今日で震災から4年。
各メディアには、「復興道半ば」のフレーズの並びが目に付きます。

私が活動を展開する宮城県名取市閖上地区においても、復興事業区域における地盤のかさ上げ工事が、遅れに遅れてようやく昨年10月に着工したばかり。完了は3年の時間を要するとされ、この街に再び人が暮らせる環境が整備されるまでには、まだまだ数々の問題が山積してくることでしょう。
そして、いまだ行方不明となっている約40名の方々とご親族の皆様の心中を察すれば、新聞の「道半ば」というフレーズに少なからずの憤りをおぼえてしまいます。

 

あの日から4年。そしてこれからも歳月を重ねていく中で、あの日に遭ったことの教訓を、未来に生きる人たちのために、どのような時間を費やしていったらよいのかを、今日一日の中で改めて見直していければと感じています。

震災後に生まれた子供たちも、これから順次4歳を迎えることとなります。
この震災を体験しなかった子供たちが命を成してこの社会に加わってくるようになります。
震災を体験した者は、未来における震災の記憶の伝承の役割をしっかりと担わなければなりません。

今日が、みなさまにとりましても、震災の教訓とのよき意味の対峙が叶う日でありますことを、祈念いたします。

 

最後に私事で恐縮ですが、本日3月11日は、私が生誕した日でもあります。
自分にとりましては、「生きる」ことの感謝をまず最初の祈りとして、4年前のこの日を想い、鎮魂の祈りを捧げる一日とさせていただきます。

 

▲震災直後の仙台空港付近にて撮影

新着情報一覧へ