が目指すサービスでは、施設入居や方針を決める際に、病況生活状況、「こうなりたい」という本音をじっくり聞き、数年後の可能性まで見据えた提案ができるサービスを作りたいと思っています。 

 

 

 

 

 

 

私はある家族からの、忘れられない言葉があります。

その方の男性は食道がんで胃ろうを作った方でした。

 

 

 

 

 

治療方針を決める際に医師から胃ろうを提案された時、ご本人は

 

「いいよ、もう余計なことをしなくて…」

 

と言いました。

 

 

 

それを聞き、

 

「できるだけ長く元気でいられるなら、胃ろうにしてください」

 

と強く希望したのは息子さんでした。

 

しかし退院後に待ち構えていたのは、1日3回の栄養剤の注入と身体介護。

 

想像以上の負担に、

 

「こんなに大変なら、胃ろうなんかにするんじゃなかった…」

 

こう漏らしたのです。

 

 

 

 

今でも治療や医療行為などの理由により、介護を余儀なくされたり、自分の大事な生活を犠牲にする人がたくさんいます。

 

 

しかし今の医療では生命維持のための気管切開、人工呼吸器、経管栄養など、「主治医が方針を決める」「病院に判断を任せる」ということがほとんどです。

 

 

それは

  • 「病院に任せれば安心」と考えている
  • 適切なタイミングで、情報が得られない

このようなことが大きな理由だと私は考えています。

 

 

今日本の医療や介護の制度では、必要な情報発信や支援が必要な人へのアプローチがまだまだ足りていません。

 

 

これからの時代は

 

「治療のメリットデメリットは?」

「退院後も継続できるのか?」

 

という視点から優先度を考え、医療をそぎ落としていくことも必要です。

 

 

そのための情報を噓偽りなくお届けできる場所にしていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

実際にどのようなサービスなのかをわかりやすくお伝えします。

 

 

 

基本的な制度の紹介や手続きなどは現状の窓口で進めることができますが、サービス利用後の悩み家族間の問題などへのサポートはまだまだ足りていません。

 

  • サービスを使ってみたけど合わない
  • 施設に入居を進めてみたけど、思っていたのと違う
  • 親を施設に入れたいのに、親自身が拒否をしている

このような「他の人には話しづらい」内容まで寄り添って対応します。

 

 

 

 

 

介護や医療の相談は、どうしても他の人には言いにくいもの。

ですので匿名で利用でき、プライバシーが守られるサービスを作ります。

 

ネットなので24時間利用OKで、窓口に行く時間がない方や「こんなこと聞いてもいいのかな?」といった疑問も気軽に利用していただけます。

 

また相談者の多くは40~60代ですので、その年代の方でも負担なく登録できるシステムにしていいく予定です。

 

 

 

 

 

すでにアドバイザーとして医療、介護、法律などの専門家の協力をいただいております。

経験や知識を生かし、さまざまな角度から本当に納得できる選択を一緒に考えます。

 

 

 

今後は地域ごとに介護サービスや訪問看護などといったサービスと連携し、地域のサービスを知ることができるようなシステムを目指していきます。

 

興味があれば、そのまま問い合わせや利用につなげられるようにしていきます。

 

 

 

 

私が目指すのは、自らが主体的に納得して生き方を選べる社会です。

 

人生という重要な選択において、自らが全力で悩み、決断するプロセスこそが後悔しない選択につながります。

 

医療介護の悩みはとても繊細で、一人一人の状況が大きく異なり正解はありません。

 

だからこそあらゆる選択肢を一緒に考え、悩みに寄り添い、選べるようにサポートをさせていただきます。決して「この方法がいい」という意見の押し付けは行いません。

 

それぞれが正しい情報をもとに人生を選び、納得して病気と向き合い、最後まで自分らしく生きることを支えていきたいと思っています。

 

 

 

 

 

  1. 作成するサイトでは、医療行為、診断につながる内容に関しては対応できません。
    「医療」と記載はしてありますが、あくまでの看護の視点としての情報提供や相談対応を行ってまいります。
     
  2. 正確な情報をお伝えするため、アンサーの回答は常に看護師、社会福祉士、ケアマネジャー、介護福祉士、介護認定調査員などの有資格者が情報の正当性を含め、監修していく予定です。
     
  3. コロナウイルスの影響によりプロジェクトもしくはリターンが遅延する可能性がある場合もございます。その場合下記の対応を取らせていただくこともございます。

    ①プロジェクトまたはリターンが遅延した場合の対応
    支援者様に遅延になることと、今後のスケジュールをメールにてご連絡させていただきます。

    ②中止になった場合の、集まった資金の代替用途
    サイト作成が予定していた専門業者に依頼ができなくなった場合には、他の業者へ依頼をしていきますが、新たな見積もりにおいて資金が不足した場合には、プロジェクトが中止になる可能性もございます。その場合には今運営しているサイトのために集まった資金を使わせていただきます。

 

 

 

 

Q サイトの作成はいつ頃ですか?

