さくらんぼ共生会、30年目のチャレンジ。グループホーム建設へ

支援総額

1,400,000

目標金額 1,200,000円

支援者
69人
募集終了日
2020年8月31日

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プロジェクト本文

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|30周年をむかえる今年、新たな取り組みを

 

ページをご覧いただき誠にありがとうございます。社会福祉法人さくらんぼ共生会理事長の髙橋一重です。当法人の理事長でありながら、長きに渡り息子を通所させている親の立場でもあります。2020年度、さくらんぼ共生会は30周年を迎えました。日頃から私たちの活動を応援し支えてくださっている皆様に、この場をおかりしまして厚く御礼申し上げます。

 

節目を迎える今年、私たちは新たにグループホームを建設する計画を進めています。障がいがあっても、実家や入所施設をでて、自立した生活をおくれるように支える、そんな生活の拠点を目指します。

グループホームの総工費は6,000万円程を予定しています。そのうち3,815万円程度の国庫補助金をいただけることが6月末に内定しておりますが、残りは自己資金やご寄附で賄う必要があります。そこで、今回こうしてクラウドファンディングに挑戦し、皆さまのお力をおかりしたいと考えています。

 

多くの方にこのプロジェクトの趣旨をご理解いただければと思い、建設するにあたっての私たちの想いを書いております。長文となりますが、最後までお読みいただければ幸いです。

 

 

 

|『遊び楽しむ』を大切にする。さくらんぼ共生会のあゆみ

 

さくらんぼ共生会の活動の柱は、山形県寒河江市の福祉事業所「さくらんぼ共生園」の運営です。開所当初から『遊び楽しむ』を大切にしながら、陶芸や織物などを中心に創作活動を行ってきました。

 

陶芸に取り組む利用者さんたちは、自分の内側に秘める生きる力をさらけ出すかのように、『喜怒哀楽』も粘土に混ぜ込みながら、感じるままに作品をカタチつくります。織物では、一瞬の感覚や力の強弱で糸を紡ぎ、世界にひとつしかないアート作品を自由な発想で創造しています。


その他にも施設を利用される方と職員が一緒となり、『共生』をテーマにさまざまな活動に取り組んできました。
 

ギャラリー&カフェ『あるあーる』

利用者さんがスタッフとなりって運営するギャラリーカフェです。アート作品の展示や、自主製品の販売を目的として、2016年にスタートしました。毎日変わる『日替わりランチ』や、注文を受けてから豆を挽くコーヒーが人気です。

 

 

はっぴぃエコプラザ寒河江

地元スーパーのご協力をいただいておこなっている資源回収活動です。週に1回、店頭に利用者の方が立ち、お客さまが持ち寄る資源を回収し、売却益を活動費や作業工賃のアップに繋がっています。お客さまにとっては資源回収だけでなくお得なクーポン券をもらえるというメリットになり、お店にとっては集客アップにつながり、まさに『三方良し!』の活動になっています。

 

 

 

ハートフルドローンプロジェクト〜農福連携の新しいカタチ〜

山形県だけでなく、農業県とされる地域で深刻な問題となっている、農業従事者の高齢化や担い手不足。そんな中最近では、福祉分野の課題である就労の機会の提供や作業工賃アップを図りたいという課題と、農業分野の課題をマッチングさせる、『農福連携』の取り組みが増えてきました。私たちの取り組む「ハートフルドローンプロジェクト」では、利用者さんがイラストを描いた「アートドローン」を、田んぼの追肥散布に活用していただき、防除料の7〜10%の売り上げを活動費や工賃アップに還元。全国でも珍しい活動です。

 

詳細はこちら:https://zpng.jp/event/heartwarmingdrone/

 


|「障がいがあっても、自立したい。」その想いに寄り添うということ。

 

長年にわたり、障がい者の支援事業を行う中で、私たちはグループホームの必要性を強く感じてきました。利用者さんやご家族からは、「実家や施設を出で、自立した生活を送りたい」という声を多く耳にします。心と身体に障がいやハンディを持つ方でも、住み慣れた環境で、さまざまな福祉支援サービスを受けながらも、『地域との結びつき』を大切にしながら生活していきたい、という想いがあります。


そこで平成25年、さくらんぼ共生会は補助金や多くの皆様からのご支援をいただき、共同生活援助事業グループホーム『おらだな』を開設しました。

 

 

施設などでの管理された生活とは異なり、グループホームでは、全室個室でプライバシーが確保された生活を送ることができます。夕食後には、入居者同士でテレビを観たり、居室に戻ってゆっくり読書をしたり、また休日は帰省や買い物など自分の意思で自由に過ごすことができます。地域の方との関わりや交流も多くなり、社会の一員であるという自負と責任感、『感謝の心』が芽生えてきます。

