KDP｜危険な状態が続くウッドデッキを修繕しお山の犬に安全な環境を

いつも応援ありがとうございます。KDPの菊池です。

お陰様で本日も犬たちは元気に過ごしております🎵

 

皆様のおかげで、現在第一目標から第二目標に進むことができております。

今日は、改めてプロジェクトにかける想いをお伝えさせてください。

 

私は、数年にわたって何百と言う犬達彼等と寝起きを共に生活をして、

初めは、右も左も解らずに、たくさんの想像や自分の思う気持ちを当てはめて

悩み、考え、犬達と接してきました。

 

その上で感じることは、彼らはとても強く、誇り高く、

前向きで、考え、行動し、危険を自ら回避し、社会性に優れ、

動物的感覚がとても優れた生き物だと言うことです。

 

お山の犬たちは、生死を分けた壮絶な過去、経験をしてきています。

そのとてつもない経験により、人、犬、その他の事に、

彼らはとても私達が思っている以上に経験を積んでいて良くも悪くも人なれし、

犬慣れし、我慢を覚え、諦めを覚え、身を守る為の危険を回避することを覚え、

人と付き合う事を覚えて来ています。

 

それはそれは、とても見事なものです。

 

 

そんな彼らをどうにかして幸せに、大切に、

もう辛い思いはさせないと、強い思いで臨んで下さる里親様に繋ぎます。

不安な点はとことんお話を聞かせて頂き、里親様と犬が安心して過ごせる様に

フォローさせて頂いております。

 

そんな信頼できる飼い主様に繋ぐための仲介役としてKDPは存在しているわけですが、

彼らが本来の姿や自分らしさを取り戻すため、日々の接し方には気をつけています。

 

 

彼らと向き合うために大切にしていることは、

彼らをよく知り、観察すること、そして心から安心させることです。

 

彼らの動物的本能を心から安心させること。

 

彼らが一番に求めていることは、誰にも負けない強いこちらの気であって、背中であって、

その一番強い心構えが、彼らの脳に一番敏感に届き、安心し、信じ、強い忠実になります。

 

この強い気持ちに勝てるものは他には何もありません。

犬を犬として見てあげることが彼ら犬、保護犬に対しての最大のリスペクトだと考えています。

 

その気持ち、彼らと信頼関係を育む場、としてKDPは存在しています。

そのために、過ごす環境は大変大切なものと考えます。

 

第二目標で掲げている「平小屋の解体と新設」は、

これまで何百頭と多くの犬たちが過ごしてきた場所でした。

先輩犬たちがたくさん使い込んでくれたお陰で、破損部分が目立っています。

 

なんとしてでも第二目標を達成し、修復することによって、

今いる子たちだけでなく、この場から新たな命を繋ぎたい。そう思っています。

 

 

稀に、KDPでずっと過ごしていたほうが幸せなのではないかという

お言葉をいただくことがありますが、それは違います。

 

いくら私共ボランティアがセンターから引き取って、

命を繋いでも、本当の意味で命を救ったことにはなりません。

 

受け入れて下さる、里親様が本当の意味で彼らの命を救っているのです。

 

殺処分手前の犬達であっても、どんなに可哀想な過去があったとしても

最終的には人、家族合って初めて光輝く命なのです。

 

この犬達を迎え入れて下さる事によって、今まで以上にご家族の生活が向上すること、

それで初めてお互いが幸せになることだと思います。

 

 

小さい犬の命から広がり、最終的には人にも犬にも生き物にも

優しい安心できるこの国を目指し次世代につなぎたい、と思っています。

 

それは、私たちだけが成し遂げられるものでは到底ありません。

 

この問題は、保健所とボランティアだけの問題では無く社会問題です。

一人ひとりの行動が未来を変えます。

 

皆様がこのクラウドファンディングへご支援をして下さる事、

このクラウドファンディングの情報の拡散の協力をして頂けている事も、

皆様の温かく優しいお心持ちからの一つの行動であられると

大変ありがたく心より感謝申し上げます。

 

皆様、引き続きどうぞ応援をよろしくお願い致します！

 

いつもありがとうございます。

 

特定非営利活動法人神奈川ドッグプロテクション 
代表　菊池 英隆