新年度を迎える「制服を着ていない子どもたち」へ

いつもたくさんのご支援をありがとうございます。

キッズドア代表の渡辺です。
2016年度も無事に終了いたしました。様々な理由で低所得状況にある231名の中学3年生を高校に送り出すことができました。

2016年10月にスタートした、高校中退後の学び直しや中隊予防のための無料学習支援教室「リファインド」も新年度を迎えました。

しばらく１名の生徒さんから始まった事業も、今では15名に増え、毎日頑張っています。

 

 

夢や希望を持って高校に進んでも、家庭の基盤の弱い生徒たちは中退や留年（東京都立の高校では留年＝転退学）というリスクがあります。

高校受験の時には、勉強部屋はもちろん勉強机もない、塾に行くのはもちろん模試を受けるお金を用意するのも大変、私立には行けないから公立高校しか受験しない、だめだったら二次募集で定時制に進学する。

 

そんな苦労を乗り越え、人一倍の努力をして高校に入っても、アルバイトをたくさんしなければならないので学習に割く時間がとれず赤点をとってしまう、時給の高い夜のシフトがたくさんあって遅刻ばかり、通学定期を買うお金がないので休むしかない、友達付き合いをするお金がないのでなんとなく孤立して、不登校に・・・。

 

そんな高校生を支えるために作ったのが「リファインド」です。せっかく入った高校なので、できるだけ中途退学は防ぎたいし、もし高校中退しても高卒認定の資格を取ったり、就職に結びつくチャンスが低所得の高校生にも必要です。

 

 

たくさんの皆様からご支援をいただき、現在77％の達成率になりました。

目標の120万円まであと一息です。

 

新年度を迎える「制服を着ていない子どもたち」へも、ぜひ皆様のご支援をよろしくお願いいたします。