 

入居した方々からは、「実家から事業所に通う生活から、『自分の住まいである城』ができた。」「支援者の方からの一部のサポートを得ながらではあるが、心が穏やかに生活を送ることができた。」といった声をいただいています。

 

 

 

|寒河江市には、まだまだグループホームが必要性です

 

寒河江市内には現在、他の法人が運営するグループホームと「おらだな」を含め2か所しかない状況です。(寒河江市人口4万人)山形県の寒河江市1市4町を含む西村山郡(寒河江市4万人、河北町1.8万人、西川町5,300人、朝日町7,000人、大江町7,800人・・8万人程)の人口からみても、寒河江市のお隣、河北町にある1か所の他の法人が運営するグループホームのみとなっており、西村山郡には、3つしかグループホームがない状況です。*

 

そのためグループホームへの入居を希望する方が多くおりますが、上記のとおりグループホームの数が少ないのが現状です。生活の支援が必要な方もご家族の高齢化がすすむ不安もかかえており、さまざまな福祉サービスを可能な限り組み合わせるなどし、在宅で入居を待ち望んでおります。


生活の支援度の高い方も含め、自立したいという方々の気持ちを大切にしながらサポートする、地域福祉の力が求められています。そこで私たちはこの度、2つめのグループホームの建設に踏み出すことにしました。グループホームには、基幹相談支援センターを併設する予定です。地域との連携して相談支援や情報提供をおこない、地域の中核的な存在として、障がいをお持ちの方の地域生活をサポートする拠点を目指します。

 

*参考

寒河江市:https://www.city.sagae.yamagata.jp/ 

大江町:http://www.town.oe.yamagata.jp/basis/S-page/011-oshirase/oe-town_jinkou.html

西川町:https://www.town.nishikawa.yamagata.jp/

河北町:http://www.town.kahoku.yamagata.jp/6834.html

朝日町:https://www.town.asahi.toyama.jp/

 

平成25年4月1日開所 ホーム『ORADANA』おらだな 共同生活援助事業/短期入所事業

 

共同生活援助事業所『グループホーム』(併設:基幹相談支援センター「かぼちゃ」)
所在地:山形県寒河江市南町三丁目3番31号
定員:グループホーム6名 ショートステイ1名
建設開始予定:令和2年度
開所予定:令和3年度より

 

目的
地域での共同生活を通して、自立と社会参加を支援すること
①相談支援機能
②体験の機会・場の提供
③緊急時の受け入れ・対応機能
④専門的人材の確保・養成機能
⑤地域の体制づくり機能

 


|クラウドファンディングに挑戦する理由

 

私たちは、昨年度からこのグループホーム建設の計画を進めておりました。しかしながら新型コロナウィルスの感染拡大の影響をうけ、補助金の申請や工事の計画は思うように進みませんでした。

 

ようやく6月末に国庫補助金の内定が決まり、本格的に準備が動き出すことになりました。グループホームの総工費は6,111万円を予定しており、補助金と自己資金だけで全額を賄うことは非常に難しい状態です。そこで今回こうしてクラウドファンディングに挑戦し、皆さまのお力をお借りしたいと考えています。

 

=============

総事業費  6,111万円

<内訳>
設計管理費:173万円

躯体工事費:2,227万円

機械設備費:1,393万円

電気設備費:455万円

冷暖房設備費:250万円

スプリンクラー:458万円

外溝工事費:139万円

仮設管理費:476万円

消費税:  540万円

=============

 

今回は、寄附控除の対象となる寄附コースと、さくらんぼ共生園の利用者さんによる「世界にひとつだけのアート作品」をお届けする購入コースの2つのパターンをご用意しました。

 

 

 

|誰もが住みやすい「共生社会」の実現を目指して

 

この取り組みは、山形県の小さな社会福祉法人のグループホーム立ち上げではありますが、当事者の声から前進したこのプロジェクトを必ず成功させ、全国の福祉事業者のモデルになればと考えております。


この地域と『共に生きる』をテーマにした活動が、『共生社会』の実現のための問題提起となり、誰もが住みやすい社会を創造していくきっかけとなることを願います。


心と身体にハンディがあっても『生まれ育った地域で暮らしたい』という想いに寄り添うため、私たちの想いに共感して下さる皆様からの温かいご支援を、どうかよろしくお願いいたします。

 

 

 

|税制優遇について

 

*リターンタイトルに【寄附型】と記載されているコースをご支援いただいた方が対象です。

 

