「みんなの居場所」の維持にご協力ください!
支援総額
目標金額 1,000,000円
- 支援者
- 9人
- 募集終了日
- 2024年3月23日
奏の仕事を紹介します!!
これまで奏のプロジェクトにご協力頂きました皆様、ありがとうございます!
皆様のお気持ちに日々感謝しております。
一人でも多くの方に奏を知ってもらえるよう、川口市だけならず、全国の同じような施設のことを知ってもらえるよう、これからも頑張っていきたいと思います。
今日は奏の利用者さんが取り組んでいる仕事について紹介します。
一つ目に紹介するのは、月遅れで不要になった雑誌の付録を分別する仕事です。
皆さんご存じのように、近年雑誌の付録は大型の箱に入っていることが多くありますね。
月遅れで不要になった雑誌は古紙回収業者さんでリサイクルされますが、私たちはその業者さんから、その雑誌の付録を預かり、まずはパッケージに使われている段ボール、厚紙、ビニールを分別、そして中身の化粧品や雑貨も廃棄品として分別します。おもちゃなどの場合、さらに金属やプラスチック等にも分類して、再び業者さんへ持っていきます。
作業自体はもちろんですが、はじめに材料を袋に入れて預かること、そして納品するのも皆さんの仕事です。これがまた結構な重さなんですよ!
毎回腰をさすりながら「あー疲れた」と帰ってくる利用者さんの表情は、それでも生き生きとしていてとても誇らしいく感じます。
もう一つは箱折りの仕事です。
近所の業者さんから、主にお菓子を入れる箱を組み立てる材料を頂いています。
色々な種類の箱があって、どんな美味しいお菓子が入るようになるのかな、そんな想像をしながらたくさんの箱折りに挑戦しています。
箱折りは手軽に折れるものもあれば、とっても高度な技術を必要とするものまで様々・・・。
得意な利用者さんはサクサクッ!っと大量にこなしてくれる人もいますが、苦手な人も「折れるようになりたい」と言いながら、一時間かけてやっと一個・・・というようなペースで頑張ってくれています。
奏は、作業「量」ではなく、仕事ができるように「どのように工夫したか」「どのような努力をしたか」を大切にしています。作業を通じて、一人一人が色々な思いを抱くこと、それ自体が大切なことだと考えています。
仕事を頂いているそれぞれの業者さんからの工賃が、そのまま利用者さんのお給料になります。
立ち上がったばかりの施設なので金額はまだわずかなのですが、それでも月に一度の給料日、「自分たちの働いた成果」と言って受け取り、喜んでくれる利用者さんの顔が、私たちスタッフの励みになっております。「金額が低くて申し訳ない」と伝えていますが、皆さん「いいんだよ!」と、また、「奏はまだ始まったばかり」「これから一緒に頑張ろう!」と、逆に我々スタッフを励ましてくれます。
奏に通う利用者さんは、その人によって「今日は半日で帰ります」「疲れたからコーヒー飲んできます」など等々。ご自身の体調に合わせて、無理なく仕事に取り組んでもらっています。
ここに通う皆さんが、自分のペースで、安心して過ごせる「みんなの居場所」作り、それが利用者さんとスタッフ一同の願いです。
この思いを皆さんと共有したく作業紹介いたしました。
このような思いで、「みんな一体となって」過ごしている奏を、引き続き応援の程よろしくお願いいたします!!!
リターン
500円+システム利用料
感謝のお手紙
ご協力くださったお一人お一人様へ、心を込めてお手紙をお書きします。
- 支援者
- 9人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年5月