 

クラウドファンディングの終了をもって、専門業者へシステム構築を含めたサイト作成を依頼していきます。サイト作成に2か月程度かかるため、サイトの公開は9月下旬を予定しております。

状況により作成時期がずれる可能性もあります。

 

 

Q アドバイザーはどのような資格を持った人ですか?

 

急性期病院、回復期リハビリテーション病床、地域包括ケア病床、療養病床、訪問看護、特養、老健、有料老人ホーム、自治体窓口など、さまざまな場所で活躍している看護師、ケアマネジャー、社会福祉士、介護認定調査員、施設職員がおります。作成するサイト上にて、保有資格や簡単なプロフィールなどを明記し、どんなアドバイザーかわかるような表示をしていきます。

 

 

Q入会に必要な費用はいくらですか?

 

入会金はございません。サービス利用料として毎月500円(税別)を予定しております。

その他お支払い方法など詳しくはお気軽にお問合せください。

 

 

Q サービスの利用に必要なものはありますか?

 

サイトが閲覧できるスマホやタブレット、パソコンが必要になります。

また登録時にはメールアドレス、またはLINEのアカウントどちらかが必要となります。

現在の個別相談の主な利用者は40~60代の方であり、どの年代の方でも利用しやすい設定や登録方法を検討していきます。

 

 

Q 本名や住所地などの個人情報がバレることはありませんか?

 

作成予定のサイトは、匿名での利用可能です。

個人情報は、ご自身で掲示板に記載しない限りは他の利用者や第三者に漏れることはございません。

なお地域にあるサービスの情報を知りたい場合には、市町村などの情報をお聞きすることもございます。

 

 

Q 施設やサービスを代わりに見つけてもらうことはできますか?

 

このプロジェクトのコンセプトとしては、「正しい情報をもとに、自分で納得できる医療介護の選択を」というものであり、人任せで選ぶことは推奨しておりません。

ご本人の状態や今後どう生きたいかなどの情報をもとに、利用可能な資源やサポートなどのアドバイスをさせていただきます。

 

 

Q 症状や受診の相談はできますか?

 

当サイトでは診断にかかる相談は一切行いません。

「医療介護」としておりますが、病気と一緒に生きる方法や医療処置、延命処置、在宅医療などといった看護の視点での情報提供をさせていただきます。症状などの診断目的の相談は医師がいる医療機関へ受診されることをお勧めします。

 


【プロジェクト終了要項】

●リリース完了予定日    
2021年8月

●ウェブサイト・アプリ内容    
・医療介護のための情報発信
・気軽に専門家に相談できるコミュニティ
・地域の医療介護サービスとつながるためのサポート

 

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プロフィール

30代で3人の子供を育てる看護師。 人前に出るのは苦手ですが、現場で感じた悔しさやもどかしさからこれから介護や親のことで悩む人のためになればとクラウドファンディングに挑戦してみることにしました。 知らない人へ情報を。苦しんでいる人に逃げ道を。 一人では無理でも、地域には助けてくれる人がいます。 孤独を感じている方や、誰にも話せない方に光を届けられるようなサービスを目指していきたいです。

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リターン

3,000


◆個人・法人問わずご支援いただけます◆お気軽応援コース(3千円)

◆個人・法人問わずご支援いただけます◆お気軽応援コース(3千円)

いただいたご支援のほとんどは活動費用に充てさせていただきます。

■支援者様にはお礼のメールを送付させていただきます。


※個人・法人問わずご支援いただけます。
※複数口ご支援いただけます。

申込数
29
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年8月

10,000


◆個人・法人問わずご支援いただけます◆全力応援コース!(1万円)

◆個人・法人問わずご支援いただけます◆全力応援コース!(1万円)

いただいたご支援のほとんどは活動費用に充てさせていただきます。

■支援者様にはお礼のメールを送付させていただきます。


※個人・法人問わずご支援いただけます。
※複数口ご支援いただけます。

申込数
23
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年8月

3,000


◆個人・法人問わずご支援いただけます◆お気軽応援コース(3千円)

◆個人・法人問わずご支援いただけます◆お気軽応援コース(3千円)

いただいたご支援のほとんどは活動費用に充てさせていただきます。

■支援者様にはお礼のメールを送付させていただきます。


※個人・法人問わずご支援いただけます。
※複数口ご支援いただけます。

申込数
29
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年8月

10,000


◆個人・法人問わずご支援いただけます◆全力応援コース!(1万円)

◆個人・法人問わずご支援いただけます◆全力応援コース!(1万円)

いただいたご支援のほとんどは活動費用に充てさせていただきます。

■支援者様にはお礼のメールを送付させていただきます。


※個人・法人問わずご支援いただけます。
※複数口ご支援いただけます。

申込数
23
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年8月
1 ~ 1/ 10

プロフィール

30代で3人の子供を育てる看護師。 人前に出るのは苦手ですが、現場で感じた悔しさやもどかしさからこれから介護や親のことで悩む人のためになればとクラウドファンディングに挑戦してみることにしました。 知らない人へ情報を。苦しんでいる人に逃げ道を。 一人では無理でも、地域には助けてくれる人がいます。 孤独を感じている方や、誰にも話せない方に光を届けられるようなサービスを目指していきたいです。

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