本プロジェクトを通じて寄附を行う場合には、以下の税制優遇を受けることができます。

 

<内容>

・個人の場合

2,000円以上の寄附をされた方は、寄附金領収書を添えて確定申告を行うことで、所得税に関する優遇措置として「税額控除」か「所得控除」のうち有利な方を選択できます。一部の住民税についても優遇措置の対象となる場合があります。


「税額控除」

「社会福祉法人等への寄附金の合計額-2千円」の40%相当額をその年の所得税額から控除することができます。対象となる寄附金額は、総所得金額等の40%が限度であり、税制控除額は、所得税額の25%相当額が限度となります。

 

「所得控除」 

寄附した個人は確定申告によって次の限界内で所得税法上の寄附金控除が受けられます。


「特定寄附金」と「総所得金額等の合計の40%相当額」といずれか少ない方の金額-2千円=寄附金控除額

 

仮に、その年分の所得が200万円の人が50万円を社会福祉法人などに寄附した人は、49万8千円の寄附金控除が受けられます。

 

・法人の場合

寄附した法人は、確定申告によって次の限度内で法人税法上損金算入ができます。

※詳しくは自治体や所轄税務署、国税庁のウェブサイトなどをご覧ください。

 

(1)一般寄附金の損金算入限度額について、資本金等の額1,000分の2.5相当額と所得の金額の100分の2.5相当額との合計額の4分の1と資本を有しない法人等にあっては所得の金額の100分の1.25相当額とする。

 

(2)特定公益増進法人に対する寄附金の特別損金算入限度額について、資本等の額の1,000分の3.75相当額と所得の金額の100分の6.25相当額との合計額の2分の1と資本を有しない法人等にあっては所得の金額の100分の6.25相当額とする。

 

<寄附金領収書の発行について>

寄附をされた方には、後日「寄附領収書」を送付いたします。


・領収書名義:ギフト発送先お名前にご登録の氏名を宛名として作成します。

・領収書発送先:READYFORアカウントにご登録の「ギフトの発送先ご住所」にお送りします。

・寄附の受領日(領収日):READYFORから実行者に入金された日となります。

 

※上記の措置を受けるために申告書に際してこの領収書が必要となりますので、相当期間大切にご保存下さい。

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プロフィール

 社会福祉法人さくらんぼ共生会の理事長を務める髙橋一重と申します。 数名の小さな作業所から出発した社会福祉法人さくらんぼ共生会は、皆様からのお力添えをいただき、30年の節目を迎えます。感謝申し上げます。  法人名でもある『共生』ですが、支援を必要とする方も支援者側も、 『一緒に笑って』『一緒に悩んで』『一緒に泣く』『一緒に食べる』 それは、『共に生きる』というメッセージが秘められております。  時代が変わっても、個性『らしく』を大切にしていきたいと思っております。

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リターン

3,000


【購入型】缶バッチ2個

【購入型】缶バッチ2個

・感謝のお手紙
・創作活動で描いたオリジナル缶バッチ

自由に描いた絵画を缶バッチに仕上げました。
このオリジナル缶バッチは、おひとりおひとりの『これならできる』を大切に考え
完成に結びつけた作品。世界にひとつだけの作品です。

※寄附控除の対象になりません

申込数
7
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年12月

3,000


alt

【寄附型】

・感謝のお手紙
・寄附金領収書

※寄附控除の対象になります

申込数
13
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年10月

3,000


【購入型】缶バッチ2個

【購入型】缶バッチ2個

・感謝のお手紙
・創作活動で描いたオリジナル缶バッチ

自由に描いた絵画を缶バッチに仕上げました。
このオリジナル缶バッチは、おひとりおひとりの『これならできる』を大切に考え
完成に結びつけた作品。世界にひとつだけの作品です。

※寄附控除の対象になりません

申込数
7
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年12月

3,000


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【寄附型】

・感謝のお手紙
・寄附金領収書

※寄附控除の対象になります

申込数
13
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年10月
1 ~ 1/ 13

プロフィール

 社会福祉法人さくらんぼ共生会の理事長を務める髙橋一重と申します。 数名の小さな作業所から出発した社会福祉法人さくらんぼ共生会は、皆様からのお力添えをいただき、30年の節目を迎えます。感謝申し上げます。  法人名でもある『共生』ですが、支援を必要とする方も支援者側も、 『一緒に笑って』『一緒に悩んで』『一緒に泣く』『一緒に食べる』 それは、『共に生きる』というメッセージが秘められております。  時代が変わっても、個性『らしく』を大切にしていきたいと思っております。

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