実行委員インタビュー＃３　石黒哲雄「一歩目を踏み出す事」

クラファンサイト運営・広報班　石黒哲雄

 

今困っている学生のために

自分が大学4年生だったらどうだっただろう？

リーグ戦のためだけに3年間やってきたのに、その機会が消えてなくなるかもしれない。

人数の少ないチームだったら？後輩が入らないと試合ができなくなってしまうかもしれない。

こんな緊急事態の中、ラクロスに携わる後輩達は不安だらけに違いない。

 

冷たい目で見られないか等の不安はあったけど、学生向けにできる事は何かを探し、個人でできる事をとにかく動いてみた。自主練・新歓・育成で使えるものの発信だ。

そんな行動を見てくれてか、今回のプロジェクトに声をかけてもらった。

僕個人で出来ることなんてあまりにも小さいので、携わる事に決めた。

 

 

当初はプロジェクト内で「新人獲得のために広告をうつ」という大枠しか決まっていなかった。

プロジェクト運営のMTGを重ねる内に議論が逸脱したり、目的と手段が入れ替わってしまったりするケースがどうしても多々あった。

その際は「このプロジェクトの目的は、学生を助けることが目的」という共通認識を忘れずに立ち返ることを1番大切にしていた。

 

僕らだけの議論だと、現場感が無い会話になるケースが多い。だからこそ、学生が今どういう状況かのキャッチアップと、それをどのようにどういう人たちに伝えていくかを考え続けた。

 

学生のミーティングに参加させてもらい、いろんな声を聞き、学生やラクロス界の状況を自身のメディアを含め発信する事は継続した。

 

 

実行委員以外の力

プロジェクトの実行委員をやっているけれど、このプロジェクトが順調に進んでいるのは、全く僕たちの力だけじゃない。

自らの意思で拡散してくれる人や、協力しようと声を上げてくれる人が実行委員以外にたくさんいて、安い言葉にはなるけど、感動した。同じ思いを持っている仲間はこんなに沢山いるんだと実感した。

プロジェクト始動当初は成功するか不安が大きかったけれど、協力してくれる方が沢山いたから、次第に自信をもってプロジェクトを進めることができたと思う。

 

 

一歩目を踏み出す事

完璧じゃない状態でもなにかやりたいという情熱があれば声を上げて一歩目を踏み出す事がとても大切だなと、このプロジェクトを通して実感した。

クラウドファンディングだけに限らず、いろんな波がどんどん起きてほしい。

今回のプロジェクトによってラクロスの広告が新入生をターゲットに流れているが、新歓はそれだけで成功するわけない。

こんなことができればいいのにと思っていることがあるなら、まずは動いてみることこそがラクロスの未来を築き上げていくと思う。

みんなで切り開いていきましょう。

Shine!

 

 

代表歴：2013年U22日本代表、2013年-2018年日本代表

 

所属：FALCONS←明治大学

 

出身：筑波大学附属高校